石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

6月5日さて国立市議会における6月議会の行方は?

2006年06月05日 | Weblog
 こんにちは石井伸之です。本日は月曜日ということで、朝の市政報告を矢川駅で石塚議員、松嶋議員と共に行いました。報告内容は、もちろん6月2日の6月議会初日の様子で、3月15日に東京都へ公文書で、国立駅舎の曳き家は断念しますので、ご了承下さいという内容を送ったところ、東京都からは遺憾ながら了承しますといった内容が帰ってきたところで、国立駅舎の曳き家の議論は終了したにも係わらず、この6月議会へ補正予算における曳き家の予算を提案してくることは、予想外の展開でした。

 少々話は変わりますが、青柳自治会の方より、青柳稲荷神社にホームレスが自分の荷物を運び込んでしまい、いくら片付けても切がないという話を受け、総務課長に相談したところ、課長自ら青柳稲荷神社の周辺を確認に行っていただきました。総務課長という大変忙しい職務に就かれているにも係わらず、仕事の合間を縫って現地へ飛んでいただいたことは本当にありがたく、また、このことを青柳自治会の副会長に話したところ、ここまで気を使っていただき本当に感謝しているとのことでした。このようにすぐさま行動していただける方がいることは、国立市役所としての誠意ある対応を垣間見た気が致します。さらに、総務課長よりこの件は、しっかりと立川警察署に連絡してパトロールを強化していただけるとのことです。

 さて話は元に戻り、本日の議会がどのようになったかというと、まず午前十時になっても特に進展したというような話は無く、結果的に夕方近くになって、質問議員と市長で意見交換があったようですが、明日より議会が再会されるメドは立っていない状況です。

 そして、悲しいことにとある与党議員から私達、駅舎の曳き家に反対する議員を審議拒否というレッテルを貼って、誹謗中傷するチラシを配布しているそうで、そのチラシがこちらにも回ってきました。しかし、審議がストップしている原因は、数日前の日記でお知らせした通り、とある議員の質問に上原市長が答えられないというのが、根本の原因です。さらに、文面を良く見ると全議員の連絡先と曳き家に反対している議員が表にされ、さも電話で圧力をかけて欲しいような構成になっております。正直なところ、我が家には1歳8ヶ月の長女がおり、午後2時から午後4時くらいがお昼ねタイムですので、極力静かにしていただきたいところを、抗議の電話で長女の貴重なお昼寝の時間が阻害されるのは大変迷惑であると断言致します。100歩譲って携帯電話ならまだしも、家族をも巻き込むやり方には、強い憤りを感じております。

 さらに、文面を良く見ると「市は、今回の現在の位置にもどす手だてについて、一歩進めた提案を用意している」とありますが、6月2日の議会において、具体的な戻す手立てについて質問をしても「それは今後考えます」という大変不誠実な回答しか帰ってきておりませんので、これは全くの出鱈目でしかありません。

 このチラシを作った与党議員に対して一番残念に思うところは、審議がストップしている具体的な原因を解消する努力もしないで、私達野党議員の誹謗中傷に走る政治姿勢です。このようなチラシを配布されれば、我々の態度は硬直し上原市長と意見をすり合わせしたくとも、できない状況を作り出すだけに過ぎません。どうぞ、この日記を毎日見ていただいている約100名前後の方々にご理解いただきたいのは、我々自由民主党議員を含む全ての野党議員は、存置方式で駅舎を残す方向にこれから全力を傾けようという時に、存置方式で大した努力もせずに、曳き家というただ単に問題を先送りする安易な方向に逃げようとしている上原市長の考え方です。確かに、存置方式で駅舎を残すことは、大変難しいかもしれません。しかし、最大限の努力や誠意も見せないうちに投げ出すことは、市長としての責任を放棄したように感じます。

 明日も質問議員と市長による内容のすり合わせが行われるようですが、再開できるかどうかは、与党議員が市長と野党の仲介役として汗をかいていただかなければ、とても再開は難しいと思います。

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