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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月5日)は、午後に仕事をオフにしてカミさんと義母と共に豊島園で(1)映画鑑賞と(2)温泉浴をしました。

映画は「ユナイテッドシネマ豊島園」で高倉健主演 『あなたへ』(降旗康男監督)

妻役は田中裕子。その他に長塚京三、佐藤浩一、綾瀬はるか、ビートたけし、草ナギ剛、余貴美子など、主役をこなせる俳優が脇を固めます。

富山の刑務所の指導技官の主人公は、亡き妻の「私の遺骨は故郷の海へ撒いて下さい」との遺言をもとに、長崎県平戸市の郵便局への「局留め郵便」を求めて、車で富山から長崎県平戸市への1,200キロの旅を始めます。

その時々に妻との出会いから死別までの回想シーンが入ります。

旅の途上と目的地でさまざまの人との出会いがあり、それがこの映画の奥行きを深めます。

とりわけ私には「狂言回し役」のビートたけしの「旅と放浪の違いは、目的があることと帰るところがあるかどうか」のセリフが印象に残りました。

山頭火も出てきて映画の味わいが一段と高まります。

最後は、高倉健が主役ならではの落としどころ。ここで私は、涙が抑え切れませんでした。


81歳の高倉健がおそらく60歳代前半の主人公を演ずることに違和感がなく、やはりこの役は高倉健がはまり役だと思いました。

海に散骨するために舟を出す漁師役の87歳の大滝秀治と一世代違うように見えました。

「恐るべし高倉健」としても感動を与えてくれた映画でした。


ところでこの映画、
第36回モントリオール世界映画祭で人間性の内面を豊かに描いた作品に与えられる「 エキュメニカル審査員賞」の特別賞を受けました。

日本人特有の情緒の細やかが込められているこの映画を理解する審査員は立派だと思いました。


心の癒しの映画が終わってからは、映画の半券で割引になる「庭の湯」温泉へ。

サウナとプールにも入り体の癒しに務めました。

映画 → 温泉のこのパターン、2度目ですが、今後も続けたくなりました。

<お目休めコーナー> 9月の花(1)

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