大腸の腸閉塞だったため、その先までカメラは入らず検査できなかった
開通したので今日は大腸と小腸の境目までカメラを入れて検査した(1.5mくらいあるらしい)
9時に病院で受付、血圧を測り、自販機でペットボトルの水3本買ってくるようにと言われた。
それをもって案内されたのが普段いかない廊下、そこに4畳半の畳の部屋があって、向かいはトイレになっている。
「ここで下剤を飲んでもらいます、15分ごとにコップ一杯で1時間かけて4杯飲んでください、終わったらペットの水、1本飲んでください」とのこと
テレビもあるし、クーラーも効いているし悪くはない、ちょうどドジャース戦が始まったばかりで時間もあるし、ゆったりしようと思ったら「部屋の中を歩いてください、廊下に出て歩いてもいいです」
歩いてばかりいれば飲む時間が無くなるし、なかなか面倒
コップ一杯(250ml)簡単そうだが、後に行くほどきつくなる、幸い味はポカリスェットみたいで美味しい
妹に「美味しい」とラインしたら「笑える!」と返事が来た。
ともあれ、無事1L飲み干し、野球もゲームセットまで見ることが出来た
飲めばよいというものではない、目的は腸内洗浄だから、しかしそれもうまくできて、午後2時近くなって、いよいよ本番の内視鏡検査となった
まずは着替え、シャツ以外全部脱いで、後が空いている大きなパンツに履き替え、上から入院着を着る
ベッドに横たわり、左を下にお尻を突き出して、いよいよカメラ挿入した
最初はとうぜん違和感あるが、そこを通りすぎればあとは数センチずつテンポをとりながら奥へ奥へと進んでいく、空気を入れながら進む
私の感じでは空気と言うより水を噴射しながら進んでいる感じ
私も緊張しないように吸う吐くの呼吸法で気持ちを落ち着かせていた
痛さもないし、ただカメラの先端が下から上に左から右へと進んでいくのを感じる、奥の上部へ来て、ようやく少し不快感を感じたが、「私の彼は左利き」を頭の中で歌って気を紛らわしていた。
「ここが大腸と小腸の境目ですよ、これから抜いていきます」
ここまでで20~30分くらいかかった
抜くのもゆっくりだが、入る時よりはずっと楽だ、途中で横向きからうつ伏せになって、左足を立てて右足をその上に組むヨガみたいなポーズを取らされた
そのまま15分くらいか「足痛くないですか」と看護師さんが聞く
痺れたと言えば痺れているのか、鈍感だから痛いとか辛いとかあんまり感じない「大丈夫」と返事をした。
いよいよカメラが下がって来てS字結腸の手術現場あたりからが辛くなった
今回一番のピンチ、直腸から肛門も同じ、結局、体のセンサーが異物(カメラ)を感知して出そうという働きになる
ところが技師は、1cm、2cmとゆっくりしか進まないから、この時間が一番長かった、流石にここだけは手をぎゅっと握りしめていた、
「終わりましたよ、今日帰れますよ」この言葉を聞いてホッとした。
その後、40代くらいの技師先生から画像を見ながら説明を受けた
なかなか私の大腸はきれいなピンク色をしている、画像を見せていき「がんの転移はありません、この写真のように小さなポリープがとびとびに三個ありましたが、数ミリですし特に問題ありません、抗がん剤治療が終わった後で、ゆっくり考えましょう」
ポリープ写真に一枚だけ灰色の写真があった(これはちょっと問題個所では?)と心配になって「この部分だけ色が悪いのは何か問題・・」と聞いた
「ああ。これですか、見やすいように色を変えて画像処理しただけです、他と同じようにピンクですよ」だって、心配してしまったよ。
「今日はこれで、お帰りになって良いです、お疲れさまでした」
マイカーが私の失敗でトラブって迎えに来てもらえず、タクシーを呼んで帰って来た
こうして無事に家に帰ってきました、神様と仏様に感謝をしました。
まずは第一弾安心した、来月2日にはMRIの検査発表がある、それまでまだ気が抜けない,
昨日の昼、今日の朝と昼もご飯抜き、昨日の夕食も軽く五分がゆ、すっかり腹が減ったが、今日の検査で腹の中には米粒一つも無いから、急激に食べるわけにもいかず、夕飯もソーメンを軽く食べて、ヨーグルトとお団子一本でお終い
明日の朝は少し食べようかな。
野生の鴨が2羽飛んできて川に下りた、去年もいたなあ
完全復帰まで、もう少しですね。
「釣りバカ」はたまに見ますが、胃カメラの回は見てないですね。
私は病気でも結構楽しんでしまうタイプらしいと今回の入院で気づきました。
何もかも初めてだし、女性看護師と話すのも巷では滅多にできないことですしね
ブログには書きませんが、いろいろ楽しい会話もありました
どうせ結果は同じなら、楽しくやったもん勝ち・・・ですね。