こんにちは、一昨年の6月議会に更生保護法人版八興社に関する陳情が福祉保健委員会に付託された際の委員長を務めていた石井伸之です。
本日は午前中に更生保護法人八興社二号棟が完成したことによる内覧会が行われ、正午からは立川グランドホテルにて落成式式典が行われました。
理事長の挨拶です。
子供の頃、八興社と言えば国立市内における学校給食用のパンを作っているパン屋さんであると認識しており、刑務所から出所もしくは仮出所した方の中で身寄りのない方が一時的に入る施設であるとは知りませんでした。
佐藤市長の挨拶です。
大人になってから八興社の役割を知るようになってからも、個人的に特別な接点も無かったことから、周辺住民とのトラブルも無く運営されていると思い込んでいたところです。
しかし、一昨年である平成22年6月議会に八興社に関する陳情が議会に提出され、福祉保健委員会に付託されてから慎重審議をする中で、八興社の運営が周辺住民には到底理解されない状況が明るみになりました。
それでも、身寄りのない出所者や仮出所者を引き受ける施設は、犯罪を犯した人々を社会復帰させる為には必要な必要な施設です。
そこで、私達当時の福祉保健委員会では陳情を継続審査とする中で、周辺住民で構成された陳情者、八興社、立川保護観察所、国立市健康福祉部といった関係者より様々な話を聞き、縺れた糸を解きほぐすかのような関係者との粘り強い意見交換を行いました。
結果的には八興社の運営を改善するという方向で意見集約がまとまりつつある段階で、平成23年3月議会を持って陳情は議員の任期満了廃案となったところです。
その後は、佐藤市長を中心に両者の話し合いが続けられ、新理事長の下で八興社の運営改善がされつつあります。
当時の事を今振り返ると、高くそびえていた難しい問題も福祉保健委員であった議員の協力があったおかげで、より良い方向に進んだように感じております。
もちろん、ここで自己満足してはいけません。
まだまだ周辺住民の方々にとって、八興社の運営改善が始まったばかりであり、宇都宮市やさいたま市で視察した素晴らしい更生保護施設に比べれば、遠く足元にも及ばないことは誰の目にも明らかです。
周辺住民の方々にとっては、刑務所から出てきた方々を「怖い」と思うのは当たり前ではないでしょうか?
例えば、八興社に入所した方がTシャツ姿で歩いている際に、二の腕から入れ墨が見え隠れした時の恐怖感ということも想像しなければなりません。
是非とも、そういった部分から改善していただき、周辺住民に対する信頼回復に向けて努力して欲しく思います。
今春新築した建物には、地域集会所としての機能も兼ね備えており、地域の会合に使って欲しいとの話があります。
当たり前のことですが、八興社入所者による周辺道路の清掃や地域住民の方々への挨拶するということも実施していただきたいところです。
本日の式典には、佐藤市長を始め、国立市議会からは議長を先頭に私を含めて10名で出席させていただきました。
また、法務省関係者、保護司、更生保護女性会、八興社理事及び評議員、国立市健康福祉部職員というように多くの方が出席されておりました。
本日の式典をきっかけとして、素晴らしい更生保護法人八興社として生まれ変わって欲しいところです。
本日は午前中に更生保護法人八興社二号棟が完成したことによる内覧会が行われ、正午からは立川グランドホテルにて落成式式典が行われました。
理事長の挨拶です。
子供の頃、八興社と言えば国立市内における学校給食用のパンを作っているパン屋さんであると認識しており、刑務所から出所もしくは仮出所した方の中で身寄りのない方が一時的に入る施設であるとは知りませんでした。
佐藤市長の挨拶です。
大人になってから八興社の役割を知るようになってからも、個人的に特別な接点も無かったことから、周辺住民とのトラブルも無く運営されていると思い込んでいたところです。
しかし、一昨年である平成22年6月議会に八興社に関する陳情が議会に提出され、福祉保健委員会に付託されてから慎重審議をする中で、八興社の運営が周辺住民には到底理解されない状況が明るみになりました。
それでも、身寄りのない出所者や仮出所者を引き受ける施設は、犯罪を犯した人々を社会復帰させる為には必要な必要な施設です。
そこで、私達当時の福祉保健委員会では陳情を継続審査とする中で、周辺住民で構成された陳情者、八興社、立川保護観察所、国立市健康福祉部といった関係者より様々な話を聞き、縺れた糸を解きほぐすかのような関係者との粘り強い意見交換を行いました。
結果的には八興社の運営を改善するという方向で意見集約がまとまりつつある段階で、平成23年3月議会を持って陳情は議員の任期満了廃案となったところです。
その後は、佐藤市長を中心に両者の話し合いが続けられ、新理事長の下で八興社の運営改善がされつつあります。
当時の事を今振り返ると、高くそびえていた難しい問題も福祉保健委員であった議員の協力があったおかげで、より良い方向に進んだように感じております。
もちろん、ここで自己満足してはいけません。
まだまだ周辺住民の方々にとって、八興社の運営改善が始まったばかりであり、宇都宮市やさいたま市で視察した素晴らしい更生保護施設に比べれば、遠く足元にも及ばないことは誰の目にも明らかです。
周辺住民の方々にとっては、刑務所から出てきた方々を「怖い」と思うのは当たり前ではないでしょうか?
例えば、八興社に入所した方がTシャツ姿で歩いている際に、二の腕から入れ墨が見え隠れした時の恐怖感ということも想像しなければなりません。
是非とも、そういった部分から改善していただき、周辺住民に対する信頼回復に向けて努力して欲しく思います。
今春新築した建物には、地域集会所としての機能も兼ね備えており、地域の会合に使って欲しいとの話があります。
当たり前のことですが、八興社入所者による周辺道路の清掃や地域住民の方々への挨拶するということも実施していただきたいところです。
本日の式典には、佐藤市長を始め、国立市議会からは議長を先頭に私を含めて10名で出席させていただきました。
また、法務省関係者、保護司、更生保護女性会、八興社理事及び評議員、国立市健康福祉部職員というように多くの方が出席されておりました。
本日の式典をきっかけとして、素晴らしい更生保護法人八興社として生まれ変わって欲しいところです。
暴力団関係者、性犯罪者は入居させないと聞いていますが。
入れ墨は、そういった関係者で無くとも入れている可能性はありますので、入れ墨=暴力団関係者や性犯罪者ではないことをご理解いただければと思います。