アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

コロナの診断を受けてから丸4日になります。
熱もほぼ平熱、鼻声ではありますが、咳は、ほとんど出ません。
昨晩は、シャワーを浴びて久しぶりの全身を洗いました。
さっぱりした気分になり、病人の感覚が薄れてきました。
薬は、葛根湯と咳止めくらいで、睡眠が最大の良薬のようです。

さて、そんな昨日、9:45から2時間ほど【カウンセリング道場】シニアコースを担当していました。


(写真提供:梶田恵子さん)

14人の参加者の中から数人が宣伝、自己アピールなどを終えた後、長老格の谷 正さんから「ものすごく辛いことに直面して、頑張って乗り越えたり大きな体験をしてきた方がクライアントとして迎えたとき、どう対応したらいいか?」との趣旨の質問が出ました。

私は、自分で答えることなく受講者に回答を要請しました。
この発言の詳細は省きますが、5人ほどが発言し、安易な勇気づけの言葉はクライアントに受け入れられない旨の発言が相次ぎ、仲間たちはもとより、私自身もとても勉強になりました。

続いて、「自分がクライアントの立場だったら、どう対応してもらいたいだろうか?」と私が質問すると、4人ほどが発言してくれました。
これはクライアントとして私も体験したことですが、占いで決めつけられることなどは、最悪レベルだという結論に達しました。
代わりに、言葉な中には「励まし」のようなものがあったとしても、言葉のどうこうよりも、サポートする人との信頼関係が背後にあるならば、勇気づけになることがある。

カウンセリング演習では、カウンセリングのベテランがクライアント役を務め、その方と接点が希薄な2人がカウンセラー役を担いました。

一人めのカウンセラー役の方は、今まで私が繰り返ししてきしてきた頻繁な要約グセを克服しようと涙ぐましい努力を払っていました。

二人めのカウンセラー役の方は、端的な質問によってクライアント役が、あるたとえを用いて答えるようになり、クライアント役の対人関係そのものというより、関係性の中に潜むライフスタイルに少しばかり入れたようです。

いつもながら私が感動するのが、仲間たちから寄せられるフィードバックの的確さです。
本当に有難いカウンセリング道場参加者の方々です。

■フィードバックによる成長については、8月19日(月)配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」「【アドラー心理学】限りなき成長を求める人のための3つのヒント」のタイトルで語られるので、ご期待ください。



8月15日にチャンネル登録者数が、念願の5,000人に達したばかりの YouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」の200回目の、記念すべきコンテンツです。

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