神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

秋の夜長の暇つぶし

2020年10月12日 18時24分42秒 | 読書
この頃、はまっているのは文章書き
夜は全く暇なので時間つぶしにはもってこいだ
中国の宮廷連ドラ、全70数話を二度見て、それを小説のように書いていく
8月から初めて2か月かけて5日ごろ、ようやく終了した
ずいぶん根気よく、やり遂げたものだ
ドラマを小説化するのだから、当然動作や表情、衣裳から環境、そして人間関係まで説明する
あるいはドラマの中で語られない登場人物の心の動きや、駆け引きまで描写する
これはいい体験だった、ボケ防止にも一役買っている
だんだん分を書くコツがつかめてきたところで終わった
それで一昨日から再び書き始めたのが、歴代天皇から見た日本の歴史
古事記、日本書紀いわゆる記紀からの引用で日本列島の誕生、神々の誕生、天照大神の三姉弟のこと
神道の教本も読みながら、神代の御代をまず書き終えた
大宇宙をはじめ、すべての物や事象には動かざる中心がある、そして中心あれば、それを核として相対する二つが存在する
それはプラスとマイナス、陰と陽、男と女、動と静、能動的と受動的など
相対する二つが同じ重さで助け合い、一つの宇宙を支える
これは国家でも家庭でも同じである
そして天皇は国の動かざる中心として存在する、という序からはじまる
今までは様々な時代ごとの権力者を中心に日本史を書いていたけれど、天皇家の浮沈を中心に書いてみると
今までは見えなかったものが見えてきて面白い
日本初の女性天皇、推古天皇からが歴史資料として明らかな存在となる
藤原氏がどう始まり、どこまで権力を握っていたのか、そして藤原政権の長期化が今日まで続く日本皇帝の一系維持に一役買っていることがわかる
2000年以上、一系の皇帝系が続いている国は日本以外ない
中国にも欧州にも皇帝はいるけれど、ほぼ易姓革命的に交代している
それにしても、凄まじい天皇も時々現れて驚かせる
現代では皇女が多く、一時は次代を担う皇子はいなかったため女性天皇のことも話し合われるような時もあった
しかし過去の天皇は数十人という子を成して、皇子たちは朝廷に残ることもできず臣籍に降下して地方に散っていった
源氏や平家もその類で祖は天皇の皇子なのだった、そして自力で生き抜くうちん武士化していったという説もある
地方の在地土豪が武士化したというより、下った皇孫が武士化していったという説の方が説得力がある
今、昔の大河ドラマ「太平記」を見ている、北関東を拠点とした源氏足利氏、新田氏などが鎌倉北条を滅ぼした
そして稀代の英雄気質の後醍醐帝と結び、やがて対立する場面を迎えている
私の日本史は、まだ頼朝と義経が20数年ぶりの再会を、富士川で果たし
従兄弟の範頼とともに、京で乱暴狼藉を働き、後白河法皇と対立した木曽義仲を討ったところまできた
この後は屋島、壇之浦と転戦して平氏を滅ぼし、しかし今度は頼朝と義経の対立となる
まだまだ長い、また二か月以上かかるだろう