八十路徒然なるままに

冬枯れのれしきこそ、秋にはをさをさ劣るまじけれ。汀の草に紅葉の散りとどまりて霜いと白うおける朝ーー。徒然草より

履霜堅氷

2024年12月20日 13時15分33秒 | Weblog

画像は、午後2時頃の廊下に差し込んだ陽光。明日は冬至になる。当地方の、冬至の日の入りは、午後四時23分で、月始めころから、四分遅くなっている。冬至は太陽の折り返し点。その昔、太陽の位置の測定に棒を垂直に立てて、太陽からの光で、棒の影が一番長くなった日を、冬至にしたと読んだ。先走って、「一陽来復」ーいちようらいふくーは、以前に載せた。冬至を「年の始め」にした時代もあったと、読んだ。地球が、太陽の光と熱が一番少ない頃を吸収して、それが反映されるのが、立春ころになると読んだ。冬至を過ぎれば、少しずつ太陽の光と熱が、地球に吸収され、暖かくなると、読んだ。表題の「履霜堅氷」ーりそうけんぴょうーは、「霜を踏んで歩く季節がくれば、やがてさらに寒くなり氷が張ることから、災いは一気にくるのではなく、少しずつ段階を追ってやつてくることをいう」と、読んだ。「履霜之戒」の類義語で載せました。別の事。今日の誕生日の花と花ことばは、「アロエ」ー「復活」。誕生日の方、おめでとうございます。また、「東京駅開業の日」とある。突然ですが、「商店の使用人のなかのかしらとかけて、冬の末、陰暦12月の別称ととく。そのこころは」。「ととのいました。どちらもーばんとうー番頭ー晩冬ーです」。向寒のおり、ご自愛のほど。


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