おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
雨の日の昨日(6月13日)は、コンビニ、スーパーにカミさんと行く以外は家でじっとしていました。
ただ、14:00~15:00は、九州エンカレッジ隊主催の
アドラー心理学 勇気づけの関わりで家族が幸せに生きる講演会
の長崎県の会場の状況を見ながらZoomでやりとりをしました。
上野みゆきさん 有馬久美子さん 岩井俊憲
人援隊 藤島さん 平川明子さん 下田真実さん 石木尚子さん
このグループは8月1日から5日までの私を次の講演のためにお招きいただく実行部隊です。
8月1日(土)岡山開催の
自分創め、スタート! アドラー流 自分の“魅力”と“自信”を見つけ出す方法~岩井俊憲氏特別セミナー
のメンバーの有馬久美子さんも特別参加してくださいました。
なお、開催地と講演テーマなどは、次のとおりです。
8月3日長崎県開催『アドラー心理学で育む子どもの心 入門編 生きる力を育む』
8月4日宮崎県開催『アドラー式 子どもが育ちやすい家庭の作り方 パートナー関係編』
8月5日宮崎県開催『アドラー心理学で育む子ども心 応用編 折れない心を育む』
時間:全日程19:00~20:30(90分)
開催:集合型と同時オンライン配信で
参加費:3,000円(集合型/オンライン同額)
プロジェクトのメンバーの特徴として、昨日のブログで
一人のリーダーを頂点にプロジェクトを進めるピラミッド型ではなく、オープンな対等な仲間によって運営され、広く呼び掛けていることです。
これは「ニューパワー・モデル」と言っていいものです。
と書きました。
ところで私は最近、「ニューパワー」とか「ニューパワー・モデル」と何回か書いています。
実は、この考えにはモデルになる本があります。
『NEW POWER― これからの世界の「新しい力」を手に入れろ』(ジェレミー・ハイマンズ, ヘンリー・ティムズ、ダイヤモンド社、1,800円+税)
2018年12月に出た本ですが、まさに今のウィズ・コロナからアフター・コロナを予言したような本です。
下記の【本書の主な内容】を読んでみてくれませんか。
◎人が社会に参加したり、人を動かしたりする方法が変わった。
◎大規模ビジネスから映画制作まで、個人でできる範囲が際限なく広がっている。
◎オールドパワーは「少数が独占」「競争」「プロ」などが特徴。
◎ニューパワーは「多数でシェア」「コラボ」「アマ」などが特徴。
◎すべてを「徹底的に透明化」しないと、人を引き付けられなくなった。
◎ネット戦略で、誰でも実態をはるかに超えるスケールを演出できてしまう。
◎「締切」がきつく「未完成」で「負けている」ものが応援(=資金)を得られる。
◎上から「投下」するメッセージは、もはや通用しない。
◎情報を拡散したければ、「行動」欲や「つながり」欲、「アレンジ」欲に訴えること。
◎セレブより「仲間の意見」のほうが重要になっている。
◎自分から「驚異的な貢献」をしてくれるコミュニティは、こうしてつくられる。
この文章を読んだだけで何かしら新しいトレンドを感じませんか?
図表も豊富で、私がピーンと来たのは最初のこの図表でした。
明らかに時代は「ニューパワー」に移行しています。
このことは、2020年6月5日付けブログ 2020年6月5日付けブログ 自粛生活中に洞察したこと(1):女性のリーダーシップ にも書いています。
「力は正義なり」の信念は危うく、次の展開こそが「ニューパワー」の時代のニュー・モデルのような気がします。
(1)目的/目標
↑
(2)尊敬(リスペクト)
(3)共感
(4)信頼
↓
(5)協力
私は「コロナ禍」がこの動きを一気に加速させたと読み解いています。
いかがですか?
(クリックして勇気づけを)
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