おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(6月11日)は、10:00~11:00の営業会議の後、企業研修の資料の準備に追われていました。
今日から次々と研修日程が続きます。
特に本日は、生涯現役(八掛けのすすめ)をテーマとする研修です。
さて、100歳時代を生きる上で老後の資金がないととんでもないことになります。
「老後は安泰」のはずがまさかの大ピンチに発展する小説の紹介です。
うちのカミさんが読んで、「これ、ものすごく面白いよ。絶対シュンケンさん(わたしのこと)読んだ方がいいよ」と強く勧められて読みました。
『老後の資金がありません』(垣谷美雨、中公文庫、640円+税)
読んだら、本当に面白くてやめられなくなりました。
主人公の後藤篤子にとって「老後は安泰」のはずでした。
夫の章さんは小規模の建設会社の社員で57歳。
貯金は1000万ほど、しかし、数年後に訪れる定年退職。
ところが娘の派手婚、舅の葬式、姑の生活費…しっかり蓄えたはずの老後資金はみるみる激減。
加えて篤子さんは失職、夫も早期退職。
降りかかる金難で絶望の渕に追われるようですが、演技上手の姑が登場したり、篤子さんの強い思い込みが意外な展開に終わったり、思わず笑ってしまうシーンの連続。
ある意味、読者に不思議な勇気を与えてくれる小説です。
◆100歳時代を生きる知恵については「ウエルカム・エイジング」のカテゴリーが参考になります。
お目通しください。
<お目休めコーナー>6月の花(12)
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