こんにちは、国立市議会議員の石井伸之です。
本日は9月3日に初日を迎えた9月議会の最終本会議を迎えました。
最終本会議の冒頭は、議長の簡単な挨拶があり、次に議会運営委員長として9月24日に確認された議案や議事日程などを報告しました。
議会事務局職員が作成した委員長報告を読み上げ、その後は順次議案の審議へと入ります。
議案は全て可決でしたが、可否の分かれた議案としては、総務文教委員会でもお知らせした、国立市役所などの公共施設をドラマ撮影などで使用する場合の使用料金を定めた条例案では、無料として撮影し易くすべきという意見もありましたが、料金を定めて撮影を支援するべきという答弁からも賛成多数で可決となりました。
次に最も不思議に思ったのは、日程第11、第60号議案 国立市自転車安全利用促進条例の一部を改正する条例案において、国立駅南口でありながらも北地区であった自転車置き場の住所を町名地番変更に伴い中地区へと文言整理をするだけの議案です。
建設環境委員会委員長である石塚議員に聞いたところ、委員会では質疑・討論も無く全員賛成でした。
しかし、最終本会議になると何故か自転車に関する件で質疑が集中します。
質疑の内容を聞いてみると、どうやら北地域にある引き込み線跡地を利用した無料駐輪場が廃止となり、高架下の駐輪場へ移り有料となることから何とかすべき、という内容で本条例案に否定的な質疑が続きました。
条例案は誰がどう見ても、自転車置き場の住所変更でしかありません。
それをありえないほどの拡大解釈を行い、自らの主張を繰り返すというのはいかがなものかと感じました。
何名かの議員が、様々な理由を付けて反対するので、さすがに私もそれは理不尽に思い、賛成の討論を行いました。
確かに無料から有料となりますが、高架下へ駐輪場が入ることによって駅に近くなり、セキュリティもしっかりとすることからその点からも引き込み線跡地から高架下駐輪場へ移ることは良いことと感じます。
結果的に賛成多数で可決しましたが、釈然としない第60号議案 国立市自転車安全利用促進条例の一部を改正する条例案の審議でした。
市長提出議案は全て可決した後に、続いて陳情の審議へ入ります。
日程第23 陳情第8 号 家賃値上げ中止、高家賃引き下げを求める意見書提出にかんする陳情は、建設環境委員会で一部採択となっておりましたが、本会議では一部採択が過半数に満たず、採択となりました。
最初は一部採択という形で、意見書を提出する予定でしたが、一部採択が否決されたことによって、事前に予定されていた意見書案は撤回となり、採択という形での意見書案が可決されたところです。
撤回から再提案の途中に混乱するかと思いましたが、議会事務局職員の手際の良い準備(当たり前と言われれば当たり前かもしれませんが、地道な準備に感謝したく思います)などもあり、無事すんなりと議事が流れ、議運の委員長としてはホッとしました。
日程第25 陳情第9 号 新建設マンション車両出入口の設置場所に関する陳情について、建設環境委員会で私達自由民主党明政会は否決しましたが、他の会派の賛成多数によって可決しております。
どういった陳情かというと、明和マンションの南側にある旧NTTの社宅がマンションとなることによって北側道路にのみ駐車場出入り口が設置され、北側道路の交通量が増えてしまうので、西側と南側へマンションの出入口を設置して欲しいというものです。
そもそも建築主事を置かない国立市にどこまでの権限があるのか微妙に感じましたが、様々な角度から質疑が行われました。
西側道路は交通量が少なく、そちらで出入りしていただくのは問題無いかと思いますが、南側はさくら通りに面しており、出来ることならば出入り口を設置しない方がベターであると感じました。
それでも、建設環境委員会での答弁でもあったように、さくら通りに面する出入口は多々ありますので、出入り口を設置することは可能です。
結果的には賛成多数で採択となりました。
最後に議員提出議案の審議が行われ、全て賛成多数で可決となり、9月議会は閉会となりました。
10月上旬には国体があり、続いて決算特別委員会へと続きますので、まだまだ気は抜けません。
本日は9月3日に初日を迎えた9月議会の最終本会議を迎えました。
最終本会議の冒頭は、議長の簡単な挨拶があり、次に議会運営委員長として9月24日に確認された議案や議事日程などを報告しました。
議会事務局職員が作成した委員長報告を読み上げ、その後は順次議案の審議へと入ります。
議案は全て可決でしたが、可否の分かれた議案としては、総務文教委員会でもお知らせした、国立市役所などの公共施設をドラマ撮影などで使用する場合の使用料金を定めた条例案では、無料として撮影し易くすべきという意見もありましたが、料金を定めて撮影を支援するべきという答弁からも賛成多数で可決となりました。
次に最も不思議に思ったのは、日程第11、第60号議案 国立市自転車安全利用促進条例の一部を改正する条例案において、国立駅南口でありながらも北地区であった自転車置き場の住所を町名地番変更に伴い中地区へと文言整理をするだけの議案です。
建設環境委員会委員長である石塚議員に聞いたところ、委員会では質疑・討論も無く全員賛成でした。
しかし、最終本会議になると何故か自転車に関する件で質疑が集中します。
質疑の内容を聞いてみると、どうやら北地域にある引き込み線跡地を利用した無料駐輪場が廃止となり、高架下の駐輪場へ移り有料となることから何とかすべき、という内容で本条例案に否定的な質疑が続きました。
条例案は誰がどう見ても、自転車置き場の住所変更でしかありません。
それをありえないほどの拡大解釈を行い、自らの主張を繰り返すというのはいかがなものかと感じました。
何名かの議員が、様々な理由を付けて反対するので、さすがに私もそれは理不尽に思い、賛成の討論を行いました。
確かに無料から有料となりますが、高架下へ駐輪場が入ることによって駅に近くなり、セキュリティもしっかりとすることからその点からも引き込み線跡地から高架下駐輪場へ移ることは良いことと感じます。
結果的に賛成多数で可決しましたが、釈然としない第60号議案 国立市自転車安全利用促進条例の一部を改正する条例案の審議でした。
市長提出議案は全て可決した後に、続いて陳情の審議へ入ります。
日程第23 陳情第8 号 家賃値上げ中止、高家賃引き下げを求める意見書提出にかんする陳情は、建設環境委員会で一部採択となっておりましたが、本会議では一部採択が過半数に満たず、採択となりました。
最初は一部採択という形で、意見書を提出する予定でしたが、一部採択が否決されたことによって、事前に予定されていた意見書案は撤回となり、採択という形での意見書案が可決されたところです。
撤回から再提案の途中に混乱するかと思いましたが、議会事務局職員の手際の良い準備(当たり前と言われれば当たり前かもしれませんが、地道な準備に感謝したく思います)などもあり、無事すんなりと議事が流れ、議運の委員長としてはホッとしました。
日程第25 陳情第9 号 新建設マンション車両出入口の設置場所に関する陳情について、建設環境委員会で私達自由民主党明政会は否決しましたが、他の会派の賛成多数によって可決しております。
どういった陳情かというと、明和マンションの南側にある旧NTTの社宅がマンションとなることによって北側道路にのみ駐車場出入り口が設置され、北側道路の交通量が増えてしまうので、西側と南側へマンションの出入口を設置して欲しいというものです。
そもそも建築主事を置かない国立市にどこまでの権限があるのか微妙に感じましたが、様々な角度から質疑が行われました。
西側道路は交通量が少なく、そちらで出入りしていただくのは問題無いかと思いますが、南側はさくら通りに面しており、出来ることならば出入り口を設置しない方がベターであると感じました。
それでも、建設環境委員会での答弁でもあったように、さくら通りに面する出入口は多々ありますので、出入り口を設置することは可能です。
結果的には賛成多数で採択となりました。
最後に議員提出議案の審議が行われ、全て賛成多数で可決となり、9月議会は閉会となりました。
10月上旬には国体があり、続いて決算特別委員会へと続きますので、まだまだ気は抜けません。