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伊予の早曲がり(再考)

2020-11-06 22:04:57 | ニュース
NHKのローカル番組で伊予の早曲がりについて調査報道を見た。調査によると79%が見かけたことがある、28%がやったことがあると答えたそうだ。60年前頃から伊予の早曲がりが認識されていたらしい。だが、何故そうするかについては突っ込み不足だったように感じた。

伊予の人は通常は穏やかなのだが、その反動として運転すると気が短くなるとか、後方の車に気を使って早曲がりするとか、幾つかの分析が紹介されたが今一ピンとこなかった。40年以上東京や米国西海岸でハンドルを握った経験では、伊予のドライバーに特有の特徴がある。

15年前頃から母の介護の為に帰郷するようになり、近年は年の半分は愛媛県で車を運転するようになった。私も何度も早曲がりを目撃し、私自身も早曲がりをしたと投稿した。私は実体験から「伊予の道では右折するのに時間がかかる」のが原因ではないかと思っている。

交差点で右折する時に直進する対向車が黄信号で止まらないどころか、赤になっても交差点に突っ込んでくるのだ。例えば重信川にかかる出合橋の松山側の交差点を観測するといい、赤信号になった直後でもほぼ例外なく直進車が来るので右折は要注意だ。私自身が黄信号で交差点を通り過ぎた直後、信号が赤になったのに後続車がいた経験が何度もある。

更に停車した車の発進が遅いので続いて右折できる車が限られる。つまり、伊予路では中々右折出来ないのだ。それが早曲がりが習慣になってしまう原因だ。そういう意味で私は早曲がりする右折車の気持ちはわかる。私の車は発進が早いスポーツタイプなのでそう感じるのかもしれない。

モチロン、早曲がりは大事故になる危険な運転だ。現在は放置状態だが、もっと厳格に交通規制すべきだと思う。しかし、直進車と右折車の両方の問題だ。右折車が中々右折できなくて困らないよう直進車は黄信号で停車するよう徹底すべきだと私は思う。■

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