こんにちは、国立市消防団第一分団に所属している石井伸之です。
いよいよ計画停電が実施されるという情報が入り、消防団として消防車を使って市民の方々へ広報活動を行うということから、午前11時に消防団第一分団の1人として速やかに、第一分団の消防小屋へ向かいました。
一度市役所へ向かい、状況を確認する中で広報内容を知らされ、再び青柳地域へ戻り広報活動を行いました。
私が消防車を運転して、第一分団の分団小屋へ戻ろうとしたところ、矢川3丁目交差点辺りから下り線の左側車線に長い渋滞が発生していました。仕方なく右側の追い越し車線から先に行くと、エネオスのガソリンスタンドがあり、そこに入る渋滞でした。
それから、午後0時より午後0時30分まで消防車を運転して青柳地域を広報していると、市民の方より停電情報を尋ねられましたので、分かる範囲での情報を提供しました。
その後、午後1時からは国立市議会会派会議(会派代表者会議と違って、一人会派も出席するというものです)が議会応接室で行われ、市長及び総務部長より3月11日からの状況と計画停電などについて報告を受けました。
国立市内の被害状況としては、天井落下1件、壁の亀裂1件、看板の傾き1件その他把握していない若干の被害があったそうです。
11日午後5時過ぎから翌日12日午前7時40分ころまで、帰宅困難者に対する避難所として公民館、第八小学校体育館、市役所を設置し、公民館では80名、第八小学校では130名、市役所では11名を収容したとの報告がありました。
また、なかよし保育園や中央学童では親が迎えに来ることのできない園児や児童を宿泊させるといった対応もしたそうです。
今後の対応のトップには、早期に支援物資を障害者関係で交流のある岩手県宮古市に輸送するそうですが、余震の発生する可能性や道路状況などから二次災害にならないかどうか、慎重に判断した上で出発して欲しいということを伝えました。
市長からの報告を受け終わったことから、市長と総務部長が退席するというので、私の方から「市長として計画停電が実施される見込みのある中で、明日、明後日の常任委員会を開いて、出席説明員として市長、部長、課長が出席することができるのかどうか?」と質問すると、市長からは、とてもそのような状況では無いので、できれば常任委員会を中止して欲しい、という旨の発言がありました。
てっきり市長として最初のその旨の発言があるかと思いましたが、そういった発言が無かったので私の方から、質問させていただきました。市長の発言を受けて、結果的には明日の建設環境委員会と明後日の福祉保険委員会は中止となりました。
それにしても、国立市の停電区域がどうして多岐に渡るのかというと、江戸街道以北(おおまかには東・中・西地域と富士見台地域の境目にある道路のことを言います)は電力区域として大きなブロックとなっておりますが、江戸街道以南は電力区域が錯綜しており、例えば青柳地域でも電気の敷設時期やラインによって停電区域が一部地域に分かれているそうです。
国立市でも午後6時20分から午後10時からの計画停電区域に、谷保地域の一部、青柳北部、青柳3丁目、泉1丁目~2丁目、泉3丁目~4丁目の北部が入っていることから、本当に停電となるか不安な状況となっております。
また、明日の停電情報も入っていないことから、何か情報が入り次第アップします。