画像は、原発事故で飛び散った放射線量を、八月31日に測定したもの。「あれから五年過ぎた」と、当時を振り返って、テレビの特番を見る。「いわきは、まだまだ怖い」とみるのもある。ラジオをながら聞きしていたら、いわき在住の漫談家は、「いわきは安全だょ」、「美味しいものが、いっぱいあるよぉ」とも、聞いた。放射線量を今は、わざわざ測定するほどでもない。当時は、正確な測定機をかりて、測定をして、その都度、隣組に配布をしていた。震災後一年すぎて、「いわき市の記録」が、市役所から届いた。最大放射線量は、3月15日に、23.72マイクロシーベルト/時と、読んだ。今は、別に気にしてはいない。
正月に、暇つぶしに、自分のブログを見た。写経会に行くようになって、三年が過ぎた。境内の画像を、春夏秋冬と並べてみると、ちょっとしたアルバムになるなぁと。でも、よく見ると、手振れの画像がある。まぁ、季節感があればいいかぁで、58ページの小冊子になった。拙いブログのほか、磐城古代記より、閼伽井嶽薬師のことと、いわきの伝説より、赤いいのししが、荒らしまわって住民が困っていた、赤井岳のことと、竜灯伝説がある閼伽井嶽薬師寺のことの、三篇を綴りこんだ。ありがた迷惑のひとつに、自分史が、贈られるのがある。まぁ、そのたぐいのものと、承知をしている。写経会にきている人に、笑読してもらうつもりで、30冊作った。いつもの、ひとりよがり。