かぶれの世界(新)

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医師の専門外無知識

2023-07-19 22:03:54 | 健康・病気
挨拶を兼ねて昨日最寄りの歯科医に診て貰った。田舎の歯科医に診て貰っている部位以外に治療すべきところがないか指摘を受けたかった。一昨日アイスキャンデーを食べている時、左上の奥歯辺りが沁みて鎮痛剤を飲んで眠れたので気になっていた。だが、結果的には直ぐに治療すべきところはない、様子を見ようということでホッとした。

治療中ずっと先生と雑談が続いた。話題を変えて私が4月半ばに偽痛風で入院し5月初に退院後も痛みが続いていると報告すると、意外にも先生は偽痛風が何か痛風とどう違うか知らなかった。それを聞いて老看護婦、(多分、先生の母親)が私達に詳しく解説してくれた。

偽痛風は痛風に似た関節炎を引き起こす症状で、主に男性が発症するが痛風と異なり高尿酸血症ではないという。彼女の知り合いにも偽痛風にかかったジーサンが多いという。私の経験とネット検索で得た知識とほぼ同じ様な症状だった。だが、歯科医の女先生はダンマリだった。

私には似た経験があった。帰京直後に受けた健康診断で、掛かり付け医に偽痛風の治療を受けていると申告した。先生は偽痛風とはどういう病気か、痛風とどう違うのかと意外な質問を受けた。私はネットで見た情報を思い出し、血管内に「ピロリン酸ナンタレカンタレ」が沈着して痛風と同じような症状を引き起こすと曖昧で適当な説明をした。

私はまさか掛かり付けの老先生が偽痛風を知らないとは思いもしなかった。田舎の市立病院に入院した時、担当医が偽痛風と指摘したがそれ以上詳しい説明がなく、東京に戻ったら整形外科に行けと言われた。帰京後に診て貰った整形外科医も丁寧な説明をしてくれたが、具体的な治療に変わりはなかった。どの医者にとっても偽痛風は専門外だった。■
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夫々の理由

2023-07-18 20:51:44 | 日記・エッセイ・コラム
今月初めに帰京して長男と長女の家族にまだ一度も会っていない。娘が気を使って1週間後に孫達全員を連れて泊まりに来る予定だ。その娘が午前中に家内を通じて食事の誘いのLINEをくれた。家内によれば、昨年自宅改築後に近所の孫の友達が連日入りびたりで気分転換したいらしい。

娘宅の2階を山小屋風の居間と夫婦の部屋に作り直し、1階をユーティリティと子供部屋にしたという。壁にはボルダーリングと雲梯の仕掛けなどを取り付け、近所の子供達の羨望の的になったのだという。家内と娘で話し合い西国分寺のカレーショップに行くことになった。特に孫がカレーのナンが大好きだと聞き、私も同行しない訳にいかなくなった。

お店で少し甘めの和風インドカレーを楽しんだ後、私だけ家族と別れ西国分寺から府中街道に出て歩いて帰ることにした。家内や娘は私が無理して歩き足を痛めるのを心配して強硬に反対したが、私は少しずつ運動量を増やして体力を回復したいと思い聞く耳を持たなかった。私には私なりの理由もあった。近年この辺を歩いたことがなかった。

西国分寺から武蔵野線と府中街道に挟まれるように歩き、中央線と東八道路の交差を横切り、更に左に府中刑務所、右に北府中駅を通り過ぎた。その先の左手の府中市民球場から東京地区高校野球大会の歓声が聞こえてきた。更に進むと甲州街道と交差し、直ぐ先の自宅に戻った。刑務所以北の府中街道沿いの道並は昔とはだいぶ違う印象だった。トータル8キロ2時間余りの距離を歩いたはずだ。

8キロ余りのウォーキングは1カ月前に田舎で実家から長浜まで自転車で往復した時以来の運動量だ。その時は翌日足に激痛が走り、偽痛風退院後のリハビリをやり直す羽目になった。だが、今回は昨夜寝る前も今朝起床時も足の痛みが出なかった。気を付けて歩いたせいかもしれない。孫とカレーを食べた後に懐かしい道を歩き体調が一気に回復したせいかもしれない。■
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良いことは続けて起こる

2023-07-16 16:19:39 | 日記・エッセイ・コラム
一昨日の夜に昼間使ったスマホとパソコンの充電を同時にした。スマホの充電時の振る舞いが何時もと異なり、充電に時間がかかり何時まで経っても画面が真っ黒だった。1時間以上たってもスマホ充電のパーセント表示が出ず、何度か繰り返しても変わらず電源も入らなかった。

充電中のパソコンの上に充電中のスマホを置いたので、いつもより温度上昇が高くなってスマホの電源系統に異常が起こったのかと思った。電源が入らない単純な現象でやりようがなく直ぐにギブアップした。1世代前のスマホと合わせ一緒に息子に見てくれと頼みベッドについた。

翌朝目が覚めるとダイニングテーブルに二つのスマホが重ねて置いてあった。朝食時に二階から降りてきた息子に聞くと何の問題もなく正常に動いたとの返事。それを聞き、即電源を入れるとその通り正常に起動した。昨晩スマホの買い替えを覚悟した。今やスマホなしの生活はあり得ない。スマホとパソコンがあれば家族間の連絡から買い物・旅行など大抵のことは何でもできる。

原因は不明だがスマホが使えると分かっただけですっかり元気になった。朝食後に家内と息子にウナギを食べに行こうと申し出た。酷暑の季節になって一度もウナギを食べたことがない私が、今月初めの帰京直前にウナギを食べたばかりの家内と息子に押し付けた格好だった。

二人がお気に入りの市内で一番美味しく何時も行列が出来ているというウナギ屋に行った。10時50分に開店前の店に着くと歩道に並べられた行列用のベンチには誰もいなかった。だが店が開く11時半には20人弱の列が出来た。我々は一番のりだった。気温は高かったが曇り空だったので助かった。長い待ち時間でもスマホがあれば全然気にならなかった。

待ってる間に調理場から流れ出て来るウナギを焼く煙はそれ程好きではなかった。家内や息子は市内で一番美味しい評判と言ってうな重を食べたが、私にはご飯を減らしたうな丼で十分だった。ケチをつける積りはない。偉そうに言うとウナギは普通、「お茶が美味しかった」という程度。でも勘定する時は可愛いおネーちゃんに「美味しかったよ」と言った。

12時半頃に店を出ると待ち行列のベンチに3人の初老の客が座っていた。30分余りの昼食だった。我々が一番乗りだったよと彼らに伝え、曇り空で助かったねとか、暫くの間どうってことない雑談が弾んだ。その後私だけ散歩に行くと言って家族と分かれ新小金井街道に向かった。

大國魂神社から競馬場に向かい遊歩道を経由して旧甲州街道に出て、分倍河原のショッピングセンターで甘いモノを買って帰宅した。1万歩・7キロの距離を歩き、帰京後では最も長く歩いたことになる。途中、会社勤め時代にバドミントンを教わった社会人クラブのリーダーに出会った。

会社のバドミントンクラブは東京地区の当時社会人バドミントン二部リーグに属し彼はリーダーだった。私が30歳前後の頃社員の娯楽を兼ねて終業後にバドミントンクラブの部員がコーチ役になって教えてくれた。それがきっかけで私はバドミントンにはまった。お蔭で歳をとっても趣味の運動として日米でバドミントンを続け仲間が出来た。

彼によるとクラブの仲間も歳をとり、今では足や腰を痛めながらも元気にバドミントンを続けているらしい。私も出来るだけ長く続けたいと思っている。今朝起きると昨日歩いた距離ほどに覚悟した足の痛みが酷くなかった。気持ちの問題か。良い事は続けて起こる。■
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東京郊外の暮らし(3)

2023-07-14 21:10:17 | 日記・エッセイ・コラム
帰京から2週間が過ぎた。4月半ばに痛めた足は一向に完治する気配がなく、このまま田舎に痛みを持ち帰る見込みだ。水曜日の12日は八王子が39度を超し、約束の打合せをキャンセルしてしまった。だが、一転して翌13日の昼間は一気に最高気温が7度下がった。

今日も昨日と同じく普通の夏が戻ったように感じた。昨夜はよく眠れた。頻尿の私だが朝の5時前に目が覚めて1度しかトイレに行かなかった、帰京後一番の熟睡だったと思う。昼間の最高気温が31度に収まった。だが、 梅雨が明けたという報道はない。

質の良い睡眠が取れたせいか、或いは普通の夏に戻ったせいか、足の具合が若干回復した気がする。まだ、足の腫れが残っておりビニールの袋を被せて歩いているように感じる。更には左足も若干の違和感が残っている。しかし、全体の痛みは少しずつ減って来たと思う。

今日は足の具合が良いので買い物を兼ねて約8000歩・5キロ歩いた。帰京後は2‐5キロ以上は歩かないようにしている。一方で、運動不足で体の筋肉が減って運動能力が劣化するのも不安だ。正直言うと運動能力を失った老人になるのは絶対嫌だ。だが、どうしていいか分からない。

今回の帰京は子供や孫に会う機会が一度もなかった。私の体調が整わないのと、孫達が大きくなって両親の都合に合わせて祖父や祖母に顔を見せに行く気持ちにならないのかと思う。私は就職して東京に出てから、父が早逝し残った母と祖母の顔を見に帰郷した思い出は殆どない。祖母が死んだ後一人暮らしの母を気にして田舎と東京を行き来した程度だ。私が文句を言う筋合いはない。

辛いのは私の体力が衰えて山歩きやサイクリングに行けなくなることだ。近年、老化が進み身体的精神的な衰えを「フレイル」と言うらしい。言い換えると如何にして健康的な老人になるかだ。しかし、私の歩くスピードは誰よりも遅い、悔しい位遅い。もっと早くなって帰郷したい。■
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暑い一日

2023-07-12 20:51:20 | 日記・エッセイ・コラム
今朝起きると枕元と首筋にびっしょり汗を掻いていた。体がだるくて全くやる気が起こらなかった。今日の午前中に約束していた調布の会社との打ち合わせに参加する気力が失せて、スマホで打合せキャンセルを申し出るメールを打った。こういう時スマホはホントに便利だ。

朝ドラを見ながら朝食を済ませ家内はアルバイトに出掛け、私は洗濯物干しにベランダに上がった。8時過ぎの空は真っ青で強い日差しのもと私は一瞬フラフラした。向かいの家のベランダは西向きで日が当たらず、洗濯物干しのお婆ちゃんと目が合うと「暑いね!」と声が飛んできた。

約30分かけて洗濯物干しが終り居間に下りてテレビニュースを見てると、打合せを中止を了解する連絡が来ててホッとした。そのあとテレビ映画を見ながらソファーに寝転がっていると、11時半ば頃に八王子の気温が39度超になったと報じているのを見て驚いた。

昼食は自分の好みの総菜を買ってきて済ませろと家内に言われていた。同居の息子は出勤日なので私は自分一人で何とかするしかなかった。だが、今日は買い物に行く元気がなく冷蔵庫のなかを掻きまわして、昨夜の残り物とか酒のツマミや冷凍品を昼食代わりに食べた。

その後は又もソファーに寝転がってテレビ鑑賞、午前午後合わせて英国刑事ドラマ「刑事フォイル」を2本と西部劇「騎兵隊」を見た。そこで家内が帰宅してお土産のハーゲンダッツを食べながら「刑事フォイル」の3本目を見た。その後、家内のご機嫌取りと散歩を兼ね買い物に行った。

今日は家内を含め老婦のご機嫌取りに徹した。自転車を押して歩く婆ちゃんに声をかけ坂道の自転車の牽き歩き、ビルの出口に続いて来る老婦人の為にドアを開いて待ち「年寄りは頑張ろう」と声をかけた。南武線の踏切に続く狭い道の片隅で老婦人を待った。彼女達の笑顔の礼は素晴らしかった。

八王子ほどではないにしても、私の住む府中市も37度を超えソファーで寝転がってても、居眠りして目が覚めると汗びっしょりだった。エアコン無しの室温は33度前後だったが、サッシやシャッターの開け方やカーテンの締め方の組み合わせを工夫して何とかやり繰りしてる。■
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