八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

年々歳々花相似たり

2016年03月02日 19時42分34秒 | Weblog
今年も、咲き始めた。ばあちゃんが、元気だったころ、自分で、手入れをしていた。その頃、咲いたのを見た、記憶がない。それもそのはず、小生、別棟から、朝食にきて、すぐに仕事。昼は、ちょこつと来ただけ。仕事で遠出をするときは、お握り二つ持っていき、車中で食べた。街道のどこでも、食べられたのだか、その時間が惜しかった。夜は、用意が出来れば、食べて、すぐに残業。時代の変化もあり、大震災で、社屋を解体。その後、同居。ばあちゃんは、このころ、脳梗塞で、寝たきり。リハビリのつもりで、話しかけて、おしゃべりをさせて、聞いていた。今も気がむけは、よくおしゃべりをしている。表題は、「年々歳々花相みたり、歳々年々人同じからず」だ。人の世の移り変わりの激しくはかないこととある。花は咲いて、福島県の浜通りは、大地震、原発事故と、二重の災害から、五年になる。
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