アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(9月21日)の午後は、アドラー・カウンセラー養成講座の第86期と第88期が合体して講座の5日目を迎えました。
第86期の13人の受講者は今年の2月ー3月の8日間の受講のはずだったのですが、私の入院・手術のため前半の4日を終えたところで中断。
13人のうち12人は、第88期との合体の講座に参加してくれることになりました。
この日は、5日めと6日目の内容をすでにオンライン開催の第87期で補講の方を除いた11人と第88期の11人の22人が集ってくれました。
ヒューマン・ギルドは、久しぶりの大にぎわい。
昨日のメニューは、次のとおりでした。
1)合同メンバーによる自己紹介
2.AIさんのカウンセリング・デモンストレーション:多重カウンセリングで
3)アドラー派のカウンセリングと心理療法の違い(講義)
4)聴き方の演習(グループで)
合体した2つのグループの融和のために私が試みたのは、「勇気づけの相手役」のワークでした。
付箋紙を渡して、フルネームを書いてもらい、それが他の期の誰かの手に渡るようにして、次の手順を説明しました。
・預かった人の付箋紙は、あなたが勇気づける相手役
・付箋紙に書かれた相手役の名前は、誰にも見られないように大切に保管
・2日間意識し続けて、(1)さりげなく近づく。 (2)勇気づける。
・決してその人の付箋紙を持っていることは、明かさない。
・最後には、あなたがその人を勇気づける人であったことを白状する。
AIさんのカウンセリング・デモンストレーションは、前回にカウンセリングのデモンストレーションを行ったAIさんの前回のカウンセリングの振り返りと、合間の2週間の気づきを話してもらいました。
その後にAIさんの早期回想を読み解き、AIさんの解釈の書き換えをして、AIさんのチャレンジャーぶりが明らかになりました。
聴き方の演習も4-5人で2つほど行いました。
講座を少し早めに切り上げて20名の参加で「香港酒家」で懇親会を開催。
札幌から和服でお越しの中野むつみさんに乾杯のご発声をお願いしました(写真提供:小川真由美さん)。
私は、ウーロン茶で乾杯。
その後は、2つのグループに分かれましたが、一度の席替えを入れて懇談の機会をエンジョイしました。
今日は6日目、より深い学びを提供いたします。
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<お目休めコーナー>9月の花(22)