3か月振りに昨日帰京した。松山空港はコロナが始まって以来というか、かつて見たことがない程に混雑していた。737-800機内も満席だったが、機内の通路を通る人は少なめだったと思う。新型機のはずだが座席の前のスクリーンはスマホも含めニュースが見えず物足りなかった。
東京に近づき富士山や伊豆七島が見えると機内放送があった頃から、私の目の前の霧が晴れた。窓の外は雲で高度を下げても殆ど景色が見えなかった。私はいつもの通り通路側の席に座り、横に座った若い女性二人(後で私から見れば若いと言い訳)に富士山が何処に見えるか問いかけた。
その時奇跡が起こった。窓際の彼女は何と山登りが趣味で、そこから山登りの話題で一気に話が弾んだ。手前の女性は山登りはしないようだったが、二人とも都民で何かと話題についてきてくれた。一時期山ガールが話題になったとか、更に昔は山で知り合った美人が里に下りると普通の人になると言う歌がヒットしたとか。この話題について来ると言う事はそれ程若くないとか。
彼女は高尾山から雲取山とか南アルプス縦走もしたそうだ。谷川岳も尾根歩きで登ったそうだ。一番印象に残っている山は燕岳だそうだ。正直言うと私は登ったことがなかったが、激賞して話を合わせた。私も南アルプス縦走をし雲取とか甲武信に何度か行ったし、白馬や鹿島槍の話題をした。
一番印象に残っているのはクマの被害が多い米国西海岸の山で、家族で2泊3日のハイキングをした時にクマよけのベアワイヤーを利用したこと、彼女は友達が野生の猿に囲まれ大変な思いをしたことなど話題は尽きなかった。もっと富士山が早く出てくれば楽しい話が出来たのにと言って笑わせた。味気ない一人旅が楽しい話が出来たことを二人に何度も感謝した。
昨夜は家内と久し振りに赤ワインを飲んだが、暑い夜で寝付けずエアコンをつけてやっと眠れた。だが、未明に凄い音で雷の轟音がとどろき目が覚めた。家内や二階の部屋の息子は気付かなかったというが。タイマーをセットしたつもりだが、朝までエアコンが働いていた。
朝食後ネット検索して家内が勧めてくれた整形外科クリニックに行き、偽痛風の診察を受けた。先生は私の話を良く聞いてそれに逐次医学的な説明をしてくれた。毎年受けてきた健康診断の結果を記憶したパソコンを見せると詳しく説明してくれ納得した。初めての経験だ。
情けないのは最近の物忘れで聞いたその場で納得しても直ぐに忘れてしまうことだ。ポイントは痛風の原因となった高尿酸値よりも、偽痛風の原因になったピロリン酸カルシウムが溜まり痛風のような痛みが出るのだそうだ。その後の薬剤師にもパソコンを開いて私の生化学データを記録したスプレッドシートを見せ、クレアチニンがここに来てやや高めなのを指摘された。
最初に入院して担当医の説明を聞いた時から今迄に感じた疑問はほぼ説明されたと思うが、その結果処方された薬や生活面での注意事項は入院時から今日までの約2か月半ほぼ同じだった。今日診て貰った整形外科医はとても丁寧に説明してくれたが、結果はほぼ同じだった。尿酸値を下げる薬は念の為に継続、痛み止めのロキソニンは副作用を避け必要な時に限って服用、それだけだ。
だが病院の待合室は帰京時の機内より多く超満員で、次々と患者が来て立って待つ人もいた。やっと座席が空いて座り、直ぐに横の老婦人に話しかけ何故こんなに患者が多いと思うか聞いてみた。彼女は患者の話を良く聞き説明してくれるから、家内と同じ返事が返って来た。その後、なるべく話が続くよう頑張ったが答えは既に聞いていた。後は時間繋ぎで業を磨くだけだった。■
東京に近づき富士山や伊豆七島が見えると機内放送があった頃から、私の目の前の霧が晴れた。窓の外は雲で高度を下げても殆ど景色が見えなかった。私はいつもの通り通路側の席に座り、横に座った若い女性二人(後で私から見れば若いと言い訳)に富士山が何処に見えるか問いかけた。
その時奇跡が起こった。窓際の彼女は何と山登りが趣味で、そこから山登りの話題で一気に話が弾んだ。手前の女性は山登りはしないようだったが、二人とも都民で何かと話題についてきてくれた。一時期山ガールが話題になったとか、更に昔は山で知り合った美人が里に下りると普通の人になると言う歌がヒットしたとか。この話題について来ると言う事はそれ程若くないとか。
彼女は高尾山から雲取山とか南アルプス縦走もしたそうだ。谷川岳も尾根歩きで登ったそうだ。一番印象に残っている山は燕岳だそうだ。正直言うと私は登ったことがなかったが、激賞して話を合わせた。私も南アルプス縦走をし雲取とか甲武信に何度か行ったし、白馬や鹿島槍の話題をした。
一番印象に残っているのはクマの被害が多い米国西海岸の山で、家族で2泊3日のハイキングをした時にクマよけのベアワイヤーを利用したこと、彼女は友達が野生の猿に囲まれ大変な思いをしたことなど話題は尽きなかった。もっと富士山が早く出てくれば楽しい話が出来たのにと言って笑わせた。味気ない一人旅が楽しい話が出来たことを二人に何度も感謝した。
昨夜は家内と久し振りに赤ワインを飲んだが、暑い夜で寝付けずエアコンをつけてやっと眠れた。だが、未明に凄い音で雷の轟音がとどろき目が覚めた。家内や二階の部屋の息子は気付かなかったというが。タイマーをセットしたつもりだが、朝までエアコンが働いていた。
朝食後ネット検索して家内が勧めてくれた整形外科クリニックに行き、偽痛風の診察を受けた。先生は私の話を良く聞いてそれに逐次医学的な説明をしてくれた。毎年受けてきた健康診断の結果を記憶したパソコンを見せると詳しく説明してくれ納得した。初めての経験だ。
情けないのは最近の物忘れで聞いたその場で納得しても直ぐに忘れてしまうことだ。ポイントは痛風の原因となった高尿酸値よりも、偽痛風の原因になったピロリン酸カルシウムが溜まり痛風のような痛みが出るのだそうだ。その後の薬剤師にもパソコンを開いて私の生化学データを記録したスプレッドシートを見せ、クレアチニンがここに来てやや高めなのを指摘された。
最初に入院して担当医の説明を聞いた時から今迄に感じた疑問はほぼ説明されたと思うが、その結果処方された薬や生活面での注意事項は入院時から今日までの約2か月半ほぼ同じだった。今日診て貰った整形外科医はとても丁寧に説明してくれたが、結果はほぼ同じだった。尿酸値を下げる薬は念の為に継続、痛み止めのロキソニンは副作用を避け必要な時に限って服用、それだけだ。
だが病院の待合室は帰京時の機内より多く超満員で、次々と患者が来て立って待つ人もいた。やっと座席が空いて座り、直ぐに横の老婦人に話しかけ何故こんなに患者が多いと思うか聞いてみた。彼女は患者の話を良く聞き説明してくれるから、家内と同じ返事が返って来た。その後、なるべく話が続くよう頑張ったが答えは既に聞いていた。後は時間繋ぎで業を磨くだけだった。■