おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(5月11日)は、久しぶりに出勤しました。
出勤時の地下鉄は、そこそこの乗客数になっていました。
オフィスでは重要な打ち合わせをして今後のヒューマン・ギルドを変えるある種の施策を開始することにしました。
6月からの集合型の研修は、3密を避けながらすべて再開することにしました。
ただし、オンライン型の研修は集合型と並行して進めていくつもりです。
4月から受講者の方には、かなりスライドだけでなく受講にご協力いただき感謝申し上げます。
また、5月7日のメルマガで発表し、ヒューマン・ギルドのWebsiteにも打ち出している「SMILE、ELMのオンライン開催についての方針」についてZoomでのやりとり希望がかなり入り、永藤かおるさんと私とで対応しております。
さて、「私にも家に上司が存在する:家庭内のリーダーシップについて」シリーズの2回目です。
前回は主に
「リーダーシップとは、フォロワーが目標達成に向けて自発的に動くよう信頼をもとに影響力を行使すること」
としたリーダーシップに関連する言葉の定義でした。
私がなぜ妻の側をリーダーとみなしたかというと、我が家だけでなくカウンセリング、観察を通じて得た体験の裏付けがあります。
ひと言で示せば、家庭内の影響力は圧倒的に妻側にあります。
このことを認めようとしない夫が存在すると、夫婦は主導権争いのモードになりがちです。
妻は家庭のあり方、家計、子どもの教育、出身家族(親の介護も含む)などについて夫以上に考えているケースが圧倒的で、それに伴う影響力持っています。
だから妻がリーダー、夫がフォロワーなのです。
今回の最後にP.F.ドラッカーのリーダーの定義を付け加えておきます。
「そもそもリーダーについての唯一の定義は、“フォロワーがいること”である」
そして、続きます。
「信頼がない限りフォロワーはいない」
*『未来企業―生き残る組織の条件』 (上田惇生他訳、ダイヤモンド社)
訳書では「フォロワー」が「つき従う者」と訳されています。
世の夫どもよ、主導権争いを避け、良きフォロワーになれ!
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>5月の花(11)