おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
2つの大きな円と2人一組。
「勇気づけの相手役」を明らかにした場面でのことでした。
それは同時に【学びの共同体】を目撃した瞬間でした。
昨日(11月14日)は茨城県の研修施設で日本を代表する某総合食品メーカーの【勇気づけ】研修の2日目を行いました。
朝には、かなり遠方の富士山がくっきり見えました。
何だかいい1日が迎えられそうな予感がしました。
滅多に行うことがない「勇気づけの相手役」の前日の仕掛けがさく裂しました。
「勇気づけの相手役」は、研修に臨んでフルネームを記した付箋紙が他者の手に渡り、逆に他者の名前が書かれた付箋紙が自分の手元に届き、休憩時間、ランチタイム、懇親会の折にさりがなく近づき、言葉をかけるという課題の遂行です。
勇気づけのペアの演習の際にアプローチした人もいました。
ペアでの勇気づけの演習を2パターンの他にライフタスクなどの演習、その他に頻繁にグループ討議を展開し、多くの方々から「やはり集合型研修はいいね」との声が聞かれました。
前夜の懇親会も含めると、計4回のグループ編成も含めて28人の全員がお話しする機会が得られたと想像されます。
ランチタイムでは、食堂の職員が私のことを覚えていてくれて、「ご飯を少なめにしましょうか」と声をかけてくれました。
また、受講者の中の最年少の方が「岩井先生のお隣に座ってよろしいでしょうか」とやって来ました。
北海道から九州からも集った方々が、入社数年の青年から50歳代後半のベテランの方までが同じ仲間として学びの共同体が確立できた研修になりました。
「アドラー心理学をもっと学びたい」「岩井先生の本を読みます」「YouTubeを視聴します」と寄ってきた方々が何人もいて、講師がご満悦になれた、一流企業にアドラー心理学が届いた研修になりました。
心地よい疲れと共に会場を後にできました。
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