おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
『自分らしく何かをはじめたい』人にお勧めの本です。
『まずは小さくはじめてみるー変わらない日常から抜け出す0→1実践ガイド』(大木浩士著、すばる舎、1,540円)
大木浩士さん(OOKIWORKS・代表/企画プロデューサー、ヒューマン・ギルド会員)から贈呈され、正月3が日に読んだ本です。
大木さんは、とちぎ未来大使・交流企画プロデューサー/キャリア教育プログラムプロデューサー/都市と地域の人をつなぐ里都プロジェクト・代表/出羽三山の山伏/神社研究家などの顔も持つ多才な人です。
元はと言えば、2011年に発生した東日本大震災を契機に人が持つクリエイティブの力を引き出しながら、学び合いの場づくり、交流の機会づくりを行ってきた方です。
その活動の集大成が”はじめ方ガイドブック”でもあるこの本です。
全体で43ある「ヒント」だけでも、最初のいくつかを中心に列挙してみれば、「大木流はじめ方」として”0→1実践ガイド”の趣旨をご理解いただけるはずです。
ヒント1 0を1にするために、小さな初動をつくってみる。
ヒント2 まずは無理なく、できて当たり前の目標を設定する。
ヒント3 小さな活動の継続が、大きな成果につながっていく。
ヒント4 簡単なことを分解すれば、行動の指針が見つけやすくなる。
ヒント5 まずは小さく試作品をつくり、「やっている」をつくる。
ヒント6 つくりたい未来のために、今、小さな種をまいてみる。
ヒント7 考えを紙にまとめ、人と出会い、話をする。それらが種まきになる。
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ヒント17 ビフォーとアフターを考え、つくりたい未来をイメージする。
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ヒント32 男女のバランスを考えたチームづくりを行う。
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ヒント43 心の中をきれいに保ち、無意識からのサインに気づきやすくする。
このステップは行動主義心理学の「シェイピング」という、スモルステップを一段ずつ登っていき、「困難を分割」しながら進める技法として裏付けられています。
無理なく、無駄なく、「自分らしく何かをはじめ」て、いつの間にか「変わらない日常から抜け出している」あなたをつくり上げる「実践ガイド」の本だと言ってもいいでしょう。
大木さんには、5月のある日、ヒューマン・ギルドでこの本をもとにした講演会を開催するお願いをしています。
ヒューマン・ギルドの2月号のニュースレターでお知らせができるかもしれません。

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