神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

大相撲名古屋場所 千秋楽 照ノ富士優勝!

2024年07月28日 17時31分56秒 | 大相撲
幕下 から 序の口までは すでに 13日目に 優勝が決まっていた 、後は 十両と 幕内が 千秋楽まで 優勝が もつれている
十両では 白熊と ウクライナの 獅司が 3敗で 並び 、伯桜鵬が 4敗で 続いている そして 千秋楽は 獅司と伯桜鵬が 直接対決 、この3人は 全員 私の推し なので 全員に優勝させたいが そうはいかない
気持ち的には ウクライナ人の 獅司を 優勝 させてウクライナに明るいニュースを届けたい
伯桜鵬は すでに幕内 上位の力を持っている、 獅司と 白熊は 今場所 大いに 力をつけ 相撲の型も 決まったてきた、これからが 期待できる、白熊が 優勝すれば 新入 幕の 可能性も出てきた 
幕内優勝は 照ノ富士 が勝つか 隆の勝が 負ければ10回目の優勝決定
隆の勝が大の里に勝ち、照ノ富士が琴櫻に負ければ優勝決定戦にななる

照ノ富士 は 不思議な横綱だ 今場所を含めて 2年間 12 場所 で 15日間 戦ったのは 3場所だけ そして その3 場所は全部 優勝している (今場所も優勝と仮定して)5場所は 全休だ 残り4場所も 途中休場している

 優勝のほかに 興味深いのは 来場所の 関脇だ 大の里 と阿炎は 関脇 残留が決定している そして 貴 景勝が 大関から 関脇に落ちる 霧島は 今日勝ち越せば 来場所は 4 関脇 になる そこへ東 小結の 大栄翔が9勝、西小結の平戸海が10勝すれば関脇昇進はどうなる? 
過去の 関脇の 一番多かったのが 4人 だという、 5人というのは 過去になかった

大の里は 今日勝てば 2桁 10勝で 十両昇進 以来 6場所 連続で 2桁 を 続けている、今日10勝になれば直近3場所で33勝だ、 来場所 優勝が絡む 12勝以上あげれば 大関 昇進 は かなり 現実的になる だろう

 先場所は 大関 霧島が 関脇に転落決定し 今場所は 大関 貴 景勝は 関脇に 転落することが決まった、 2場所連続で 大関が 転落するのは まさに 新旧交代を 感じる 

さて 十両と 幕内 優勝は誰がなるのだろうか、間もなく十両、そして5時過ぎには幕内優勝も決まる
 今場所を見て 一番 良くなったと思うのは 王鵬 と 平戸 海
 王鵬は 慌てず どっしりと 寄っていく相撲が 何番か 見えた 琴櫻が 関脇で 相撲がどっしりとなった その後 大関昇進に決まった あれに似ている 、この相撲が 身につけば 王鵬も 三役が 見えてくる
大鵬さんの血をひく力士だけに横綱目指して生まれ変わってもらいたい
 豊昇龍は 普段から 言っていた通りで 無理な投げで とうとう 足を痛めて 欠場してしまった 
大の里は 前半で どうなるかと思ったが 中盤から 元に戻って 照ノ富士 を破るなど 強さを 再び 取り戻した 来場所は また楽しみになった。

速報 十両優勝は白熊が12勝3敗
白熊は福島県出身 関脇大の里とは新潟県能生中学、海洋高校、日体大、二所関部屋とずっと一緒
白熊が1年先輩
先場所は大の里が幕内優勝、今場所は白熊が十両優勝と新潟県海洋高校相撲部出身で二所関部屋の力士が活躍。

速報2
なんと隆の勝が大の里を圧倒して勝った。 結びの一番は琴櫻が初めて照ノ富士に勝った
これで優勝決定戦になる、隆の
勝ちが優勝となれば平幕優勝
照ノ富士が優勝なら名古屋場所で初めての優勝になる

大谷2安打3打点 大の里は横綱照ノ富士を破る

2024年07月24日 19時58分15秒 | 大相撲
大谷がタイムリー安打、タイムリー二塁打で3打点、チームの5連勝の演出をした
他は3三振で、いかにも大谷らしい。 ドジャースは今季最多勝ち越し20になった。
大相撲名古屋場所11日目は、10連勝で独走の横綱照ノ富士に、5勝5敗と期待外れの大の里が挑戦、がっぷりから大の里が引き落としで照ノ富士に土をつけた
これで照ノ富士には連勝、土俵に向かって数十枚の座布団が舞い飛んだ波乱となった。
2敗で追っていた大関琴櫻は、大関復帰に後がない霧島にあっけなく破れて3敗
相変わらず照ノ富士とは2差のまま。
残るはあと4日、照ノ富士は自力で3勝すれば文句なしの優勝、霧島は4連勝すれば大関に復帰できる、貴景勝は4連勝すれば大関を維持できる
大の里も4連勝で二桁になり来場所の大関とりに希望がつながる
3人の中で、4連勝で望みをつなげる力士が出るだろうか、互いのつぶし合いがあるから4連勝の可能性は一人に絞られる。

今日の相撲を見れば大の里は心配ない、絶好調10連勝の横綱に勝ったのだから
今場所はやはりけいこ不足と心構えが少し緩んでいたのだろう、優勝の祝い事が何か所かで行われていつもより稽古が出来なかったのでは?
何も考えずに、尊富士のように低い姿勢で一気に突き押しに徹すればまた勝てるだろう、来場所が楽しみになって来た
中学から今日まで、ずっと一緒に戦ってきた十両白熊も単独トップに躍り出た
白熊にも期待したい
また大の里、白熊、嘉陽と同じ海洋高校相撲部出身(中退で角界入り、祖父は元関脇黒姫山=元武隈親方)の幕下黒姫山も6戦全勝で、次の一番に優勝がかかる。

夢見る少女じゃいられない

大相撲のケガが多くなった&勝手に力士ランキング

2024年07月19日 16時52分07秒 | 大相撲
 大相撲名古屋場所も既に序盤の5日間が終わった
またしても復活した(ような)照ノ富士がただ一人全勝で突っ走り、横綱の貫録を見せている。 土俵入りの表情もまるで仁王さんか毘沙門天のような迫力を感じる、また体も張りがあって不調な時のプヨプヨした皺が全く見えない
これを見ても体調は最高に近いと見える。

大関はじめ三役陣が全て3勝2敗以下なのだから、照ノ富士以外はドングリの背比べなのは今場所も変わらない
数場所、群を抜いているかに見えた大の里は3敗、琴櫻も2敗で序盤は期待を裏切ったスタートだ
だがまだ10日あるから二桁には乗れるかもしれない、けれども横綱、大関、関脇の対戦がまだない時点でこれだから、また病み上がりの照ノ富士に優勝をさらわれてしまうのか
照ノ富士の相撲が良すぎる、一気に前に出てあっという間に押し出してしまう、膝も腰もどっしりと落しての寄りだ、大の里がやらなければならない相撲なのだが、今場所の大の里は腰が高すぎる。
優勝パレード、祝賀会などに振り回されてけいこ不足もあったのかもしれない
本番は来場所以降に持ち越しだな・・・でも大関足掛かりの二桁勝利はキープしたい。
照ノ富士は横綱の地位をしっかり利用している、どれだけ休んでも陥落は無いから、こうした一年2場所出場で優勝をさらうことができる
これも横綱になったからできることで、誰もがやれるわけではない、いわば努力に対するご褒美と言える、横綱になるのは500人に一人とか5年に一人とか言われるから容易ではない、平成の31年間では10人、令和になって6年で照ノ富士だけだ。

炎鵬が1年2か月ぶりに土俵に立った
十両3枚目の時に脊髄損傷という命に関わる大けがをして7場所を寝たきりで棒に振った、そして今の地位は、相撲界に入門した力士の卵が最初に与えられる序の口13枚目(東18枚目までしかないので、彼の位置は600人ほどいる全力士の下から10番目である。
それでも腐らず辞めず辛抱して戻った根性には頭が下がる、力士になったばかりの時は序の口。序二段、三段目と各段を全勝優勝の21連勝で通過して4場所目には幕下に上がった実力者だった
身長は相撲界でもっとも低い方の167cm100㎏しかないが、最高位幕内4枚目まで上がり大関や三役力士を翻弄した。

幕下を見ていたら今日は一人が膝を打って車いすで運ばれ、もう一人長内という力士は土俵際で一か八かの逆転を狙ったが、相手力士と共に土俵下にダイレクトで転落、背中から落ちて首のあたりを強打、立ち上がれずストレッチャーで運ばれて、そのまま病院へ向かった、首の痛みを訴えている
場合によっては炎鵬の二の舞になる恐れもあるような危険な落ち方であった
朝乃山の大けがの時を思い出した。
あきらかに体(たい)が無ければあきらめて土俵を割った方が良い、無理して大けがすれば1敗で済むところが相撲人生をダメにする場合も起りうる。
豊昇龍も、こんな危険な場面をたびたび見る、「注意1敗、ケガ一生だ」。

超A級 照ノ富士 体調万全の時は無敵
A級 琴櫻 大の里 次の横綱候補
B級 豊昇龍 霧島 熱海富士 平戸海 湘南乃海 王鵬 阿武剋
   伯桜鵬 尊富士 貴景勝 大関または大関候補 優勝の可能性あり 
C級 大栄翔 若元春 高安 豪の山 翔猿 宇良 琴勝峰 欧勝馬
   玉鷲 若隆景 関脇止まりだが大物食い、優勝もありえる
番外 朝乃山は残念だった、これで大関復帰の目は90%ないだろう
   貴景勝も首が悪く、ここらが限界かもしれない
   正代、御嶽海もたまに沸かせるが、もう気力が失せている


ドリフのズンドコ節


一寸先は闇

2024年07月18日 04時56分12秒 | 大相撲
好調朝乃山が3連勝で迎えた4日目、相手は同期一山本
一山本の鋭く激しい寄りに、土俵際左足でこらえた朝乃山だったが、一瞬左足が膝に向かってめり込むようにして崩れ落ちた
倒れたまま立ち上がれない、ようやく土俵外に出て助けを借りて車いすで退出
介護所から病院へ救急で運ばれたらしい
あの様子では明日は休場となりそうだ。 
今場所は体も大きく、ツヤもハリもあって三連勝、三役復帰の期待も大きかっただけに私はがっくりした。
一寸先は闇、数十秒先まで勝ち越しが見えていたのに、僅かな時間で状況は正反対になった、最悪数場所の休場も考えられる
右足が悪かったというが、今回は左足で、本人の言では同じ症状だが、右足の時より深刻に感じたという
下手すれば、また十両、幕下まで下がるかもしれない。

近年、有望力士が発展途上で相次いで大けがをして休場する、それも
数場所も、若隆景、尊富士、伯桜鵬、照ノ富士、高安などいとまない
大関も二場所負け越せば関脇陥落だからケガをしていても一場所は絶対出場する、これでは怪我もなおす間がない。

力士が大型化して平均体重も150㎏くらいなのか、これが八百長問題以降、まさに本気100%のガチンコ勝負になり、考えてごらんなさい、150㎏同士が狭い土俵の中で頭と頭をぶつけあうところから始めて、土俵下にもつれあって合計300㎏が背中から落ちていく、怪我しない方がおかしい
力士の大半が腕、足のどこかにサポーターを巻いている、照ノ富士のように足の大部分を覆っている力士も少なくない
一場所減らすとか、本気相撲での大けがは地位転落の下限(幕下何十枚目格とか)を定めるとか協会もなにか対策を考えないと、力士の大型化が進むほどにけが人続出となるだろう、これでは横綱もなかなか誕生しないだろう
今の状況では琴櫻、大の里、霧島がケガも無く無事でいるが、この三人もケガで休場となれば、ますます横綱は遠くなるだろう。
しかも年6場所に加えて地方巡業も相当数行われて、体を休める暇もない
これでは怪我人続出もあって当たり前だろう
それにしても朝乃山が心配だ。



初の試練か大の里

2024年07月15日 19時24分57秒 | 大相撲
連続優勝で来場所の大関昇進を期待された大の里が、初日御嶽海に一方的に押し出され、二日目は若元春に押されてきわどい負けで連敗だ。
誰もが思わなかった平幕から喫した連敗スタート。
これで早くも優勝は黄信号が灯ったか? まだ13日残っているから早計だが、照ノ富士が思いのほか動きがよく力強くて連勝スタート
これは大の里にとって相当なプレッシャーとなる。

初日は気負いとプレッシャーがあったのだろう、御嶽海に対して動きは固く、脇を締められたらまわしが取れず、肩の上から手を伸ばして体が伸びたところを一気に持って行かれた。
今日は若元春を土俵際まで押し込んだが、俵で止められてまわしをとられ、慌てて叩いたところを付け込まれて自滅
二日とも勝負を焦って背が伸びた雑な相撲、これでは幕内上位、三役には勝てない、先場所までは押し込んで、そんきょの姿勢で低い体勢で相手を寄り切ったが、今場所は体が伸び切って、正代の相撲そっくりになっている。
なんといっても慌ててばたばたな相撲になっている、一気に土俵際へ持って行ったら腰を下げて下から突き上げるように押し出す先場所の相撲をやればいいのだが、これが経験不足、若さかもしれない
まあ今場所は優勝や昇進は頭から抜いて、まずは勝ち越しを目指した方が良いかもしれない、そうそうとんとん拍子には行かないのかもしれない
私も期待しすぎた。
尊富士、伯桜鵬など若手の大物がケガで十両、幕下まで落ちているのに比べたら健康なだけ儲けものだ、今場所は勉強の場所というものだな。

この二日を見るだけだと照ノ富士、大関復活を目指す霧島が良い
平幕では欧翔馬が強い、朝乃山も今場所は投げが力強い期待できそう
しばらく「もう時代が終わった」と言われた世代が今場所はハッスルしている
「まだまだ若いもんには渡さんぞ」という気迫が見えている
さてこれが、どこまで続くのか、まだまだ全然先は見えていない、ここから大の里が13連勝、琴櫻が14連勝するかもしれない。


アンディ・ウィリアムスAndy Williams/恋はリズムにのせてMusic To Watch Girls By (1967年)

世代交代が進む大相撲が面白い

2024年07月10日 09時55分59秒 | 大相撲
 先場所は前半最後の場所で、入門してわずか七場所で三役(小結)に上がった大の里が優勝、そして今場所は関脇だ
アマチュア横綱、学生横綱のタイトルを取って幕下10枚目格付け出しからスタート、国家公務員で言えば優等生の「キャリア」だ
デビュー場所は、その前に幕下15枚目格付け出しで全勝優勝して一場所で十両になった伯桜鵬に続くかと思われたが6勝1敗で一場所通過とはならなかった。
しかし翌場所で十両入りを決めると十両で12勝、12勝と二場所で幕内に上がった
その後も11勝、11勝で二場所で小結に、そして先場所12勝で幕内初優勝、関脇が決まった
もし今場所13勝以上で優勝か準優勝すれば大関昇進の可能性も出てくる、関取と呼ばれる地位になって5場所連続二桁58勝17敗はドジャースより凄い、さすがは角界の大谷だ。
まさにエリートキャリアと言える。
私がこのブログで大の里を推したのは去年の7月の記事でだった
その時こそデビューしたばかりの幕下だったが、大きな体で迫力があった
何より石川県の小学校を卒業してすぐに新潟県の能生に相撲留学、能生中学、海洋高校で鍛えられた
この時の仲間が白熊(十両=福島)と嘉陽(十両=沖縄)だった。
先場所で十両から幕下に落ちてしまった欧勝海も海洋高校出身だ、最近急に強い力士が出るようになった高校は水産学校でもある。
また大の里は石川県出身だが、ご存じ石川県は元日の大地震で大被害を受けた
その石川県勢は大の里を先頭に、先場所は遠藤、輝の二人が十両で活躍して2人そろって再入幕を果たした。 今場所も三人の活躍を期待する。

相撲はいくら大器であってもケガで相撲人生を台無しにしてしまうことがある
照ノ富士のように三段目まで落ちて復活して横綱になった人もいるが、だいたいは苦労している、石川県出身の元前頭炎鵬もその一人で、十両に落ちた後ずっと休場が続き、今は最下位の序ノ口になってしまった
けがを治して復活はなるのだろうか?
不祥事も含めると、朝乃山、若隆景、阿炎、伯桜鵬、高安、貴景勝など実績ある力士がなかなか上に上がれずに苦労している
大の里、それと横綱に一番近い琴桜、実力者の豊昇龍、大栄翔、霧島、翔猿、若手の熱海富士、平戸海、豪の山、湘南の海、王鵬、琴勝峰らにはケガをしないで土俵を盛り上げてもらいたい。
若元春がどこまで戻せるか大いに期待したい。

「北陸冬物語」沢田美紀 AGIJIyKg==]

大相撲5月場所初日の珍記録

2024年05月13日 05時57分40秒 | 大相撲
小結 朝乃山休場
〇前頭 翔猿 引き落とし 関脇 阿炎●
一方的に押し込む阿炎が有利だが翔猿は土俵を使って逃げ、最後は引き落とし

〇前頭 高安 押し出し 関脇 若元春●
がっぷり四つからの激しい攻防、更に押し合い高安がいなして押し込む

〇前頭 豪ノ山 押し出し 大関 霧島●
豪ノ山が一方的一直線に押し出す

〇前頭 平戸海 押し出し 大関 貴景勝●
平戸海が突いてから一方的に押し出す

〇前頭 大栄翔 押し出し 大関 琴櫻●
激しい突っ張り合いから次第に大栄翔が押し込む

〇前頭 熱海富士 上手出し投げ 大関 豊昇龍●
がっぷりの四つ相撲から最後は熱海富士が圧倒

〇小結 大の里 すくい投げ 横綱 照ノ富士●
揉み合いながら大の里がもろ差し、そのまま土俵際まで攻める

何たることか、私の人生で初めて見る珍事
平幕力士が6番続けて関脇、大関を破り、とどめは小結が横綱を倒した
関脇、大関、横綱が0勝7敗で金星、銀星大盤振る舞い
三役で勝ったのは横綱に勝った小結大の里だけという昭和以後初めての大番狂わせだった。
明らかに旧体制が新体制に変わる過渡期、新横綱、新大関誕生が見えて来た。
豪ノ山26歳 平戸海24歳 熱海富士21歳 大の里23歳 
惜しくも休場の尊富士25歳 ケガで十両の大器、伯桜鵬20歳も復活の兆し
いずれも入幕2場所から一年前後のフレッシュな大物ばかり。

大荒れの大阪場所 記録づくめ

2024年03月23日 19時20分54秒 | 大相撲
「もし」尊富士が明日休場なら、明日大の里(たぶん対戦相手は豊昇龍)が勝てば、大の里の優勝、負ければ休場でも尊富士の優勝となる。
いずれにしても優勝するのは入門1年半初入幕の幕尻力士か、入門1年入幕二場所目の平幕力士ということになる、おそらく相撲史上こんなことは無かっただろう。
「もし」尊富士が入院したまま、優勝となれば表彰式はどうなるのだろうか?
親方が代理となるのだろうか? これも起れば珍事だ。

尊富士の新入幕初日からの連勝11は、大鵬と並ぶタイ記録
新入幕優勝となれば110年ぶりの記録だと言う。
大の里の新入幕から二場所連続11勝以上は白鵬に続き3人しかいない記録だと言う、すなわち尊富士と大の里は怪物と言っても過言が無い大力士と言うことができる。
そんな怪物相手に一矢を報いた琴ノ若、豊昇龍、朝乃山も立派だ
このような大型力士にとって唯一の心配はケガだが、早くも尊富士は救急車で病院に送られた、ケガで夢がついえた力士は多い
せめて大の里にはケガが無いように努めてもらいたい
正代、御嶽海はわりと早く勝負をあきらめるからケガは少ない、しかし豊昇龍、宇良、翔猿などは土俵際で粘るからケガをしやすい
根性も大事だが、その一番に人生をかけることは無いと思う、ケガをして引退に追い込まれても自己責任で終わってしまう
言いたいのは「ケガをするな」の一言のみ。
ケガが無ければ、この三人は必ず横綱になるだろう
琴ノ若26歳 189cm 172㎏      大の里23歳 192cm 183㎏

尊富士24歳 184cm 143㎏     参照 大谷翔平29歳 193cm 95㎏ 


明日の千秋楽、何が起きても驚かないように心して見ようと思う。




新時代 令和大相撲「三国志」到来の予感

2024年03月21日 08時42分30秒 | 大相撲
 その前に、朝一で「大谷の水谷通訳、賭博で逮捕」のニュースが入って来た
ビックリ!

 第一世代は、稀勢の里がようやく横綱になったが、短命に終わり、大関の琴奨菊、豪栄道、高安、栃ノ心は陥落
第二世代、貴景勝足踏み、朝乃山、正代、御嶽海も陥落、横綱が出ず
第三世代、霧島、豊昇龍、琴ノ若が今大関として競っている、だがここに大の里、尊富士が加わりそうな今場所の二人の活躍。
尊富士は大の里に勝ち、今日は大関琴ノ若をも寄り切って11戦全勝、これで残り4日で大の里に2差、大関陣には3差で尊富士の優勝確率は90%くらいになったであろう、新入幕優勝なら110年ぶりとのことだ。
新入幕初日から連勝記録11は大横綱大鵬に並ぶ史上一位、明日の大関豊昇龍に勝てば新記録達成となる、もし全勝優勝をすれば来場所は小結昇進間違いないだろう、豊昇龍に勝機があるとすれば土俵際の捨て身のうっちゃりくらいか。

一方、大の里も尊富士に影響されたのか、今日は厳しい相撲で貴景勝を土俵下まで突き落とした、この強さはもはや大関クラスだ。
大の里は入幕2場所目、尊富士は1場所目だが、もう大関と互角以上に戦っている、待ちに待った強い大型力士の登場だ。
来年の大阪場所までに二人共、横綱になる予感がする、それより早く琴ノ若が横綱になるだろう
この三人の共通点は若さと馬力だ、豊昇龍も若いが、この三人が来る前に横綱になっておくべきだった、体力的にこの三人には苦戦して大関どまりかも
霧島は先場所までの横綱獲り気分は一転、負け越してしまい、来場所はカド番
多分、今日からは休場する気がする。
来年からは元気の良い三横綱時代が来て、照ノ富士は安心して引退できる
しかもモンゴル勢に独占されていた地位が、日本人三人で独占となれば、久しぶりに国技と胸を張って言えるようになる。
後は豪ノ山、湘南の海、熱海富士に頑張ってもらって大関に上がってもらいたい、豊昇龍と四大関、関脇には若元春、若隆景の兄弟関脇誕生を望む。
めでたしめでたし!。


大相撲9日目を終わって

2024年03月19日 08時05分13秒 | 大相撲
今日(9日目)の相撲を見て「新時代到来」を強く感じた
新入幕尊富士が阿炎をものともせず押し出せば、幕内二場所目の大の里も関脇若元春を圧倒して寄り切った、尊富士全勝キープで単独首位、大の里も勝ち越して単独二位、明日はこの二人が直接対決、まるで横綱同士の優勝決定戦のような高鳴りを私は感じている。
二人共まだ大銀杏を結えない斬バラ髪、こんなことが過去にあっただろうか
大の里の初土俵は去年の五月場所で、今場所が六場所目、年六場所だから、まだ一年経っていない、幕下10枚目格付け出しだから、こうなったがそれは実力を伴っていたことを証明した
9日目で通算53勝15敗、三場所続けて二桁勝利、今場所もあと2勝で二桁、来場所の三役入りは80%見えている
尊富士、初土俵一昨年の九月場所だから今場所が9場所目、こちらもまだ一年半の経験だ
尊富士、序の口からスタートしたフル活動力士、序の口、序二段を全勝優勝で各一場所通過、三段目も6勝1敗で一場所通過、幕下通過は4場所かかったが、十両は13勝の優勝で一場所で通過した天才肌、通算は65勝8敗と大の里に引けを取らない、新入幕連勝9で2位タイを記録した、1位は大鵬の11だという
明日の大の里戦が山場だ

大の里は先場所の終盤に横綱照ノ富士、大関豊昇龍、関脇琴ノ若にあてられて全敗したが、今場所はより早く、より強く、より重い腰、より攻める姿勢になって土俵に上がっている、今場所は大関陣も全力で行かなければ大の里に粉砕されるだろう。

尊富士はまだ関脇以上に当たったことがないが、今日の阿炎を簡単に押し出した力は只者ではない、たぶん大の里戦のあとで大関の一人二人と当たらされるだろう、そこで実力を見てみたい。

今日の相撲を見て、今場所は常に前に圧力をかけ続ける力士の迫力を見せつけられた、それは琴ノ若、尊富士、大の里の三人だ
いずれも前に前に出ていく、そして簡単な引きや叩きにも動じない強さがある、しかも当たりが今までの力士にない凄さだ
大型力士がアメラグ並みのタックルを仕掛けてくるようなものだ。
朝乃山も同じような攻めのスタイルがあるが雑だ、焦りなのか土俵際で叩かれたり打っちゃられたりして星を落とすので、前の三人より劣る。
この三人の直接対決が見たい、三人とも今場所が最強だ、10日目その第一戦が見られる、楽しみだ、互いに一気に持って行こうと激しいぶつかりになるだろう、出遅れた方が押し込まれるだろう、だがどちらも前に出ることしか考えていない、綱引きの逆バージョンの手に汗握る大試合になるはずだ
この二人には息の長い横綱になってもらい栃若、柏鵬、朝白のような横綱同士の激闘を毎場所見せてもらいたい。

照ノ富士という横綱は本当にわからない
ウルトラマンみたいに、ある日突然やってきて世の中を正すと、また飛び去って行く、そんなイメージ
いったいこの横綱の体は、どうなっているんだろう? 毎回書くが「満身創痍」は間違いないだろう、だから無理はきかないと思えば優勝してしまうし、今場所のように前半で休場もする
いったい、いつまで彼は相撲を続けるのか、続けられるのか?
白鵬のような自己主張もないし、弱音も吐かない、無駄ごとも言わない、鶴竜に似ている立派だと思う、願わくば誰ぞ急いで横綱になって、照ノ富士が安心して土俵を去れるようにしてほしい。

でも間違いなく第三世代の波が押し寄せてきて、大関、関脇、小結で長年足踏みしている第二世代を追い抜いていこうとしている
随分とここまで長かった、もう数十年は日本人横綱は誕生しないかと絶望的な思いをしていた、それが去年の後半から一気にたくさんの芽が吹きだした
しかも、多くが日本人力士の若手であるのが嬉しい

琴ノ若26、熱海富士21、王鵬24、平戸海23、大の里23、豪ノ山25、
琴勝峰24、湘南乃海25、北の若23、狼雅25,尊富士24 
そして豊昇龍もまだ24歳なのだ。
結局、大関は貴景勝が令和元年夏から28場所(間に関脇一場所)大関の地位から動いていない、霧島も一気に横綱奪取かと思ったが足踏みしている
そもそも大関陣で照ノ富士に一人も勝ったことがない、これでは恥ずかしくて横綱になれないだろう。
その点、まだ照ノ富士とゼロまたは一二回しか当たっていない若手は大いに勝つ可能性がある、今場所は王鵬が二度目の挑戦で照ノ富士を破った。
まずは霧島、貴景勝と五分以上の相撲を取ることが関門だ

大の里、琴ノ若、尊富士、熱海富士、豊昇龍が横綱最短距離だと思う
そして来年の夏までに決められなければ、いくら強くても正代、御嶽海、貴景勝、高安などと同じ運命をたどるだろう
残念ながら30歳の朝乃山には横綱のチャンスはもうないと見た、27歳の霧島、貴景勝も奇跡が起きない限り横綱はないだろう
若手が大勢あがってきたうえに、幕内上位から関脇まで一発屋の曲者がうようよしている、今日の翠富士がそうだ、負けた豊昇龍が思わず苦笑した、曲者は一場所だけなら大関並みの強さを発揮するから始末に負えない
さあ、大相撲大阪場所も混戦だ、大関、関脇のつぶし合いが始まれば、大の里、尊富士の平幕優勝も大いに可能性が出てくる。