おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(7月22日)の13:30~17:30は、ヒューマン・ギルドに東畑開人先生(十文字学園女子大学専任講師、教育学博士、臨床心理士)をお招きして
自分のタイプを知り、よりよく悩もう―フロイトとユングの心理学
を開催しました。
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参加者は29名、遠くは鹿児島からもお見えでした。
東畑先生は「今、なぜアドラーなのだろうか? 臨床心理学の世界では、マイナーだった。だけど、今や、フロイト、ユング、アドラーの中で、アドラーの一人勝ち」との認識でヒューマン・ギルドに来られたのがキッカケで急接近。
2017年6月9日付けブログでは 若き心理学者との語らい:東畑開人さん、大森哲至さん でもご紹介しています。
7月8日(土)、9日(日)開催の庭野静子さんをリーダーとして「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 の集中コースにもご参加でした。
さて、講座の内容は示唆に富むことばかりで、東畑先生のお人柄もあり、受講者の笑いを誘う内容でした。
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自分自身のメモのつもりで印象に残った内容をここに書いておきます。
・人生の目標、健康の条件を尋ねられたフロイトが答えたこと=働くことと愛すること
・現代は、軽躁状態で働かねばならない時代になっている。
・フロイトの治療は、悲劇をありふれた不幸へと変え、しっかり落ち込むべきことを落ち込む
・ユングにとっての自己実現について、人生の前半は主機能を伸ばしていき、後半に至って、劣等機能を発現させていくこと
・フロイト派とユング派のカウンセリングとはどういうものか? その特徴は、辛いものと向き合っていくこと、自分の見たくない自分を見ていくこと
・複雑なものを複雑なままに。それを行うのが精神分析やユング心理学。ポジティブになるのではなく、両方を目指す
性格の8タイプについては、グループに分かれて討議し、盛り上がりました。
フロイト・ユングをもう一度学んでみたい気持ちになった半日でした。
なお、講座修了後、東畑先生は11人での香港酒家での懇親会におつき合いいただきました(私は欠礼)。
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(小川典子さんご提供)
<お目休めコーナー>7月の花(22)
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