茶道教授と日本舞踊師範という大姉御と軽井沢へレッツゴー
朝からというか、昨日から結構な雨降りで、「明日行きますか?」「軽井沢は小雨だから行きますよ」
風の盆をドタキャンされたばかりだから、雨なんかに負けていられない、絶対行くぞ!と行く気満々の私
雨の高速を飯山インターまで飛ばして、国道に下りて、117号の道の駅へ
女性は、お買い物も一つの楽しみだから、ここでどっさりと野菜や桃を買い込んで二人は大満足
再び高速に戻って、一路軽井沢へ、相変わらず雨は降っているが長野付近からは小雨に
ところが、軽井沢は結構な雨降りで・・・・・
小雨になったり、大ぶりしたり、とりあえずは駐車場に行かないことには始まらないので駐車場探し
軽井沢駅から真っ直ぐ北に延びるメインストリートを行って、少し左に折れたところで駐車場に入った
傘を差せば、それほど気にならないくらいの降りだったので散策に、舞踊師範は80歳なのでちょっと
心配だったが、やはりかくしゃくとした方だから、心配することは無かった
まずはランチ、当てずっぽうで来たから探しながら歩いた、すると神戸牛の看板を見つけた
「少し贅沢してステーキでも食べますか」「はいはい」となって、その前に靴やさんを見つけたので
そこに入ってから行こうと言うことになった
メンズ専門店で、山積み販売ではなく数十足の靴が丁寧にディスプレーされている、ちょっとオシャレな
店、そしてメードインジャパンが気に入った
女子店員に尋ねたら「私、入ったばかりでわかりません、すみません」
すぐに店長らしい若い男性が出てきて、商品説明をしてくれた、とてもわかりやすく説明してくれたので
気に入って2サイズ履いてみた、片足だけで「これいいね」と言ったら
「両方履いてみてください、足は左右違いますので」そうか、この対応もとても気に入った
26cmを選んで歩いて「これがちょうどいい」、茶道教授が怪訝な顔をしているから「どう?」
「おかしいわよ、ちょっと大きくない?ギシギシ言ってるし、もう少し小さい方がいいんじゃ無いの」
「そうかなあ、指一本ちょうど入るし」と言ったら、店長が「指一本は少し大きいですね」
それで25.5cmにしたら、やはり歩きやすかった、ちょうどセールでなんと半額に、
ランチ代がでた
それから、ステーキレストランへ「どこが玄関なの?」
なんとそこはレストランで無く、肉屋さんだった、そこで茹でトウモロコシを売っているのも面白い
仕方なく「どこかお父さんのおすすめの、美味しいレストラン知りませんか?」と店主のおじさんに
聞いてみた、すると「あるよ、車で送るから乗ってください
思いがけぬ軽井沢の親切、雨も次第に大きくなってきたので、とても助かった
一般車は交通止めの道路から裏道に入って「これは天皇陛下がテニスしたコートだよ」
「こっちへ行けば万平ホテル」などとプチ観光案内もしてくれて、万平通りの林の中をどんどん行く
そしてついたところは営林という中華店だった、お礼を言って中に入った
ガラス張りの外は緑で、席数も多く雰囲気もある、メニューを見たら料理を選んで組み合わせる
コースと、内容が決まっているコースがある
ランチコースは3800円だったかな?、それ以外はコース料理で13000円まで数コースあった
その中の一つのコースを注文した。 いろいろある中華麺だけでも良いし、シューマイなどの単品も幾つかあった
女性同士のお客さんが次々に入ってきて、だいたいが中華麺の昼食のお客様で、コースは我々だけだった
軽井沢まで来て、ラーメンだけで帰るのもなんだしね
味は全体的にさっぱりした薄味だが、スープのおいしさや、肉の柔らかさが際だった上品な味わい
この頃は強い味に慣れていたので、胃に優しくとてもさわやかで美味しかった
フカヒレスープ
さて2時をまわって店が中休みに入る、送ってもらったのはいいが、帰りは考えていなかった
外はものすごいどしゃ降りになっていて、レストランの女性と話しをしていたが「道路が川になったのは
私も何年かぶりで見ます」と驚いていた
タクシーを読んでもらったが、駐車場の名前がわからない
女性運転手といろいろ話し合って、ようやく方向が定まり、無事駐車場に着いた
帰路はせっかくなので有料のハイランドウェイの森林地帯を行く、そして小雨だったので白糸の滝に立ち寄った
私は今回が4度目になる
それから鬼押し出しを通って、長野街道へ出て、途中寄り道サプライズで「愛妻の丘」へ二人を連れて行った
ここは嬬恋村の雄大なキャベツ畑の中野小高い丘、田代池とその向こうに浅間山が麓から見えるロケーション
残念ながら小雨模様の今日は、浅間山が隠れて見えない
まだまだキャベツがたくさんあったが、とれすぎたのかどうなのか廃棄したようなキャベツがたくさんあった
丘の上の鐘を鳴らして、大学生風の若い男女10数名が「***おまえが好きだ!」などと一人ずつ交代で
叫んでいた、叫ぶ度に笑い声、若いというのは素晴らしいと思う歳になってしまった
鳥井峠を越え、その先で上田へ下りるか、菅平へ上るか
迷ったが、時間が5時でもあり、高いところは霧が良くかかっているので、結局上田から高速に乗ることにした
午後7時、故郷に戻ると、御婦人二人はお礼に夕食とお酒を振る舞ってくれるという
町なかの居酒屋で10時まで飲んで喰って話し、別れがたく、今度は私が二人をスナックへ招待して
結局、11時半頃まで飲んだが、スナックもお客が退けてカラカラだったので、ママに従業員の女の子も
みんな呼んで一緒に飲んだ、よくよく考えたらハーレム状態だった、大姉御2人の他にママ、従業員2名
さっき飲み食いしてきた居酒屋の従業員女性、女性6人に男は私一人、鼻の下を伸ばして飲んでいた
一人のおねえさんは従業員では無く、ママのネイルを担当している美容師兼ネイリストだった
至福の宵、「ああ、今日は幸せな一日だった」