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思い出一人旅 「安土城」前編

2021年06月20日 18時31分37秒 | 日本の城
和歌山城-南紀白浜温泉-法隆寺-平城京跡-奈良-唐招提寺-安土城と歩いた数年前の一人旅
今回は、その中から安土城をピックアップしよう
二泊三日の旅だったが最終日は奈良からどう帰ろうかと考えていた
京都に出て北陸道経由で行くのは、もうマンネリで面白くもなんともない、そこで考えたのは伊賀上野から伊勢方面に出るルート
土地勘が無いのでいったいどれだけ時間がかかるか見当がつかない
翌朝出発して、まずは唐招提寺へ向かった、ここは二回目で前回は修繕中で本堂見学ができなかったが今回は国宝の仏像に対面できた
それから薬師寺に向かったが駐車場がわからず何度も回ったが結局、あきらめた
こんな風に時間をとってしまったので、伊賀経由はあきらめた結局安全ルートの北陸道になったのだ、小雨っぽい感じになった
これはもう直行して帰ろう、5時頃には家に着く、そう思って走り出したのにせっかくここまで来て伊賀上野城、大和郡山城を見られなかった無念が
琵琶湖サイドを走っていたら安土城を思い出した、以前安土城の前を二三度通過した記憶があった、ナビを見たらICから30分
かなり無理があったが行くことにした、今を逃すのが一番いやだ
そして到着、雨は降っていない、駐車場に止めて少し歩くと長くて低い石垣と案内看板があった
なんか村の雰囲気



名古屋清州城から始まった織田信長の人生、小牧山に城を築き、そして美濃の斉藤家を追い払って稲葉山城を得て城下町を「岐阜」と改めた
そこで「天下布武」の大望を抱いたと言われている
北近江(滋賀県)の浅井長政に妹のいちを嫁がせて義兄弟となり同盟を結ぶと
南近江の六角氏を追い払って京への道を開いた
ラスト足利将軍、足利義昭を奉じて京の都に進軍、そこで前将軍を暗殺した三好を追い払って天皇の信頼も得た
京により近い琵琶湖のほとりに誰もなしえなかった天守を持つ巨大で華やかな安土城を築いた
信長が、この城で得意満面とした歳月はわずかであった、本能寺で家臣の明智光秀に討たれると同時に安土城天守も焼け落ちたのである

大手門付近


この急な石段を信長の家臣たちは登城したのか? たいへんだあ

左右は要塞化されて強固に見える



信長に与えられた豊臣秀吉の屋敷跡
重臣は城の中に屋敷を与えられていた

大手口に続く高い石垣、まさに要塞堅固


ここにも大きな屋敷の土台が見える

城内の寺


急な石垣はまだまだ始まったばかり、息が切れてきた

上から見たらこんなにも急

まだまだ へばるな!

ここも誰かの屋敷跡

林の中を行く ほとんど登山状態


信長の嫡男、織田信忠の屋敷跡はだいぶ上にあった
総大将となり、秀吉や家康に采配を振って、武田勝頼を攻め滅ぼした
信長の後継者としてかっこたる地位を築いたが信長と共に京で光秀に討たれた

                つづく