アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

大阪に来て4日目を迎えています。

昨日(7月14日)は、2010年から7年連続でお手伝いしている企業の新任管理者研修を行っていました。
「変革力」と「人間力」をキーワードにする2日間研修の1日目でした。

さて、間もなく来日されるペルグリーノ博士(モントリオール個人心理学研究所 理事長)の 4つのワークショップ (通訳付き)のうちで今からでも申し込みが可能な講座のおしらせです。

「まるで・・・のように振る舞う」ワークショップ ― 人生で望む変化を創造する技法

日 時:7月27日(水)10:00~17:00
受講料:会員24,840円、一般28,080円
会 場:ヒューマン・ギルド研修室

テキストには、次のようにワークショップの目的とあらましが書かれています。

この1日のワークショップの目的は、アドラー心理学による「アズ・イフ(as if、まるで・・・・・のように)で行動する」テクニックを提供することで、ご参加の方々が人生で望む変化を望む人たちのカウンセリングを行う際にこのテクニックをいかに使うかが学べることです。このワークショップは、短い講義、個人・グループ演習、学んだことの話し合い、質疑応答、デモンストレーションを通じて進めます。

ワークショップのあらまし

1.歓迎の辞と導入、グループづくり、アイスブレーク、守秘義務
2.ワークショップの進行手順の紹介と「アズ・イフで行動する」テクニックの根本原理
3.アドラー派の「アズ・イフで行動する」テクニックの主要目標
4.「アズ・イフで行動する」テクニックの局面
5.望む変化を創造する各局面のプロセスの適用
6.デモンストレーション
7.コミットメント
8.セッションの終わり


前回(6年前)、同じ内容で開催された講座に参加の永藤かおるさん(ヒューマン・ギルド研修部長)は、ヒューマン・ギルドに入社するキッカケになったこの講座について、特にその時受けたオープンカウンセリングを中心に次のような文章を書いています(ヒューマン・ギルドの7月度ニュースレターから抄録)。

■「まるで……のように振る舞う」ワークショップを受けたら
  
ジョセフ・ペルグリーノ博士の『まるで……のように振る舞う』ワークショップ(旧タイトル『人生で望む変化を創造する技法-As Ifテクニックを用いて』。以下『As If』)に初めて参加したのは、2010年8月6日(金)。

藁をもつかむ思いでアドラー心理学ベーシック・コースを受講したのが、その1か月前。

ベーシックで(この話は毎度毎度の受け持ち講座で話しているのでご存じの方も多いでしょう)アドラー心理学の何たるかを知り、自己決定性だの目的論だので目からウロコどころか魚をビチビチ落としていた私は、とにかくもっともっとこの「アドラー心理学」というものが知りたくて、無理やり財布を開いて博士の講座に参加したのでありました。

『As If』。まるで……のように。当時のタイトルは「人生で望む変化を創造する」。

博士の講座では必ず開催されるオープンカウンセリング。
恥をさらすのは嫌だと思いつつ、でもこんな機会逃す手はない、と思い立候補。対立候補のTさんにじゃんけんで気迫勝ちをし、見事権利ゲット。これで準備万端。

『As If』。アドラー心理学では、「個人は過去の経験よりも未来の期待に動機づけられる、そしてその未来の期待は、人の行動に深い影響を与える」(テキストより抜粋)としています。
目標が個々をけん引する。そして過去は変えられないが過去に対する態度は変えられる。
具体的な行動モデルを設定し、自分がそうなりたいと思った人になり切ったように行動してみることの大切さ。
そしてその行動の先には、人生の困難な状況を乗り越える力が備わるはず。
そんなことをゆったりと学んでいきます。頭ではわかる。実践が伴うか?そして私の行動モデルは誰なんだ?

まだ頭がぐにゃぐにゃしている中でカウンセリングは始まります。

自分の柔軟性のなさ、正義感という名を着せた頑固さ・融通の効かなさ、目標を見失い他人を責めることで心の安定を図っていた自分があらわになっていき、愕然。
これではいけない、こんな自分は嫌だ、変わらなければならない、自分が幸せになるためには、自分が望む変化をしていかなければならない。そして、その行動モデルは、ここに二人もいる! 岩井俊憲という人と、ジョセフ・ペルグリーノという人が目の前にいるではないですか! おお!そういうことか!

それは涙を流すような感覚ではなく、どちらかというと憑き物が落ちたというか、濃く立ち込めた霧が一気に晴れたというか、滝に打たれたというか、いまだかつて経験したことのないようなスッキリさが得られたというものでした。

あの時の行動モデルにはまだまだなれないのは、皆様ご存知の通り。でも、私はそこにしっかりついていき、吸収し、そしてあの頃の自分よりも今の自分のほうがよっぽど好きになったことは甲子園球場で宣誓しても構いません。

『As If』。もし受講を迷っている方がいらしたら、そして人生を迷っている方がいらしたら、心からお勧めしたい講座です。次の開催がいつになるかは本当にわからないので。
http://www.hgld.co.jp/event/view/200

「自尊心を高める」ワークショップ もヒューマン・ギルドとは別会場で開催するので、まだまだ受け入れが可能です。

劣等感に負けない本物の自尊心を身に着けるために、色々なワークやディスカッションを通して学んでゆきます。

日 時:7/30(土)、31(日)それぞれ10:00~17:00
受講料:会員43,200円、一般48,600円
会 場:日本出版クラブ会館(東京都新宿区袋町6)
 
*7/30終了後「ペルグリーノ博士来日20回記念」のパーティーを開催します(参加費5,000円)パーティーのみのご参加も可能です。ご予約下さい。

<お目休めコーナー>7月の花(14

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