アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月26日)は、オフィスでカウンセリングをしたり、日曜日から次々と続く研修の準備をしたりしていました。

15:00には、 (株)三笠書房 の取締役編集部長の長澤義文さんと編集本部の番園雅子さんがオフィスにいらっしゃいました。

11月末発刊予定の王様文庫のゲラの半分と日程表をお渡しいただきました。

残りの部分は、後日送られてきますが、こうして次々と出版の機会をいただくのはありがたいことです。

私は、単著で30数冊の本を出していることになりますが、その20冊以上は65歳を過ぎてからのものです。


さて、『「老いる」とはどういうことか』(河合隼雄、講談社+α文庫、640円+税)を最近読みました。

「老いる」とはどういうことか
(講談社+α文庫)
河合 隼雄
講談社

読売新聞に「老い」をテーマにして連載されていた110の話題のエッセイをもとにしているので、見開き2ページであるため読みやすいです。

20年前に出た本ですが、今の時代にこそそのメッセージが強く伝わってきます。

河合氏によれば、連載中に読者の反響が大きかったのは、

・久しぶりに訪ねてきた娘が、何かと世話をしていたときに、「おじいちゃん、おむつをかえてあげましょうか」と言ったとたんに、老人のかんしゃくが爆発した話

・老人に話しかけるときに、「おじいちゃん、お元気でちゅか、おむつをかえてあげまちょか」などと幼児語を使う人がいる話

だったそうです。

自分が中心になって、「私が老人を大切にしてやる」と思うことは根本的な間違いで、「誰かを大切にする、ということは、その人の自主性を中心に据えることである」と河合氏は説きます。

そのことと関連して、老人への共感力に欠ける対応は、「老後を楽しく生きるためには、何か趣味を持つべきである」という信念をもとに、息子から「お父さん、何か生きがいのあることをひとつ見つけたら。ブラブラばかりしていないで」と説教されたら、老人は悲しくなることにも触れています。
老人の立場からすると、若い時にひたすら働き続けながら、いつかはしてみたいと思っていたことを今楽しんでいるのに、一番楽しい「ブラブラする」ことを奪われることになるからです。

今回だけでは紹介しつくせませんが、生涯現役を志向する私のような人がいる一方で、ブラブラする人に寛容に対処するのも人生100年時代に備える知恵かもしれませんね。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月28日)の日本経済新聞朝刊の「私見卓見」の欄に早稲田大学ビジネススクール教授(経営戦略)の山田英夫氏が 50歳になったら「複業」を という記事を載せていました。

「八掛け人生のすすめ」を主張する私にとって「我が意を得たり!」の感がありましたので、そのエッセンスを紹介すると共に私見を加えることにします。

山田氏によれば「今の日本で副業が求められているのは、むしろシニア層」で、副業は得られる収入と、スキルなど能力の高さに応じ4つに分類できる、とのことです。

(1)伏業・・・会社に知らせずにやる。
(2)副業・・・本業の収入を補う。
(3)幅業・・・NPOなどのような社会的事業に従事する。
(4)複業・・・複数の異なる仕事を持つ。

「ふくぎょう」と読める4つを見事に表現しています。

そして、定年までに複業で稼げるよう企業も後押しすることが肝要で、「長生きする人を不幸にしないためにも、定年後を見据えた離陸期間が必要だ。働き手に新たな「滑走路」を用意するのも、企業の重要な役割ではないだろうか」と結んでいます。

私は「自分自身をふりかえり、成長させるヒントを学ぶ! 」のスローガンの「八掛人生研修」の中で「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」の3段階で段階的にキャリアの転換を勧めていますが、山田氏の説は、私の考えと軌を1つにするものです。

 強い味方を得たようで、「八掛人生研修」がますます楽しみになってきました。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

遅い時間の更新です。

いよいよ年の後半の7月のスタートですね。

今日は「情熱」がテーマになりそうです。

昨日(6月30日)は、ヒューマン・ギルドで 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) 集中コースの初日を行っておりました。
参加人数は17名(補講・再受講を含む)でした。

冒頭、私は開講挨拶と講師の庭野静子さんのご紹介をしました。


(講座中のロールプレイの場面)

「人生100年時代:70歳からできること」シリーズの第7回目として庭野さんのことを、本人のご了解をいただいたことをメインに書くことにします。

◆今までの6回は、次のとおりです。

・6月17日付けブログ 人生100年時代:70歳からできること(1) 
・6月19日付けブログ 人生100年時代:70歳からできること(2)― フォロワーシップを育てよう!
・6月20日付けブログ 人生100年時代:70歳からできること(3)― 出口治明氏のケース
・6月25日付けブログ 人生100年時代:70歳からできること(4)― 夫婦の会話と夫の家庭的自立 
・6月27日付けブログ 人生100年時代:70歳からできること(5)― 「炎のマエストロ」78歳のコバケン 
・6月28日付けブログ 人生100年時代:70歳からできること(6)― 大前研一氏と野口悠紀雄氏のケース


庭野静子さんは、昭和15年1月10日生まれの78歳。
 
SMILEリーダー、中級アドラー・カウンセラーでもあります。

研修講師や専門学校のカウンセラーも現役でなさっています。

プライベートでは、2人の息子さんに4人の優秀なお孫さん(女子1人、男子3人)がいらっしゃいます。

ただ、最近お病気をなさったようで、いつものお元気がないのが心配でした。

庭野さんと知り合ったのは、忘れもしない1985年11月と12月。
日本産業カウンセラー協会東京支部の研修会に私は2カ月連続で招かれ、そこで出会ったのが庭野さんでした。

それ以降、ヒューマン・ギルドで学びを続け、今では 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) 集中コースの看板講師です。

庭野さんは、私にとって姉のような存在です。

個人的にも3人で何十度も酒食を共にしています(なぜか2人きりの場面が皆無なのに気づいた今です)。

産業カウンセラーの資格をお持ちなので、何せ聴き上手。
貴重な情報もご提供くださいます。
やんわりと私の至らないところを指摘してくださる、ありがたい人でもあります。

学生時代は、唐十郎などと演劇を共にし、60年安保世代として学生運動などもなさり激動の時代を生きた人でもあります。

庭野さんのお名前は「静子さん」ですが、風貌は静かに見えるところもありますが、70歳を過ぎても現役で、燃え続ける情熱に溢れたた人です。

庭野さんには、 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) 集中コースのリーダーをお願いし続けるつもりです。


昨日は、間にカウンセリングを1件入れて、忙しい7月の研修の準備を整えて、新宿の居酒屋に向かいました。

平成28年8月~10月期(第67期)開催の アドラー・カウンセラー養成講座 のOB会に参加しました。

午後の時間帯に自主勉強会をなさっていたグループに合流したかたちになりました(写真は野手貢さんご提供)。

講座から2年ほど経っても、受講者の半数が集まるようなグループが続いているのは、私としても大歓迎です。
ヒューマン・ギルドならではの「学縁」が続いていることの証だからです。

下の写真は、美女軍団の囲まれてご満悦の私です。

サプライズで皆様から花束をいただき、家に帰ってからカミさんに花瓶に大事に入れてもらいました。

ありがとうございます。

◆「学縁」を大切にするヒューマン・ギルドでは、8月4日(土)18:00から ペルグリーノ博士 をお迎えしてのパーティー行います。
講座のお仲間と誘い合わせて暑気払いにいらっしゃいませんか?

 会場:早稲田大学26号館(大隈タワー)15階「森の風」 東京都新宿区早稲田鶴巻516
 参加費:5,000円
こちら からお申し込み下さい。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「人生100年時代:70歳からできること」シリーズの第6回目です。

今までの5回は、次のとおりです。

・6月17日付けブログ 人生100年時代:70歳からできること(1) 
・6月19日付けブログ 人生100年時代:70歳からできること(2)― フォロワーシップを育てよう!
・6月20日付けブログ 人生100年時代:70歳からできること(3)― 出口治明氏のケース
・6月25日付けブログ 人生100年時代:70歳からできること(4)― 夫婦の会話と夫の家庭的自立 
・6月27日付けブログ 人生100年時代:70歳からできること(5)― 「炎のマエストロ」78歳のコバケン 

75歳と77歳で影響力を保ち続けるお2人のことをご紹介します。

昨日(6月28日)の新聞で 株式会社 ビジネス・ブレークスルーで 柴田 巌氏が7月1日付けで社長に就任するのに伴い大前研一氏が代表取締役会長に退く旨の報道がありました。

大前研一氏は、1943年2月21日生まれで、現在 75歳。

大前氏は、1975年に32歳で『企業参謀』の本を出版。
私も影響を受けました。

マッキンゼー・アンド・カンパニーではディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務めた方ですが、その後は平成維新を立ち上げたりし、今では、経営コンサルタントの枠を超えて大学院の経営ばかりか各方面で世界規模で活躍している人です。

ここで、10年以上前から「アドラー派」も自任していた大前氏に関する裏話をご披露しておきます。

◆2008年11月12日付けブログ 大前研一氏がアドラー心理学を絶賛

続いて、経済学が専門でありながら「超勉強法」「超整理法」などで一世を風靡してきた野口悠紀雄氏のケースを取り上げます。

まずは、回り道から。

早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校で私が講師を務める 「オープンカレッジ」 の受講生でもあられた 千葉 進さん(63歳、下の写真の一番右)は、驚嘆すべき情報検索・発信力の方です。



アドラーカフェちはら台勇気づけの会アドレリアン千葉アドラーグループ を主宰するだけでなく、タイムリーに私たちの目を引く情報を教えてくれます。

最近のその1つが「大人の学び直し」に必要な3つの習慣(6月25日 プレジデントオンライン)

野口悠紀雄が文字どおり「大人の学び直し」に必要な習慣を教えてくれている記事です。

その骨子は、次のようです。

■「独学では勉強できない」という思い込み
を捨てて、
■社会人の勉強は「焦点を絞って」、
■飛躍的に改善された独学のための条件
を満たしながら、
■独学をスタートさせるための3つの提案
を勧めてくれます。

そして、独学をスタートさせるための3つの提案を教えてくれました。

【第1の提案】新聞を見ていて分からない言葉があったら、検索で調べる
【第2の提案】新聞の見出しを、毎日チェック
【第3の提案】検索サイトではなく、SNSで検索してみる

最後は、次の言葉で結んでいます。

独学の対象は、目の前にいくらでも転がっています。
少なくとも出発点においては、系統立った勉強でなくともよいのです。
断片的なことの独学であっても一向に構いません。
これが、重要なことの手がかりになる場合が多いのです。


ところで、野口悠紀雄氏は、1940年12月20日生まれの 77歳。

元大蔵省(現・財務省)官僚、経済学者。
専攻は、日本経済論、ファイナンス理論。
一橋大学教授、東京大学教授、青山学院大学大学院教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学教授を経て、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。

というきらびやかなキャリアです。

 70歳を過ぎてからも次のような本を続々と出版されています。

『大震災後の日本経済―100年に1度のターニングポイント』(東洋経済新報社、2011年)
『大震災からの出発―ビジネスモデルの大転換は可能か』(東洋経済新報社、2011年)
『消費増税では財政再建できない』(ダイヤモンド社、2012年)
『「超」説得法』(2013年、講談社)
『金融政策の死 ―金利で見る世界と日本の経済』(日本経済新聞出版社、2014年)
『ブロックチェーン革命』 日本経済新聞出版社、2017年1月

大前研一氏も野口悠紀雄氏も「枯れた」という言葉が無縁で、まだまだ影響力を保ち続けています。

◆ペルグリーノ博士から「人生100年時代」にふさわしい「いかに素晴らしく年齢を重ねるか」についてしっかり学べるワークショップ(通訳:埴原由美さん)のご紹介です。
 
 エイジング ~いかに素晴らしく年齢を重ねるか~

日 時:8月1日(水)10:00~17:00
受講料:会員27,000円、一般32,400円
会 場:ヒューマン・ギルド研修室

内容は、次のとおりです。

A.本日のワークショップの最終目標は、現代社会における個々のエイジング(加齢)の「心理社会体系的/アドラー派」の視点を提示することです。このワークショップには、個人のエイジング過程の、楽しく充実した生活のために必要な概念、活動、スキルが含まれています。

B.ワークショップの目的は以下のとおりです:
(1)加齢に伴う変化や挑戦への準備をしている人への支援。
(2)自分自身が加齢の途上にあると感じている人の人生とそれにまつわる諸問題を、加齢に伴う変化や挑戦、人間関係、つながり、可能な活動などによって、現実的な視点から俯瞰することによって円滑にすること
(3)高齢者に起こる問題に取り組む高齢者自身やその家族と共にある専門家や素人に、効果的なカウンセリング知識を提供すること
 心理学、社会学、保健、教育などの研究によれば、全ての個人は尊厳と自己実現感覚をもって、「良好で、健康で、有益で、貴重で、優雅で、かつ創造的に加齢していくこと」を目指す、とあります。

C.このワークショップはアドラー心理学を基本とし、以下の関連した側面を含みます:
(1)アルフレッド・アドラーとアドラー派の、勇気づけ、共同体感覚および個人的関与、道徳的倫理、現実的楽観主義と個人的可能性を通じた日々の生活や活動
(2)エリクソンのライフステージの段階の理論
(3)マズローの欲求段階説
(4)ライアン&デシの心理社会的調査
(5)ペリグリーノの心理的欲求のグループ
(6)個人のエイジング生活、概念、高齢化における特定期間での楽しく充実した生活のために必要な活動および技能、高齢者または家族のカウンセリングのために必要な一般的な準備を含む、エイジングに関する最新の研究

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月19日)の13:00~17:30は、飯田橋の家の光会館で平成30年度中小企業診断士理論政策更新研修を受けていました。

私にとってこの講座は、資格更新のために義務感で受けている研修だったのですが、昨日の「起業・創業支援」の2時間45分の部分は、24歳から毎年計47回受け続けている中で一番満足度の高い研修でした。

私は、大学4年生の頃から経営コンサルタントを志していて、企業で3年ほど働いてからコンサルタントの世界に転身しようと思っていた23歳で中小企業診断士の試験に合格したにもかかわらず13年間も企業に働き続け、資格を持ちながらもコンサルタントになり切れないでいました。

一般社団法人 東京都中小企業診断士協会からは最近、永年会員としての感謝状と記念品が届くほどの歴史がある上に、有限会社 ヒューマン・ギルドの定款では「経営コンサルティング」もできるようになっているし、経営コンサルタントまがいのことを何回か行い、研修でも類似のことをやっているので、「経営コンサルタント・岩井俊憲」と称しても、どこからも異論が出ることは、ありません。

昨年からは、ヒューマン・ギルドの カウンセリング の1つの柱として、アドラー心理学カウンセリング指導者 兼 中小企業診断士の資格を生かして「マネジメント・カウンセリング」を確立していく意向を示して、実際に活動を始めています。

ちなみに、私の編著の『アドラー心理学によるマネジメント・カウンセリング入門』(アルテ、1,800円+税)では、「マネジメント・カウンセリング」を「マネジメント・カウンセリングとは、主に企業の経営者および管理者が直面している問題の解決や将来の機会開発のために、カウンセリング・アプローチによって気づきを促し、意思決定を支援する協力関係である」と定義しています。

アドラー心理学によるマネジメント・
カウンセリング入門―
人と組織にいかに活力を与えられるのか
岩井 俊憲,マネジメントカウンセリング研究会
アルテ

もしかしたら、私の第3の道としての活躍の舞台があるのかもしれません。


ところで、私が注目している70歳の人に 出口治明氏がいます。

出口さんは、日本生命→ライフネット生命(創業者、会長)を経てこの1月から立命館アジア太平洋大学学長に就任しました。

大の読書家でもあり、著書もたくさん著している出口さんは、70歳になる寸前に悠々自適の生活に入ることなく「人生100年時代」を迎える中、第3のキャリアに挑む人です。

Websiteでご覧いただきたく2つの記事を紹介します。

(1)「古希学長にワクワク」 出口氏が挑む第3の仕事  立命館アジア太平洋大学学長に就任する出口治明氏

ここでは、出口氏の今日までのキャリアにまつわる物語が書かれています。

(2)答えのない世界を生きる若者に、出口治明さんが伝えたいこと
 
還暦でライフネット生命を立ち上げ、古希で大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学(APU)の学長に就任した出口氏の次の言葉は、人生100年時代に私たちに新たな視点を教えてくれます。

若者が高齢者を支える“young supporting old”の図式は、現在の日本には当てはまりません。
そもそも動物に、若者が年寄りを支える種など存在しないのです。
ヨーロッパではこの古い考え方が消え去り、今は“all supporting all”の時代になっています。
日本も当然、“all supporting all”へと考え方を改めていくべきです。
そうすれば、若者が常に高齢者を肩車する必要はなくなります。

私は、高齢者になって依存的な生き方をしようとすることを戒める言葉として受け止めました。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

まずは、大阪府内の震度6弱の大地震で被災された関西方面にお住いの方々に心からお見舞い申し上げます。
いち早いライフラインの復旧をお祈りいたしております。


昨日(6月18日)は『イラスト版 子どものアドラー心理学 ― 勇気と自身がつく45のスキル』(菊地典子+池田彰子著、岩井俊憲監修、合同出版、1,700円+税)のカバー見本が届きました。

イラスト版 子どものアドラー心理学
: 勇気と自信がつく45のスキル
菊地典子+池田彰子著
岩井 俊憲監修
合同出版

Amazonでは7月10日発売となっています。

もう予約注文が可能になっています。


昨晩の21:00からは、和菓子会社で働く28歳の上司=工藤繭子(高畑充希)に仕える40歳も年下の部下の68歳の新入社員=仁井本和夫(草刈正雄)の異色コンビニによるドラマスペシャル「68歳の新入社員」をカミさんと一緒にフジテレビで観ました。

2人とも演技上手の上に息がぴったり合っていました。
また、それぞれのパートナー役の小瀧 望と原田美枝子も実にいい味を出していました。

新製品開発に行き詰った工藤リーダーの悩みを傾聴する仁井本の対応は、まるでカウンセラーのようでもありました。

自分が28年間、その会社で総務を担当(最後は総務部長として60歳で退職)し、社長を子どもの頃から知っていたことや、工藤リーダーのいやらしい上司の2人を新入社員時代から知っていたことを出さずに積極的に傾聴する姿(対応と姿勢・態度も)は、まさにカウンセラーの対応でした。

40歳の年齢差は極端だとしても、今後は、60歳を過ぎた人が年下の上司の部下になるケースは、ひっきりなしにやって来ると思われます。

私は、会社では一応代表取締役社長ですが、家に帰ると10学年下でも上司のような人が存在します。

ここで大事な資質は「フォロワーシップ」です。

上司が何を求めているかを察知し、上司の成功をひたすら支援する態度です。

そして、今まで培ってきたリソース(知識、経験、能力など)を用いて、徹底的にサポートすることです。

ドラマで68歳の新入社員=仁井本和夫(草刈正雄)が行ったのは、まさにこれで、人生100年時代に上司を支える態度でした。

やがてDVDが出るのだそうで、格好の教材になりそうです。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月17日)は、カミさんと映画『終わった人』を観に行きました。

岩手県の公立高校でラグビーで活躍、東大法学部を経て大手銀行の出世コースから子会社に出向・転籍させられそのまま定年を迎えた田代壮介役に舘ひろし、その妻(美容師)を演じるのが黒木 瞳。

仕事一筋だったため、定年後にあり余る時間を持て余し途方に暮れ、カルチャースクールの受付嬢に淡い恋心を抱いたり、ベンチャーの顧問を引き受けたはずだったのに若手社長の急死で計らずも社長に就任したことによって9千万円の負債を引き受けることになったりする元エリートの63歳男性の姿を舘ひろしが見事に演じきりました。

「定年って生前葬」で始まり、最後の頃は「卒婚」(離婚ではなく、結婚の卒業)が踊り出たり、定年後を考えるのに最適の、悲哀と笑いに満ちた映画です。

夫婦関係のあり方、友人との交流、定年後の人生設計など人生100年時代を考えるヒントになります。

エンディング・シーンで流れる「あなたはあなたのままでいい」(歌:今井美樹 作詞・作曲:布袋寅泰)は絶品でした。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月16日)は、オフの日でした。

ただ、会社でできなかった今週に行われる研修の資料作りなどをしていました。

その他には、新聞やインターネットで情報を探っていました。


日本経済新聞の第1面には、「浮上する『70歳定年制』」として、人手不足に高齢者の活用が欠かせないことが書いてありました。

◆詳しくは、浮上する70歳定年制 人手不足で「高齢」問い直す  骨太の方針、外国人とともに活用探る (2018/6/16 1:31日本経済新聞 電子版)をお読みください。

70歳の多くの人たちは、とても元気です。

歌手の小田和正なんか、大活躍です。

企業で働いていた人でも、それなりの知識と経験もあるので、隠居させておくのはもったいない、という人もいます。

 

私自身も、しみじみと感じることがあります。

それは、70歳になっている今、身体的にも、知的にも、さまざまな点で自分が若い頃に予測していた70歳とははるかに違っていることです。

身体的には、とても元気です。

自分の50歳代、60歳代より活力があるようです。

それは、昨年に身体の検査をしっかりやって、長年の高血圧の根本原因がわかり、左の腎臓に至る動脈が狭窄していることをカテーテルを入れて広げ、そのため徐々に腎臓の機能が回復し、階段を登っているときなど「スムーズだな」と感じます。

知的にも、芸能人の名前を覚えるような短期記憶は鈍っていますが、長期記憶に属する今までの知識と、今まで培ってきた経験とを結ぶつけて、新たなことを創造する能力は、若い頃よりも高まっている実感があります。

カウンセリングをしていても、10年前、20年前より腕が上がっていると感じます。

もしかしたら、加齢と共に「自己賞賛力」が高まってしまっているとも言えるかもしれませんが、これもまた大事な資質の1つです。

私は「八掛け人生のすすめ」として、戸籍上の実際年齢に 0.8を掛けた年齢が実力年齢だとして啓蒙活動を続けていますが、私自身は実は「七掛け」で捉えています。

このブログでは、しばらく「人生100年時代:70歳からできること」を追ってみることにします。

◆人生100歳時代を生きる知恵については「ウエルカム・エイジング」のカテゴリーが参考になります。
お目通しください。

<お目休めコーナー>6月の花(17) 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月11日)は、10:00~11:00の営業会議の後、企業研修の資料の準備に追われていました。

今日から次々と研修日程が続きます。

特に本日は、生涯現役(八掛けのすすめ)をテーマとする研修です。

さて、100歳時代を生きる上で老後の資金がないととんでもないことになります。

「老後は安泰」のはずがまさかの大ピンチに発展する小説の紹介です。

うちのカミさんが読んで、「これ、ものすごく面白いよ。絶対シュンケンさん(わたしのこと)読んだ方がいいよ」と強く勧められて読みました。

『老後の資金がありません』(垣谷美雨、中公文庫、640円+税)

老後の資金がありません
(中公文庫)
垣谷 美雨
中央公論新社

 読んだら、本当に面白くてやめられなくなりました。

主人公の後藤篤子にとって「老後は安泰」のはずでした。
夫の章さんは小規模の建設会社の社員で57歳。
貯金は1000万ほど、しかし、数年後に訪れる定年退職。

ところが娘の派手婚、舅の葬式、姑の生活費…しっかり蓄えたはずの老後資金はみるみる激減。

加えて篤子さんは失職、夫も早期退職。

降りかかる金難で絶望の渕に追われるようですが、演技上手の姑が登場したり、篤子さんの強い思い込みが意外な展開に終わったり、思わず笑ってしまうシーンの連続。

ある意味、読者に不思議な勇気を与えてくれる小説です。

◆100歳時代を生きる知恵については「ウエルカム・エイジング」のカテゴリーが参考になります。
お目通しください。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

新聞の夕刊の第1面にマレーシアのマハティール元首相が92歳で首相再登板の記事が掲載されていました。

前日のテレビでもマハティール元首相の映像が出てましたが、20歳以上若く見えていました。
とても90歳を過ぎているとは思えませんでした。

マハティール元首相は、首相在任中「日本に学べ」をスローガンにしながらマレーシアの経済発展を成し遂げた人です。


私の住んでいる中野区では、「なかの生涯学習大学」で55歳から79歳のシルバー世代に3年間の学びの機会を200名募集していました。

私も応募したかったのですが、講座の日程が埋まっているため断念しました。

その「なかの生涯学習大学」の開講記念の講演会が一般公開されていたので、私もなかのZEROホールに出かけました。

作家の嵐山光三郎氏が

年を取っても新芽が出る

のタイトルで講演をしていました。

会場では、発言内容がほんの少しの時間差で字幕に映し出されるなど、シルバー世代に優しい対応が見られました。

75歳の嵐山光三郎氏は、「75歳で死ぬ」と言っていた父親が85歳の時にそっと過去の言動を確認したところ、「俳句にも字余りがある」と答えが帰って来たと、ユーモアを交えて聴衆の心をつかみ、75歳以降は下り坂ならではの楽しみ・個性があることを説き、自然体で生きることを勧めていました。

最後は、樹齢100年を超えた桐の樹から新芽が出ていたことをたとえに、「今の私は1年前の私ではなく新しい私。人は新陳代謝をしている。積極的に老人なりの新芽を伸ばそう」と話を結びました。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月28日)はさいたま新都心に出かけ、某企業の研究開発部門でアドラー心理学の初歩的な研修を3時間で行ってきました。

アドラー心理学によって(1)発想の枠が広げられること、(2)職場のコミュニケーションが活発になること、(3)個人生活が充実すること、を冒頭にお伝えしました。

徹底的に2人一組での討議・演習の方式で進めていましたが、あまり討議が進まないことを懸念していた主催者の思惑を外れて、かなり熱心なやり取りが見られました。


さて、私は最近、100歳時代に入るにあたって生涯現役を貫こうと思っていますが、そのために必要な3つの[ちょきん]を心がけています。

(1)貯金・・・それなりの資産を維持しなければなりません。
年金は頼りになりません。
間もなく還暦を迎える10歳年下の妻のことも考えると、あるレベルの資産を残しておかなければなりません。
土地・建物の資産がありますが、住宅ローンの返済は3年前に終わったばかり。
これからが本格的な資産形成です。

(2)貯筋・・・これは、従来から取り組んでいました。
高校2年生の時の、陸上競技をやっていた時期とプラス・マイナス5センチのバスト、ウェスト、ヒップの体型を保つべくフィジカル・トレーニングをしています。
足腰の鍛錬も怠りません。
階段を見たら喜んで歩くことにするほか スロー・ステップ運動 を8年半ほど毎日(家にいるときは)行っています。

(3)貯近・・・心理的・物理的に近しい人との関係を維持しなければなりません。
家族ももちろんですが、親戚や友人などいざとなったら駆けつけてくれそうな人との関係も大切です。
寂しがり屋の私は、孤独死を歓迎しません。

課題はまだまだありますが、せめて3つの[ちょきん]を念頭に置きながら、年を重ねること(エイジング)もまた喜ばしいことを生涯現役を続けながら自ら体現したいと思っている昨今です。

◆8月1日(水)10:00~17:00にペルグリーノ博士を講師として次の関連ワークショップを行います。
関心のある方は、今のうちからご予定ください。

エイジング ~いかに素晴らしく年齢を重ねるか~

<お目休めコーナー>3月の花(29)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月26日)の午後は充電の時間でした。

13:00~15:00に慶應義塾大学三田キャンパスの北館ホールで行われた

100歳時代のライフプラン―お金・仕事・生きがい

のシンポジウムで学んできました。


(一番前の座席から)

有識者による同プロジェクト会議ライフプラン委員会委員を務める清家篤・慶應義塾大学商学部教授(前塾長)が基調講演。

100歳時代の「自助+共助+公助」の3つのうちの「自助」のために職業人生を伸ばし、人的資産・健康への投資と金融資産の大切さを学びました。

続いて、白根壽晴・日本FP協会理事長、三上洋一郎・GNEX代表の委員2人と、水野晋一・野村証券執行役員が加わったパネルディスカッション。

老後破産を回避し、生きがいを持って暮らすというメッセージを突きつけられて、「生涯現役」をモットーにしている私は、働くことばかりを考えていて、資産形成の意識が薄かったことを反省させられました。

なお、シンポジウムの内容は「高齢者が働ける長寿社会を」シンポ開催 として産経ニュース 2018.2.26 20:23にちょこっと紹介されていますが、登壇者の一人の三上洋一郎さん(GNEX代表取締役CEO&Founder、慶應大学2年生、20歳)の発言をとても頼もしく受け止められました。

十代で多彩な肩書き 非「単線型」の人生すでに実践 をご覧ください。

こういう青年がいるかぎり日本の未来は明るい、と確信しました。
 

ところで、慶應義塾大学三田キャンパスは、私の上の息子が2年間学んだ場所(前半の2年間は日吉キャンパス)。

キャンパス内を南北に横断した感じになりましたが、何だか感慨深い思いがしました。


(北館ホール)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月21日)の13:30~16:00には大和ハウス工業株式会社 「充実ネクストライフコミュニティLABOセミナー」で

今日から使える!大人のアドラー心理学

の研修を行っていました。

研修前の23階のランチの席からは東京ドーム球場、小石川後楽園が見下ろせました。

さて、研修は「私がアドラーから学んだ知恵」について、時々ワーク・討議を交えながら進めていきました。

イベント告知後3日にして満員御礼になってしまったため、ヒューマン・ギルド関係者で参加できたのは2名だけでした。

参加者は55名、11グループに5人ずつお座りいただきました。

男女はほぼ半々、平均年齢68歳とのことですが、すこぶるお元気。

80歳代の人たちも5人ほどはいらっしゃたのではないでしょうか。

私の研修を終えて、休憩後テーブル単位で「交流会」。

いっくつかのグループを回りましたが、私もかなり刺激を受けました。

「よせい」は残りの人生を意味する「余生」でなく与えられた生の「与生」だと語る人がいて、思わずメモを取りました。

私の主張は、「実際年齢」(戸籍上の年齢)を八掛けをした年齢が「実力年齢」で、実際年齢会経験を生かしながら実力年齢の可能性を模索し、まだまだ社会にお役立ちできるとの趣旨ですが、知的にも体力的にも若々しい人たちから学んだ半日でした。


研修を終えて、羽田空港から長崎にやって来ました。

この地で研修を行い、23日の午後はいわき市で研修予定。

気象予報では、東京は22日(月)の午後から積雪の予報。

欠航になるかどうか心配ですが、不測事態対応の措置は行っております。

<お目休めコーナー>1月の花(17 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1月18日の産経ニュースに 若竹千佐子63歳・専業主婦がデビュー作で芥川賞受賞!の記事が載っていました。

若竹さんは岩手県遠野市生まれ、現在は千葉県木更津市に在住。

8年の歳月を経て『おらおらでひとりいぐも』を執筆し、2017年、第54回文藝賞を受賞。
そしてこの1月、同作で第158回芥川賞を受賞しました。

おらおらでひとりいぐも
第158回芥川賞受賞
若竹千佐子
河出書房新社

55歳のとき、夫が突然、脳梗塞で死去。
悲しみに暮れ自宅に籠る日々を送っていると、息子さんから「どこにいても寂しいんだから、外に出ろ」と小説講座を勧められ、通いはじめたのがキッカケだったようです。

ちなみに、63歳での芥川賞受賞は、2013年に75歳で同賞を受けた黒田 夏子さんに次ぐ2番目の高齢記録だそうです。


ところで、若竹さんが通ったのが 早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校 の「小説教室入門」の講座。

根本 昌夫先生(文芸編集者、法政大学講師)から指導を受けていました。

早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校 のご担当に方にお聞きしたことろでは、同時受賞の石井 遊佳さん(54歳)は、朝日カルチャーセンターで同じ根本 昌夫先生から学んでいたそうです。

若竹さんに話を戻すと、16日の記者会見では「どんな世界に生きてても無駄なことはないんだな」と語っていました。

私は、若竹さんのこの言葉に「学びに手遅れはない!」を添えたいと思います。


昨日(1月18日)の10:30~12:00は、早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校で「より豊かなライフスタイルで生きる:アドラー心理学の実践 」の第1回目の講座を担当していました。

申し込み者は20名。
そのうち4名は、昨年の夏の講座を受けていらっしゃった方々です。

講座を終えるや、一人の女性が私のところにやって来ました。

「私は先生と同い年です。昭和22年の4月生まれの70歳。同学年ですよね」

2人は、うれしさのあまり握手をしました。

はやり「学びに手遅れはない!」のです。

◆以下のことについては、明日のブログでお伝えします。

<お目休めコーナー>1月の花(14 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

ヒューマン・ギルドは、本日の午後から年末・年始の休みに入ります。

昨日(12月27日)は、カミさんも手伝いに来て、ニュースレターの発送準備。

私は、ここ数年に交換した名刺をばっさりと捨てました。
名刺交換の大部分は儀礼的なものでしかありません。

そんな整理がテーマの年末に3つほど出版関係のニュース。

2017年12月13日付けブログ 重版、海外版など吉報いくつも到来:12月中旬の身辺雑記 に書いた

1.『看護師のためのアドラー心理学』の重版決定
2.『男と女のアドラー心理学』の台湾版のオファー

に関してです。

『看護師のためのアドラー心理学』(日本医療企画、1,500円+税)の重版本が5冊ヒューマン・ギルドに届きました。

 

ご丁寧に包装されていました。

看護師のためのアドラー心理学
人間関係を変える、心に勇気のひとしずく
(看護師のしごととくらしを豊かにする)
岩井 俊憲,長谷 静香
日本医療企画

日本医療企画の営業努力と共著者の長谷 静香さん のご活躍によりAmazonの基礎看護学の部門でランキング1位の座に輝くほか、10人の方から好意的なレビューをいただいています。

『男と女のアドラー心理学』(青春出版社、1,400円+税)の台湾版のオファーに関しては、何と4社から翻訳・出版依頼が入り、一番有望な出版社に決まりました。

男と女のアドラー心理学
岩井 俊憲
青春出版社

もしかしたら日本より台湾の方が売れることになるかもしれません。

出版情報の補足としては、私の監修の通信教育のテキストが2社から来年4月コースとして出ることになっています。

私は間もなく70歳の古稀を迎えますが、70歳代になっても40~50歳代と変わらない活動を続けます。
何せ社会とつながりつつ「生涯現役」を全うすることがモットーですから。


さて、これからが今日の本題です。

YOMIURI ONLINEのyomi DR.(2017年12月27日)に

「社会とつながり」多様なら、認知症リスク半減…国立長寿センターなど調査

の記事が出ていました。
前半部分は次のようです。

社会とのつながりが多様な人ほど、認知症になりにくいとする研究結果を、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)などのチームが発表した。

最も多様なグループは最もそうでないグループに比べ、発症リスクがほぼ半減していた。

調査対象は、全国10市町の65歳以上の男女1万3984人。
2003年から約9年間追跡し、認知症で介護が必要になった人数と、社会とのつながりの関連を調べた。

その結果、

〈1〉配偶者がいる
〈2〉同居家族の支援がある
〈3〉友人との交流がある
〈4〉地域の活動に参加している
〈5〉就労している

――のいずれかに該当すると、認知症の発症リスクが減っていた。

このことはうすうす感じていたことですが、アドラー心理学の立場からすると、「愛」「交友」「仕事」の3つのタスクを保ちながら共同体と豊かなに関わり続けることが認知症とは縁の薄い生活ができることが証明されたと見ていいのでしょう。 

<お目休めコーナー>12月の花(28)

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