おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
おはようございます。
1.昨日(4月27日)からいよいよ『アドラー流「自信」が生まれる本 ― 気づかなかった魅力が見つかる「3つの質問」』 (三笠書房王様文庫)が店頭に並びましたね。
佐藤泰三さん に続いて編集協力者の 中吉カレンさん が店頭で写真を撮ってくれてフェイスブックでご紹介くださいました。
ありがとうございました。
お借りしますね。
三笠書房さんは、文芸書を除くと文庫部門№1の会社です。
2.昨日の13:00東京発の踊り子号に乗って伊豆稲取の温泉旅館で取引企業の経営者たち70数名の講演会を行ってきました。
車内から遠くに伊豆大島が見えました。
(旅館の五月人形)
ここで冒頭に話したのは今村雅弘復興相(当時)が4月25日夜、所属する自民党二階派のパーティーで講演し、東日本大震災について「これは、まだ東北で、あっちの方だったから良かった。もっと首都圏に近かったりすると、莫大(ばくだい)な甚大な被害があったと思う」と述べたことについてでした。。
業績の高さ/低さに共感力が大きな要因になることを話したのです。
たとえとして、伊豆半島が地震・津波の被害に遭って、復興担当の大臣が「首都圏でなく伊豆半島だったからよかった、と言ったらみなさんはどう思いますか?」と尋ねたら、憤りを感じていました。
加齢と共に共感力を失っているおっさんたちがこの頃目立ちます。
共感は、相手や置かれている場への関心を意味します。
共感力のない人は、自分にしか関心が持てず他者の関心が希薄で、場がどんな振る舞いを求めているかを察知する感性が欠如しています。
中高年には共感力がないだけでなくキレる人たちも多いようです。
この点は、次の記事が参考になります。
◆キレる中高年、精神科医が指摘する哀しき理由 DIAMOND online 2017.4.25
そんな中に一幅の清涼剤のような中高年の話を紹介します。
livedoor newsの 山本太郎参院議員が麻生太郎財務相に珍質問「生きる上で2番目に大切なもの」からの引用です。
3月15日の参議院・予算委員会で、麻生太郎財務相が、山本太郎参議院議員の珍質問に答弁した。
山本太郎「麻生大臣、人間が生きる上で2番目に大事なものはなんだと思われますか?」
麻生太郎「2番目…う~ん2番目。私はこの種のわけの分からん質問がきたときは答えることは一つ。人間が生きていくうえで大事なことは、朝、希望を持って目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝と共に眠る。この気持ちだと思います」
「朝、希望を持って目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝と共に眠る」
名言です。
麻生さん、総理大臣だった時より人間味が表れています。
こんな加齢の仕方ならいいですね。
<お目休めコーナー>4月の花(28)