八十路徒然なるままに

冬枯れのれしきこそ、秋にはをさをさ劣るまじけれ。汀の草に紅葉の散りとどまりて霜いと白うおける朝ーー。徒然草より

夕焼け雲

2022年12月30日 13時48分17秒 | Weblog

昨日の夕方、ぼけーっとしていたら、窓が赤くなってきた。街中の夕暮れ、急ぎカシャッとした。アングルをあれこれとしているうちに、雲が流され、赤く染まった雲の形が、刻々と変わって消えた。当地方は、この時期らしく、からっ風が吹いて、寒い。今日は正月の飾りはしない。昨日は、七歳下の弟の葬儀。来年も正月の飾りはしない。明日は、大晦日。来る年は、どんな一年になるのか、思い巡らしても分からない。その場その場で、対応をする。ことわざに、「悲しい時は身一つ」というのがある。「困ったり落ちぶれたりすると、他人は寄り付かなくなる。頼りになるのは、自分だけということ」と読んだ。これから先に、我が身に、どんな現象が発生するのか、知ることもできない。いいことは続かないと、胆に命じて置く。

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