アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

2024年(令和6年)があと2日半で幕を閉じようとしています。
そんな年末だからこそ広い視野でこのニッポンという国を俯瞰し、未来への道標を考える示唆をします。

私は、14年連続で自殺者数 3万人以上1998年から2011年の間の2000年に「勇気の伝道師」のミッションを抱き、アドラー心理学の「勇気づけ」を教育、ビジネス、家庭などに広げようと邁進してきました。
しかし、道半ばです。
それでも、この志の灯を多くの仲間たちと共に未来を担う人たちに引き継ぎ、ニッポンが蘇ることを信じています。
ただし、以前のような経済大国ではなく、文化・技術大国として蘇ることをひたすら願っています。

そこで今日は3つのことについてお伝えします。

1.1人当たりGDP、最低の22位
2.ペリーが驚愕した日本の文化
3.『1日1分アドラー』の「おわりに」提出

1.1人当たりGDP、最低の22位

2024/12/23 共同通信社のニュースで次のことが報道されました。

・内閣府の12月23日の発表によれば、2023年の日本の1人当たり名目国内総生産(GDP)がドル換算で3万3849ドルとなった。
・これは、経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中22位(比較可能な1980年以降で、22年と並び最低順位)。
・21位の韓国を2年連続で下回り、23位のスペインとの差も前年から縮小した。
・これには、慢性的な低成長に加え、為替相場の円安進行が響いた。

図表は、次のとおりです。



もう1つ悲観的なグラフをお見せします。
「労働時間あたりGDPーアジア・太平洋版」です。
これを見ると、日本はアジア・太平洋の中位で、シンガポールからはるかに離され、オーストラリア、台湾、香港、韓国の後塵を拝しているのです。
思い切った言い方をすると、日本はもはや先進国ではなく中進国なのです。



私は、このように日本を長らく襲っている「ディプレッション(Depression)」が精神医学用語と経済用語で日本語で違った意味で使われていることを指摘しています。
精神医学用語では「うつ病、うつ状態」、経済用語では「不景気、不況」。
共通するのは、「エネルギー(活力、氣)が低下した状態」を意味します。



「失われた30年(大前研一氏によれば35年)」によって日本が失ったのは、経済的な活力だけでなく精神的な活力も、なのです。

2.ペリーが驚愕した日本の文化

ここからは「日本」ではなく活力がみなぎる「ニッポン」で表現します。

現代ビジネス 2024.12.27でこんな話を目にしました。

「黒船」が日本にきたとき、実は「ペリー」もまた「驚愕」していた…彼が「日本人」について語った「驚くべき内容」(播田 安弘氏)
   ↓
https://gendai.media/articles/-/144083?page=3

概要は次のとおりです。

・ペリーの日本来航時のエピソードをまとめた『日本遠征関連逸話集』(在NY日本国総領事館のウェブサイト)によれば、ペリーは寺子屋や藩校などで学ぶ日本人の教育水準の高さや、職人の腕のよさ、礼節を尊ぶ国民性に感嘆している。
・中国や他の東洋諸国では女性が夫の従属物のように扱われ無知の中に放置されているのに対し、日本女性は夫の伴侶であり、教育や品位があるとし、既婚女性のお歯黒は奇異ではあるが一夫多妻制もない日本は、道徳や規範において東洋諸国のなかで異質であると、好感を表している。
・日本人が潜在的に持っている技術力の高さを見いだし、こう述べている。
ー日本人の手工業上の技術の完全なことはすばらしく、日本の手工業者は世界の中でも最も成功していると言っていいだろう。
ー他の国民の物質的進歩の成果を学ぶ彼等の好奇心、それらを自らの使用にあてる敏速さによって、日本国民と他国民との交通から孤立させている政府の排外政策の程度が緩和されるならば、まもなく最も発達した国々の水準まで達するだろう。
ー日本人が一度文明世界の過去及び現在の技能を所有したならば、強力な競争者として、将来の機械工業の成功を目指す競争に加わるだろう。

次に、数年前の2021年版米誌USニュース・アンド・ワールド・リポートの「世界最高の国ランキング」の発表に注目してください。
調査はペンシルベニア大学ウォートンスクールなどと共同で毎年実施しているもので、世界78の国・地域を対象に、生活の質や市民の自由度、文化的な影響力、政治の安定などを76項目の指標で評価、ランク付けした結果です。



ニッポンは、世界の中でカナダに続いて「最高の国」の第2位のポジションにあります。
ニッポンの文化度の高さの指標とも言えます。

ペリーの残していた言葉と「世界最高の国ランキング」からすると、ニッポンが取り戻すのは経済大国への道ではなく、文化・技術面の復興かもしれません。
その意味では、アドラー心理学の貢献分野は、大きく期待されています。

3.『1日1分アドラー』の「おわりに」提出

昨日は、ひたすら2月21日発刊の『1日1分アドラー 悩みがゼロになる心の処方箋 72の言葉』(熊野 英一さん著、岩井俊憲監修、かや書房、税込み1,320円)の原稿のチェックを行い、それと共に私の分担の「おわりに」を書いて編集担当の末永 考弘(すえながたかひろ)さんに提出しました。





何だかよい年越しになったような気がします。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は、9連休の初日。
すでに計画を立てていることをたんたんとこなしました。

1.齋藤 孝先生の『本当の「心の強さ」ってなんだろう?』(誠文堂新光社、1,430円)を読了

株式会社誠文堂新光社よみもの.com編集部編集長の青木耕太郎さんからいただいた10代の子どものための本ですが、大人が読んでも参考になる本です。
概要を簡単にまとめると、次のようです。

《心の強さとは、しなやかで折れない、打たれ強い、再生力があってたくましい「柳」のようなメンタル。
ストレスやコンプレックス、失敗、挫折、逆境、後悔、黒歴史など、誰もが体験する身近な事例を多く示しながら、それぞれに対する考え方、対応方法を提示してくれる本》

目次は、下記のとおり。

第1章 心の強さ、弱さってなんだろう?
第2章 どうしたら失敗に強くなれるのか?
第3章 「修正力」を自分の武器にしよう!
第4章 「コンプレックス」はこじらせちゃいけないよ!
第5章 「黒歴史」から自分を解放する方法
第6章 何度でも立ち直れる、「折れない心」のつくり方

計画されている10代の子どものためのアドラー心理学の本の内容がよりリッチになりそうです。

2.年間目標のチェック

私は毎年、8-9項目の目標を設定し、その達成度をチェックしています。
パーフェクトと言えないけれど、7割ぐらいの達成度です。
特に、途中から加えたリハビリについては、パーフェクトに近いです。



大切なことは、いきなり目標を設定するのではなく【目的】→【目標】→【計画】→【実践】のレバルへと落とし込むことです。

この点については、お勧めがあります。

原田 隆史さん(人のパフォーマンスを最大化し、夢と目標をかなえる 株式会社原田教育研究所 代表取締役)が講師を務める年末年始"専用"シーズン限定講座
『2025年を自分史上、最高の1年にしたい人へ』(原田メソッド【事務局】主催)です。



「昨年4000人以上が受講した人気講座を新特典&フルリニューアルでパワーアップ!」だそうです。

※今日、明日のお申込みならば、通常8,000円のところを2,800円で受講できる、都合がいい時間に受講できるオンライン講座です。
<詳しくはこちら>
    ↓
https://fr.mentre2.com/newyear/lp/fb

原田 隆史さんは、私の入院中の2024/03/04 0:02にメッセンジャーでこんなお見舞いの言葉をくださっていました。

《夜分すいません。
先生、くれぐれもお大事になさってください。
ご回復を祈念しています。
返信はいりません。》

3.2月21日発刊の『1日1分アドラー 悩みがゼロになる心の処方箋 72の言葉』(熊野英一著、岩井俊憲監修、かや書房、税込み1,320円)の原稿のチェックをしました。





熊野 英一さんがとてもわかりやすい文章で仕上げてくれています。

出版記念イベントを次のとおり開催します。

日時:2月22日(土)15:00~17:00 出版記念講演会、シンポジウム、サイン会
           (ヒューマン・ギルドで)
          17:30~  出版記念パーティー(ソープラアクアにて)

当日のボランティアとして2名が立候補してくれています。

4.日々、ソラ君の動画・写真が送られてきます。



好奇心旺盛な子として育っています。
明日は、ソラ君を交えた岩井家の歴史的なイベントが開かれるのが楽しみです。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は、ヒューマン・ギルドでは仕事納めの日。
仕事を片付けてから4人の分担場所をきれいにしました。
私の割り当ては男子トイレ。

時々は左手も使って拭き掃除をしました。
例年より丁寧にトイレ掃除。
「障害者だから」と言って甘えたりしません。

一昨日のことです。
リハビリに行ったついでに理学療法士の方に長らく歩いていると右のお尻の部分が固くなり歩行に支障が出てくる、と訴えました。
すると、「10メーターほど歩いて行って戻ってきてください」と私に指示をしました。
その姿を見て私の体型を観察してすぐ「岩井さんは右肩下がり、その上右の肩が少々後ろになるので、右臀部に負担がかかる歩き方になるのです」とモデリングしながら指摘し、矯正法を2つほど教えてくれました。

私の右肩下がりと歩行のクセは、この頃妻からとみに言われていたことですが、専門家にも指摘され矯正法のご指導を受けると、立ち方・歩き方について課題感を持って取り組むことができます。

【体】のクセを変えることにチャレンジします。

ところで、【心】のクセはどうだろうか?

たとえば、
・なかなか決めようとしない。
・決めたことに取り組まない。
・取り組んでも中途半端
・失敗体験を思い出して放り投げる。



その他にたくさんありますね、【心】のクセ。

【心】のクセは、【思考】のクセ、【感情】のクセ、【行動】のクセがあります。
その対応は、どうしたらいいでしょうか?
「失敗体験を思い出して放り投げる」ということについては昨日、齋藤 孝先生の本『本当の「心の強さ」ってなんだろう?』(誠文堂新光社、1,430円)でこんなことを読みました。

齋藤先生は、大学を卒業し、社会へと巣立っていく学生に「『テンシュカク』の心得を忘れちゃダメだよ!」と言って送り出しているそうです。

「テン」は『テンションを高く行け!』
「シュ」は『修正を怠るな!』
「カク」は『確認を忘れるな!』

お城の「天守閣」に引っ掛けた齋藤先生の造語です。

アドラー心理学の立場からすると、【心】のクセは、自覚的な努力を重ねながら、今までと違った【思考】のクセ、【感情】のクセ、【行動】のクセとは違ったスタイルを取り続けていけば、ライフスタイルは変えられる、と捉えています。

これから新年を迎えるあなた、「新年=新念」としてチャレンジしてみませんか?

その第一歩として、何度も何度もサングラハ教育・心理研究所応援プロジェクトをご覧になり、協力しようとしても申し込みを怠っていませんでしたか?
今がチャンスです。

■サングラハ教育・心理研究所応援プロジェクト にお申し込みのほど。

◆3,000円 アーカイブ動画申し込み 
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1231
◆10,000円 アーカイブ動画申し込み+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1233



状況は、次のとおりです。

応募者数:81名
募金(喜捨)額:469,000円

目標まであと31,000円です。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日はヒューマン・ギルドでの最後の仕事です。
掃除ーとても大掃除といえるほどどはありませんー をして、午前中で仕事納めです。
このところ出勤するのは、週平均で2ー3日になっています。
私の代わり社員がよく働いてくれています。

今日は2つのことをお伝えします。

1.サングラハ応援プロジェクトのご報告
2.【慈悲】と【喜捨】のこころ

1.サングラハ応援プロジェクトのご報告

《サングラハ教育・心理研究所主幹の岡野守也先生が、パーキンソン症候群の『進行性核上性麻痺』という治療法が確立されていない難病に侵され、余命4-6年の見通しだそうで、大変つらい日々を送られております。現在、サングラハ教育・心理研究所は、主幹の病気、会員数の減少などの危機を救うため》

のの趣旨で展開しているサングラハ教育・心理研究所応援プロジェクトの昨日現在の状況は、次のとおりです。

応募者数:78名
募金(喜捨)額:453,000円

募金(喜捨)額は、あと47,000円で目標の500,000円に到達します。
@3,000円の募金額だけだと18人、10,000円の募金額では5人。
組み合わせると、@3,000円で6人、@10,000円で3人の組み合わせで到達します。
何とぞご支援のほどよろしくお願いします。

■サングラハ教育・心理研究所応援プロジェクトの確認と申し込みは、下記から。

◆3,000円 アーカイブ動画申し込み 
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1231
◆10,000円 アーカイブ動画申し込み+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1233

2.【慈悲】と【喜捨】のこころ

ところで私が【喜捨】の言葉を使っているかご存じですか?
実は仏教用語の【四無量心】(しむりょうしん)によります。

AIによれば、【四無量心】とは仏教用語で、「仏や菩薩が衆生に対して持つ無限で平等な4つの哀れみの心」を指します。

【喜捨】は【慈悲】とセットで語られるもので、ここでまずは『精選版 日本国語大辞典』のそれぞれの定義を借りておきます。

【慈悲】・・・「仏・菩薩が人々をあわれみ、楽しみを与え、苦しみを取り除くこと」「いつくしみ、あわれむこと。なさけ」

【喜捨】・・・「喜んで寺社や貧しい人に寄付すること」

またAIにに戻ると、「四無量心は、慈無量心、悲無量心、喜無量心、捨無量心の4つに分けられます」とあり、こんなことが書かれています。

慈無量心・・・人に幸せを与えようとする心
悲無量心・・・人の悲しみを取り除こうとする心
喜無量心・・・人の幸せを共に喜ぶ心
捨無量心・・・偏りの心をなくし、人を平等にみる心

ここで、私の結論です。

「悲しみを取り除き、幸せを与えようとする」【慈悲】のこころの発揮としての【喜捨】が、「偏りの心をなくし、人を平等にみて共に喜ぶ心」につながるのです。
年末のこの時期、【共同体感覚】に満ちた、志のある方の【慈悲】と【喜捨】に期待しています。

あなたのほんのわずかな一灯が万灯へと広がっていき、世の中を変えるのです。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は、クリスマスイブの日でしたね。
そのことを一切忘れて夕方まで過ごしていました。

妻とランチに行くとき、全方向を見ても青空でした。
帰りに 「たきび」のうた発祥の地 の横を通り、妻に写真を撮ってもらいました。

お地蔵さんがこんなところに。



夜タクロウ夫婦から大量の「みてね」が届いてやっと「今日はクリスマスイブだった」と気づきました。
のんきな夫婦です。

さて、本日は2つのことをお伝えします。

1.サングラハ応援プロジェクトのご報告
2.早稲田大学エクステンションセンターでの【勇気づけ講座】のご案内

1.サングラハ応援プロジェクトのご報告

昨日は、サングラハ教育・心理研究所応援プロジェクトを応援してくださった方々75人にヒューマン・ギルドから一斉感謝メールをお送りしました。

《イベント終了後も申し込みが相次ぎ、12月24日(火)の12:00段階で75人の方々からの基金(喜捨)は、441,000円に達しています(クレジット未決済の数人を含む)。
目標の500,000円まであと59,000円となり、目標達成可能の見通しとなってきました。
皆様のご協力に、心から感謝申し上げます。》

基金(喜捨)額が441,000円に達しているのです。
本当に有難いことです。

何としても目標の500,000円を喜捨したいと願っていますので、志ある方のご賛同と、ご喜捨を期待しております。
アーカイブ動画販売の申込締切は、2025年1月15日(水)ですので、よろしくお願いします。

サングラハ教育・心理研究所応援プロジェクトの確認と申し込みは、下記から。

◆3,000円 アーカイブ動画申し込み 
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1231
◆10,000円 アーカイブ動画申し込み+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1233



2.早稲田大学エクステンションセンターでの【勇気づけ講座】のご案内

早稲田大学エクステンセンターの事務局から昨日、メールが入りました。
開講決定ですが、定員までもう少しです。

【勇気づけの心理学】をかなり学ぶ意欲の高い人たちとご一緒しませんか。
ヒューマン・ギルドでの私と違ったキャラで講師を務めます。

--------------------
○開講年度学期 :2024 冬期
○キャンパス  :早稲田キャンパス
○クラスコード :140517
○講座名    :勇気づけの心理学―アドラー心理学の理論と実践
○開講日    :2025年1月10日 (金)
○授業回数   :7 回
○定員数    :30 名
○講座情報URL  : https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/63294/        
--------------------

※テキストは、この10月末に重版になった『勇気づけの心理学 増補・改訂版』(金子書房)です。

 

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日は3つのことについてお伝えします。

1.10代の子どものアドラー心理学の本のプロジェクトが進む
2.AERA with Kids+に載った学力が高い子の家庭8つの特徴
3.YouTubeアドラー心理学専門チャンネルで「【アドラー心理学】好奇心を強みとして活かそう!」

1.10代の子どものアドラー心理学の本のプロジェクトが進む

昨日の午後は、ヒューマン・ギルドで10代の子どものアドラー心理学の本の打ち合わせをしていました。

写真の左から 株式会社誠文堂新光社よみもの.com編集部編集長の青木耕太郎さん、私、Edit Link(エディットリンク)代表のかきの木のりみさん。
青木さんからの企画提案のメールから始まり、私が引き受け、編集協力者としてかきの木さんを推薦したことから始まり、3人での打ち合わせは3度目になります。
息ピッタリで、やり取りをしていると「文殊の知恵」が湧いてきます。

企画の本は2巻で、前半の本は10月発刊の予定です。
10代の子どものためのアドラー心理学の本は、私が願っていたジャンルの1つで、とても熱量が高くなっています。

なお、かきの木さんとは、3年間ある月刊誌の連載を来年文庫化して出版する予定になっています。
年末・年始には、監修本の2冊の原稿のチェックが控えています。

2.AERA with Kids+に載った学力が高い子の家庭8つの特徴

AERA with Kids+(2024.12.21)「学力が高い子の家庭に見られる8つの特徴とは? 調査からわかったことを専門家が解説」を見つけました。
    ↓
https://dot.asahi.com/aerakids/articles/-/243570?

10代の子どものアドラー心理学の本では、子ども学力の話題を避けて通れないので、関心を抱きました。
浜野 隆先生(お茶の水女子大学基幹研究院教授。専門は教育社会学・教育開発論)の調査によるもので、子育ての指針になりそうです。

この調査をまとめると、学力が高い子の家庭では、具体的には以下の8つの心がけや関わりをしている親が多いことがわかり、親の経済力とは直接関係がないことが多いようです。

1)生活習慣を安定させている
2)過保護ではなく、子どもを一人の人間として尊重している
3)親子で絵本、本、新聞に親しんでいる 
4)家で学習しやすい環境を整えている
5)文化・芸術に積極的に触れさせている
6)テレビゲームや携帯電話に関するルールを決めている
7)子どもとの会話の時間をもっている
8)親自身が規則正しい生活とさまざまな体験を心がけている

我が家の子育てでは、この8つにかなり該当していたことがわかり納得です。

3.YouTubeアドラー心理学専門チャンネルで「【アドラー心理学】好奇心を強みとして活かそう!」

私たち夫婦は、子どもの好奇心を何よりも大切にしました。
その精神は、タクロウ夫婦からソラ君に受け継がれています。
その経験をもとに語ったのが、昨夜21:00から配信のYouTubeアドラー心理学専門チャンネル「【アドラー心理学】好奇心を強みとして活かそう!」(11分)です。
     ↓
https://youtu.be/8iUZoZvh9tI



次のことを柱に語っています。

・【好奇心】とは
・【好奇心】の3つの機能
 ・岩井家のアドラー流子育ての3大特徴
・子どもの好奇心
・大人の好奇心
・老いても好奇心

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨晩20:00~21:30は、サングラハ教育・心理研究所応援プロジェクト:「仏教×アドラー心理学」をオンライン開催しました。
Zoomには27名の人達が参加、サングラハ教育・心理研究所主幹の岡野守也さんもオブザーブされていました。

発起人を森哲史さん野口久美子さん、私の3人で以下の呼びかけで喜捨(寄付)を募るためのイベントでした。

《サングラハ教育・心理研究所主幹の岡野守也先生が、パーキンソン症候群の『進行性核上性麻痺』という治療法が確立されていない難病に侵され、余命4-6年の見通しだそうで、大変つらい日々を送られております。現在、サングラハ教育・心理研究所は、主幹の病気、会員数の減少などの危機を救うため》

野口久美子さんの司会・進行で始まり、冒頭で発起人を代表して私がご挨拶。
まずは、喜捨(寄付)の現況をお伝えしました。
昨日の15:00現在、ヒューマン・ギルドの社員を含めて59人(ヒューマン・ギルド関係41名、サングラハ関係9人、森さんの友人9名の内訳)、金額は275,000円に達しています。

続いて、なぜ私がこのプロジェクトを始めたのかの経緯をお伝えしました。

1.私を動かした人
 森 哲史さん:「サングラハ教育・心理研究所主幹の岡野守也先生が、パーキンソン症候群の『進行性核上性麻痺』という治療法が確立されていない難病に侵され、余命4~6年の見通しだそうです。大変つらい日々を送られています」のメッセージ( 2024/10/21 11:52)←これにすぐプロジェクト提案
 野口久美子さん:プロジェクトに賛同、オンラインサポートに加えて画像作成やプロモーションにご協力

2.私が動いた3つの理由
(1)岡野さんは、私の恩師・友人(同志)
(2)同い年の私は(危機から)救われたのに、(岡野さんは)治療法が確立されていない難病に
(3)「岡野さんが築き上げたサングラハ教育・心理研究所の命脈を断ってはならない」

特に(3)は、サングラハ教育・心理研究所の「包んで超える」【統合】(Oneness)」の【ミッション】の灯を発起人3人から始まる【パッション】でサポートすることです。

その後、森さんの『唯識から見た仏教とアドラー心理学ー共同体感覚を中心に』の講演、私の『原始仏教を中心にした仏教とアドラー心理学』の講演、2人の対談、参加者との質疑応答。
そして、最後には森さんからのお願いとサングラハ教育・心理研究所を代表して副主幹の高世 仁さんからの謝辞。
全体を通じて、ベースには仏教の唯識、アドラー心理学の共同体感覚という違いがあっても、サングラハ教育・心理研究所とヒューマン・ギルドとは、同じ方向を目指していることが確認できました。

ご参加の方々、アーカイブでご支援の方々、そして発起人の 森哲史さん野口久美子さんに心から感謝申し上げます。

レコーディングも順調にできたようで、アーカイブ動画申し込み の方々には、アーカイブ動画データと配布可能な資料を添えてお送りします。
当日ご参加の方々には、お礼の文書と共に資料をお渡しするつもりです。

ところで、講座が終わって30分以内に高世 仁さんからお礼のメールをいただき、そこには岡野守也さんのメッセージも添えられていました。

《体調のため視聴させていただくだけになり、とても残念でした。
示唆深いお話、対談でした。
多大なご協力、改めて心から感謝いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。》

なお、岡野 守也さん著の『仏教とアドラー心理学』(佼成出版社)は、入手可能です。
関心を持たれた方は、是非お読みください。

志ある方のご賛同と、ご関与による各方面へのお声がけなどのご貢献を期待しております。
アーカイブ動画販売の申込締切は、2025年1月15日(水)ですので、よろしくお願いします。

サングラハ教育・心理研究所応援プロジェクトの確認と申し込み

◆3,000円 アーカイブ動画申し込み 
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1231
◆10,000円 アーカイブ動画申し込み+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1233

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日も『働く』『遊ぶ』『学ぶ』の三位一体で過ごした1日でした。
一昨日のブログでは、『働く』『遊ぶ』『学ぶ』は三位一体だとして、この調子で日々を過ごしているうちに、いつの間にか「生涯現役」「生涯研鑽」「生涯感動」の路線を走り、「輝いて生きる」ことにつながることを書きました。


(一昨日のスライドに一部修正を加えた)

さて、本日のメインは、次の2つです。

1.ファシリテーターとしての研修@某中規模製造業での役員・部長研修
2.サングラハ教育・心理研究所応援プロジェクトのご支援に感謝

1.ファシリテーターとしての研修@某中規模製造業での役員・部長研修

昨日の午後は、千葉県の某中規模製造業で社長を含む9人の役員と部長を対象に「組織活性化研修」を行ってきました。
冒頭に社長から「人材育成に寄せる想い」を語っていただき、その後に「ルールを決めた上での【対話型】ホンネトーク。
ここでの私の役割はファシリテーター。
部長の発言中に社長が割り込み発言をしようとしたときに「社長はここで黙って聞いていてください」と発言を制する場面がありました。
時々ダニエル・キムの「組織の成功循環モデル」などをスライドで映し出したりしながらこの会社の組織風土についての現状と目指す方向などの合意形成を図りました。
最後は、2つのグループに分けて「グループ・ワーク」。
この会社の未来を拓くための施策を模造紙・付箋紙を使って洗い出しました。

ファシリテーター役を務めながら私は、ジャーナリストの田原総一朗氏(90歳)が2024年10月1日の産経新聞「話の肖像画」で語っていた次の言葉を思い出しました。

「ジャーナリストの仕事には『終わり』というものがない。僕にとってこれほど、刺激的で面白いものはありません。『知りたい、聞きたい、伝えたい』という思いがあふれてくるんですよ」

『遊ぶように働き、働きながら学ぶ』時間を過ごせた午後でした。

2.サングラハ教育・心理研究所応援プロジェクトのご支援に感謝

いよいよ今夜、20:00~21:30にサングラハ教育・心理研究所応援プロジェクト:「仏教×アドラー心理学」(オンライン開催)が行われます。
講師の森哲史さんも私もかなりのレベルの資料を準備中です。
ただ、今夜は中間地点でしかありません。
現時点で募金の応募状況は、次のようになっています。

                     @3,000   @10,000  計    金額
オンライン   17人     5人  22人  101,000円
アーカイブ   25人     5人  30人  125,000円 
 合計       42人        10人  52人  226,000円

私の願いは100万円を集め、難病のため苦しんでいらっしゃる岡野守也さんが主幹を務めるサングラハ教育・心理研究所の窮地を救うために寄進することです。

アーカイブ動画販売の申込締切は、2025年1月15日(水)です。
以下で確認・申し込みをよろしくお願いします。

◆3,000円 当日参加 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1230  
◆3,000円 アーカイブ動画申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1231
◆10,000円 当日参加+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈) https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1232
◆10,000円 アーカイブ動画申し込み+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1233

※趣旨・その他について詳しくは、昨日のブログをご参照ください。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

遅い時間の更新です。
今日は3つのことについてお伝えします。

1.子どもの不登校が親に与える影響について
2.オンライン開催第12期アドラー心理学ベーシック・コース終わる!
3.中山達樹さんの新著の新聞広告:『笑って死ねる 人・生・論』

1.子どもの不登校が親に与える影響について

2023年度に全国の国公私立小中学校で「不登校」と判断された児童生徒は前年度から15・9%(4万7434人)増の34万6,482人となった子どもの【不登校】については、その背景や対応などが中心に語られることが多いのですが、親に与える影響についても取り上げる必要があります。
そのことについて新聞のニュースをもとにお伝えします。

(1)子の不登校で苦しむ保護者 2割が離職、1割弱が「死にたい」 精神的・経済的な支援急務(2024/12/12 産経新聞ニュース)

https://www.sankei.com/article/
20241212-37DTTRUQ3ZLBDHRXYLEKZO565A/


小見出しは、次の4つ。

・「経済的にも精神的にも追い詰められました」と窮状
・失業保険、すぐには給付されず
・低年齢化が顕著で親のケアが必須に
・親の生活も変わってしまう

キモの部分は、次のとおりです。

不登校の児童生徒ら向けにオンラインフリースクールを運営する「SOZOW」が8~9月、在籍者の親に「不登校によって保護者に起きた変化」を複数回答で聞いたところ、「気分の落ち込み」と「孤独」は半数以上、「体調不良」は4人に1人が感じていた。


(2)子が不登校、仕事どうする? 企業が支援・介護休業も(2024年11月21日 日本経済新聞電子版)

https://www.nikkei.com/article/
DGXZQOUD24B1C0U4A021C2000000/



小見出しは、次の4つ。

・精神不調に陥る親たち
・時短が使えず困っているという声
・「常時介護を必要とする状態」子も対象
・子どもの安心は親の支えから

キモの部分は、次のとおりです。

不登校の小中学生の数が最多を更新する中、不登校になった子の親への支援が課題として浮上している。不登校でも使える時短や休業制度を設ける会社もあるが、まだ少数だ。家庭で過ごす不登校の子どもも多く、親が仕事を続けながら子どもを支えるための環境整備が求められている。

(3)不登校の子どもに仕事体験 社会とのつながり感じて(2024年12月1日 日本経済新聞電子版)

https://www.nikkei.com/article/
DGXZQOUF259CS0V21C24A1000000/

不登校の子どもに仕事体験をしてもらうことは、私も不登校支援の1つとして15歳以上の子どもについては、アルバイトを紹介していたこともあります。

■2016年2月11日付けブログ 不登校に贈る応援歌(10):パートで社会性を養う

■不登校・登校しぶりについてYouTubeで15分ほどで学ぶには。こちらを。

「【アドラー心理学】不登校・登校しぶりにどう対応するか」
    ↓
https://youtu.be/u2A4YDwOv3w


2.オンライン開催第12期アドラー心理学ベーシック・コース終わる!

昨日の午後は、永藤かおるさんを講師、 前川公美子さんをオンラインサポートとしてオンライン開催第12期アドラー心理学ベーシック・コースの6日目(最終回)を行っていました。



「勇気づけと全体総括」がテーマ。
前川さんのFacebookによれば、下記のような感想が寄せられたそうです。

⭐️アドラーの人生を知り、アドラーの生き様に勇気づけられた
⭐️学んでいなければ聞き逃していた子どもの一言に気付けるようになった
⭐️勇気づけマインド中で学べたことが心地よかった
⭐️自分のまわりへも勇気づけをしていきたい
⭐️日頃の行動を客観的にみられるようになってきた
⭐️人生にとってプラスとなる学びだった
⭐️みなさんとの学び合いに勇気づけられた
⭐️課題の分離や共通の課題への考え方も学べたことがとてもよかった
⭐️子育てに勇気づけを実践しながら、子どもを勇気づけることで、小さな自分も勇気づけられている
⭐️理想を描きながら実践していくことをしようと勇気づけられた

前川さん、永藤さん、お疲れさまでした。
また、熱心に受講された参加者の方々に感謝申し上げます。

■アドラー心理学 ベーシック・コースの今後の開催予定は、次のとおりです。
集合型とオンライン型の2つのパターンがあります。 

◆東京土日4日間コース(集合型.リアル)

 日程:1月コース 2025年1月11.12.25.26日(土日)
 時間:土曜日13:30~19:00 日曜日10:00~17:30 
 内容確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1086

 日程:4月コース 2025年4月5.6.19.20日(土日)
 時間:土曜日13:30~19:00 日曜日10:00~17:30 
 内容確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1217

◆土曜6日間コース(オンライン)
 日程:2025年4月12日.26日.5月10日.24日.6月7日.21日
 時間:土曜日13:15~17:15  
 内容確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1218

3.中山達樹さんの新著の新聞広告:『笑って死ねる 人・生・論』

今朝の産経新聞の第3面に中山達樹さん(中山国際法律事務所 Nakayama & Partners 代表弁護士、一般社団法人グローバルチャレンジ 代表理事)の新著『笑って死ねる 人・生・論』の新聞広告が載っていました。

日本を覆う同調圧力との「闘いの象徴」として白スーツを身に着ける中山さんの、とてもインパクトの強い人生論が多くの人たちに届くことを願っています。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日、【スタート】したいくつかのことをお伝えできるようになりました。
(1)ヒューマン・ギルドの公式新年会開催
久しぶりにヒューマン・ギルド主催で新年会を開催することにしました。
1月13日(月・祝)のアドラー心理学ゼミナール(11:00~13:00)、カウンセリング演習(14:00~17:00)を終えた後の開催です。

日時:1月13日(月・祝)17:30から
場所:香港酒家(30人以上集まると貸し切り)
料金:3,500円(当日集金、ありえない飲み放題付き)
申し込み:近日中にWebsiteでお知らせ(お急ぎの方は「しゅんけんさんのブログで知った」として info@hgld.co.jp に)

■当日のゼミナールは、次のとおりの開催です。

タイトル:「不条理なPTA」をリニューアルするために ー第四子末っ子がPTA会長になった物語
講師:
 栗山宗大さん(某公立小学校PTA会長/脚本家/映像ディレクター/明治学院大学社会学部講師)
 栗山慶美さん(アドラー・カウンセラー)
 日程:2025年1月13日(月・祝)時間:11:00-13:00
 受講料:2,200円(税込、要予約、会場参加の方は当日支払も可能です)
 詳細確認及び申し込み
  会場開催  https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1227
  オンライン開催  https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1228

(2)『1日1分アドラー』(仮題、熊野英一著、岩井俊憲監修、かや書房)出版記念イベント
日時:2月22日(土)15:00~17:00 出版記念講演会、シンポジウム、サイン会
          17:30~  出版記念パーティー(ソープラアクアにて)

『1日1分アドラー』(仮題)の打ち合わせを⒕:00からやっていました。



1時間のうちに決まりました。

※ボランティアの方を数名募集します。

2.今までにスタートしている応援プロジェクト:「仏教×アドラー心理学」(オンライン開催)の応募(ご寄進)状況のご報告です。



3,000円のご寄進:20名
10,000円のご寄進:6名
計:26名
総額:120,000円

オンライン参加12名、アーカイブ動画14名で、まだまだよちよち歩き状態です。
私の願いは100万円を集め、窮地にある岡野さんとサングラハ教育・心理研究所に寄進することです。

※私の想いについては、12月8日付けブログ「【有難い】思い:『応援プロジェクト』」をご参照ください。
     ↓
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20241208

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「勉強はなんのためにするの?」
子どもからよく問いかけられる疑問です。
小学校の低学年だと理解されないけろど、10代になると理解可能な答えをアリストテレスは教えてくれます。

『NHK100分de名著 アリストテレス ニコマコス倫理学』(山本芳久、2022年5月号テキスト)が参考になりました。

アリストテレスの「最高善」の「幸福になる」という【究極の目的】に至る道筋として「勉強する」を【目的ー手段】の関係でつなげていけばいいのです。
道筋は、人によって違うこともありますが、私の考えはスライドのとおりです。

ところで、急にどうして私は、こんなことを考え始めたのでしょうか?
答えは、2つあります。

1つは、ある出版社から『10代のためのアドラー心理学』の企画が持ち込まれたことです。
私のモチベーションは最高潮。
私の集大成の本を書きます。

もう1つは、今夜配信のヒューマン・ギルドのメルマガの巻頭言にあります。
「本の紹介」ですが、とてもいいことを書いています。

2.昨晩配信の YouTubeアドラー心理学専門チャンネル は「【人おこし】【組織おこし】に導く機会開発アプローチ」をご提供。

ご視聴はこちらから
   ↓
https://youtu.be/7tXgaaq3_MM

あなたのモチベーションが高まり、対人サポートにも活かせるノウハウ満載です。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私は、ほとんどの人が【ありがたい】と書くことを特別な想いを込めて【有難い】と書きます。
【有難い】=「ることがい(むずかしい)」として「滅多にないことが実現した感謝」の意味を込めています。
ある方からこんなことを教わったことがあります。

「岩井さん、【有難い】の漢字だけを使って後ろから書いてごらんなさい。【難有り】だよ。【難有り】の状況で格別な貢献をしてくれたのだから、【有難い】なのですよ」

それ以来私は、感謝の気持ちを味わうときは、【難有り、有難し】とセットにして感謝の気持ちを心に刻むようにしています。

昨日も【難有り、有難し】の状況をいくつも噛みしめました。

応援プロジェクト:「仏教×アドラー心理学」(オンライン開催)に何人もの方々からご応募いただきました。



とても有難いことです。

昨日の16:00頃にはタクロウ宅に訪問、ソラ君にも会ってきました。



クリスマスオーナメント届けついでに、岩手県の旅行のお土産やお歳暮のお裾分けのためです。

4月まで中央区のマンションに住んでいたタクロウ夫婦が、言葉にはしないけれど、徒歩・電車利用共に25分の近くに引っ越してきたことも【有難い】ことです。
加えて、ソラ君の両親も自然とアドラー式の育児をしていて、ソ、ラ君をいろいろな公園に連れて行って遊ばせ、「みてね」で写真・動画をシェアしてくれているのが【有難い】です。


(滑り台で遊ぶソラ君)

【勇気の伝道師】である私は、これから【有難い】のお裾分けもどしどししていこうっと。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日も遅い時間の更新です。

11月16日付けブログ11月19日付けブログで「応援プロジェクト・スタート:サングラハ教育・心理研究所(主幹・岡野守也さん)」の(1)(2)を森 哲史さん野口久美子さんと私の3人でスタートさせてから昨日のブログに書いたように思うように応募者が増えないことに【もどかしさ】を覚えていました。
しかし、【目的】=窮地にある岡野さんとサングラハ教育・心理研究所を救済すること、と【手段】=そのために森 哲史さん野口久美子さんと私の3人で「仏教×アドラー心理学」(オンライン開催)を12月20日(金)の20:00から開催すること、の【目的】⇔【手段】関係が明確にしてから賛同者がグーンと増えてきました。
とても【有難い】思いを抱いております。

この背景には、ヒューマン・ギルドと最近急速なご縁が深まり、基金を寄せてくれたある方の率直なご質問がありました。

「しゅんけんさんから『岡野守也さん』のお名前と『サングラハ教育・心理研究所』のことを聞いたことがありませんでした。なぜ、こんなに肩入れするんですか? そもそも『岡野守也さん』も『サングラハ教育・心理研究所』もしゅんけんさんやヒューマン・ギルドの課題でもないような気がするのですが?」

私はこう答えました。

「もし私が左腕の動脈塞栓症のために入院・手術で左手の4本の指を切断しなかったならば、パーキンソン症候群の『進行性核上性麻痺』という治療法が確立されていない難病のため余命4-6年の見通しで、大変つらい日々を送られ、彼の主宰するサングラハ教育・心理研究所の窮状を知って、祈るとか、せいぜいお見舞いのメールを送るくらいしかしなかったでしょう。
私の血栓が脳や心臓に行っていたら、今頃この世に存在していなかったか、後遺症に苦しんでいるかでしょう。ところが、幸い心身の機能の2%の喪失でしかなかった。
ところが私と同い年の岡野さんは、これまでにこの世に大きく貢献し、『これからも』という段階で冷静な知性を保ちながらも体が動かない状態にある。仏教の、共に『菩薩道』を実践する立場にある古き友としては、他者の課題として放置することができないのです。私個人も寄付をしますし、ヒューマン・ギルドという【学びの共同体】の代表者として仲間に呼びかけ、できる限りのことをしたいと思った次第です」

■応援プロジェクト:「仏教×アドラー心理学」(オンライン開催)


どうか趣旨をご理解いただき、ご賛同のほどよろしくお願いいたします。

1)発起人:森哲史さん野口久美子さん、岩井俊憲

2)趣旨:サングラハ教育・心理研究所主幹の岡野守也先生が、パーキンソン症候群の『進行性核上性麻痺』という治療法が確立されていない難病に侵され、余命4-6年の見通しだそうで、大変つらい日々を送られております。現在、サングラハ教育・心理研究所は、主幹の病気、会員数の減少などの危機に瀕しています。

岡野守也さんは、ヒューマン・ギルド代表の岩井俊憲と同い年の1947年生まれですが、春秋社の編集長の頃はアドラー心理学の黎明期にアドラーの本の出版を通じて尽力され、その後、岩井にとって恩師でもあり友人にもなり、過去にはさまざまな講座を共催していたことがあります。

その窮地を救うためサングラハ教育・心理研究所で仏教を学び、現在はヒューマン・ギルドでアドラー心理学を学んでいる森哲史さんが橋渡し役になって野口久美子さんのサポートを得ながら岩井俊憲と共にプロジェクトを立ち上げたのです。

岡野さんのご著書『仏教とアドラー心理学』(佼成出版社)を題材に森哲史さんと岩井俊憲が野口久美子さんのオンラインサポートにより「仏教とアドラー心理学」のタイトルの対談を行い、このプロジェクトに賛同してくださった方々から寄せられた基金はすべて、クレジット決済料を除いてサングラハ教育・心理研究所に寄付します。

志ある方のご賛同と、ご関与による各方面へのお声がけなどのご貢献を期待しております。

講師:岩井俊憲×森哲史さん

日時:2024年12月20日(金)20:00-21:30

アーカイブ動画販売の申込締切:2025年1月15日(水)

◆3,000円 当日参加 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1230  

◆3,000円 アーカイブ動画申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1231

◆10,000円 当日参加+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈) https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1232

◆10,000円 アーカイブ動画申し込み+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1233

 

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私のアイデンティティを明らかにしておきます。
私は、アドラー心理学をベースにしたヒューマン・ギルドの代表者として①研修講師であり、➁カウンセリング指導者/カウンセラーであり、➂ビジネス書作家です。
昨日は、ほぼ【ビジネス書作家・岩井俊憲】として過ごした1日となりました。

1.10:00から1時間少々、S出版社の編集者とライターさんを相手にオンラインで10万部規模の月刊誌の『劣等感』についての取材を受けていました。

・劣等感をいかに向上心に結びつけるのか
・努力の余地が少ない要素の劣等感について
・親の声掛けについて

が3大テーマでした。
『劣等感』を肯定的に捉えるアドラー心理学が新鮮に映ったようです。
10万人の読者にどう届くか楽しみです。

2.出社して13:30から2時間、みっちりと10代向けを対象とした本の第1章についてSS社のA編集長、編集協力者のKさんと内容を詰めました。
老舗出版社の社長も企画に前のめりで、1万部の初版でスタート、短期間に2冊出すこの本に私は並々ならぬ意欲を示しています。
私の【ビジネス書作家】としての金字塔を打ち立てたいと願っています。

3.16:30にヒューマン・ギルドから徒歩5分の株式会社かや書房に編集者の末永 考弘(すえながたかひろ)さんを訪ねました。
末永さんはまず、岩尾社長をご紹介くださいました。
用件は、熊野 英一さん(株式会社子育て支援 代表取締役社長、一般社団法人 ビリーバーズ 代表理事)著で、私が監修者になる2月発刊の本の第1章と第2章のゲラを受け取るためです。
末永さんとは、この本のプロモーション策などについても打ち合わせができました。
この本のことについては、来週の火曜日に3人で綿密な打ち合わせをし、出版記念講演会&パーティーのことも詰め、ボランティアを募る予定です。

ところで、【ビジネス書作家・岩井俊憲】に影響を与えてくれた一人がサングラハ教育・心理研究所主幹の岡野守也さんです。
私は、彼が春秋社の編集長の頃からの知り合いで、月刊誌の『春秋』にも執筆の機会をいただいたことがありました。
その後、彼の独立後も『アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方』の前身の本についても、「スラスラ読めてしまう本よりも、一部少々引っかかる書き方がいい」とアドバイスをもらったことが思い出されます。

■パーキンソン症候群の『進行性核上性麻痺』という治療法が確立されていない難病に侵され、余命4-6年の見通しで、大変つらい日々を送られている岡野守也さんの応援プロジェクト:「仏教×アドラー心理学」(オンライン開催)」については、昨日のブログをご参照ください。
多くの方々のご厚志に期待しております。
   ↓
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20241206 



発起人:森哲史さん、野口久美子さん、岩井俊憲

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私には自分の感情を見届ける傾向があります。
今年のある時期までは【焦り】の感情が最も強く、これは思春期以来ずっと私の中心に位置していた感情でした。
私の場合【焦り】は『スピード』と関連していました。

しかし最近は、【焦り】よりも【もどかしさ】の頻度が抜群に多くなっています。

『広辞苑』で「もどかしい」を引いてみると、こんな表現が出ていました。

「思うようにならないで、気がもめる」
「はがゆく思う」
「じれったい」

まさにそのとおりで、今パソコンを前にしても「はがゆく思う」し、「じれったい」です。

それもそのはず、キーボードを打てるのは右手だけ、左手は時々、親指を使います。
私の左手で指先があるのは、親指だけです。

アドラー心理学の面白いところは、さまざまな感情を『理想・目標』と『現実』とのギャップと捉えることです。
そこから発想すると、【もどかしさ】とは、「こうありたい」「こうあらねば」という『理想・目標』と実際には「これしかできない」という『現実』のギャップから生じる、広義の『劣等感』です。

■【感情のサイン】に気づくガイドブックがあります。
『感情を整えるアドラーの教え』(大和書房だいわ文庫)です。
1,000円もしない文庫本なので、1冊手元に置いておくことをお勧めします。

ただし【もどかしさ】には、不都合な部分だけでなく効用もあります。
じっくり構えて、「この【もどかしさ】の感情は何に気づかせようとしているのか?」と考えて、時間をかけても物事を丁寧に扱うようになることです。
これは言わば、『理想・目標』を引き下げて『現実』に沿う対応です。
ただ、知恵を駆使して『現実』を引き上げる方法もあるはずです。

そこで、1つのヒラメキが起きてきました。
今の私の最大の【もどかしさ】は、応援プロジェクト:「仏教×アドラー心理学」(オンライン開催)」にきわめて賛同者が少ないことです。
このことについては、一昨日のブログにこんなことを書きました

《手段と目的が混同して本来の意図が通じていなかったことをもどかしく思っています。
要は「目的は、存亡の危機に瀕している個人と組織をアドラー心理学を学び合う仲間で救済することに貢献してほしい」ということです。》


どうか趣旨をご理解いただき、ご賛同のほどよろしくお願いいたします。
私の【もどかしさ】を軽減してくださるようご協力ください。

1)発起人:森哲史さん野口久美子さん、岩井俊憲

2)趣旨:サングラハ教育・心理研究所主幹の岡野守也先生が、パーキンソン症候群の『進行性核上性麻痺』という治療法が確立されていない難病に侵され、余命4-6年の見通しだそうで、大変つらい日々を送られております。現在、サングラハ教育・心理研究所は、主幹の病気、会員数の減少などの危機に瀕しています。

岡野守也さんは、ヒューマン・ギルド代表の岩井俊憲と同い年の1947年生まれですが、春秋社の編集長の頃はアドラー心理学の黎明期にアドラーの本の出版を通じて尽力され、その後、岩井にとって恩師でもあり友人にもなり、過去にはさまざまな講座を共催していたことがあります。

その窮地を救うためサングラハ教育・心理研究所で仏教を学び、現在はヒューマン・ギルドでアドラー心理学を学んでいる森哲史さんが橋渡し役になって野口久美子さんのサポートを得ながら岩井俊憲と共にプロジェクトを立ち上げたのです。

岡野さんのご著書『仏教とアドラー心理学』(佼成出版社)を題材に森哲史さんと岩井俊憲が野口久美子さんのオンラインサポートにより「仏教とアドラー心理学」のタイトルの対談を行い、このプロジェクトに賛同してくださった方々から寄せられた基金はすべて、クレジット決済料を除いてサングラハ教育・心理研究所に寄付します。

志ある方のご賛同と、ご関与による各方面へのお声がけなどのご貢献を期待しております。

講師:岩井俊憲×森哲史さん

日時:2024年12月20日(金)20:00-21:30

アーカイブ動画販売の申込締切:2025年1月15日(水)

◆3,000円 当日参加 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1230  

◆3,000円 アーカイブ動画申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1231

◆10,000円 当日参加+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈) https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1232

◆10,000円 アーカイブ動画申し込み+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1233

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