おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
私は「ストレス・マネジメント」や「メンタルヘルス」の 研修(企業や自治体に対して) をよく行っていますが、その分野での好著をまずご紹介します。
『ストレス一日決算主義』(山本晴義著、日本放送出版協会生活人新書、640円+税)。
7年前の2005年に出た本ですが、今でも新鮮さを失っていません。
著者の山本晴義氏は、横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長の心療内科医で医学博士。
山本先生を知るためには、こちら の映像をご覧ください。
ただ、今回はこの本の紹介をするのでなく「ストレス一日決算主義」の考え方をお借りします。
この本では、「ストレス一日決算主義」を「ストレスを溜めない・逃げない・先送りしない」考え方としていますが、私は「その日に受けたストレスはその日限りにし、翌日に持ち込まない」と捉えています。
そのための生活として私は「オセロ・ゲームの生活」を提唱しています。
特に右側。「朝起きたときと夜寝るときに白と白で挟むと、1日がすべて白になる」という理論です。
夜眠りに入る前にその日のストレスはその日のうちに始末し、翌日に持ち越さないためにも決定的な白いオセロの配置が必要です。
ストレス一日決算主義で終わるために私のお勧めは、(1)腹式呼吸をしながら1日のいやなことを全部放出し、よいものだけを取り入れて終わること、(2)その日の3つの感謝対象を数え上げることがお勧めです。
まず、すぐ眠りに就くことができます。
次に、翌朝爽快に目覚めます。
「ストレス一日決算主義」で1日1日を生き抜こう!
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