アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

10月23日(火)は、群馬県の中之条町の四万(しま)温泉に行ってきました。

上野発12:00のJR草津線で中之条で下車(14:02)。そこからバスで40分、終点の四万温泉で降りて電話をしたら、国民宿舎「ゆずりは荘」の方が車で迎えに来てくれました。


(バス停すぐの川の写真)

ほんの5分ほどで「ゆずりは荘」に到着。ここは中之条町営のようです。

玄関先では、こんな光景を発見。



「早速温泉だ!」。私は、3時15分から温泉入り。ついでに露天風呂にも。
入浴客は3人しかいないため、ゆったり気分。

この地は、私のPHSには電波が届かず。仕事は断念。
国民宿舎の近くをどてら姿で散歩。

紅葉にはまだ早いが、川と緑が美しい。

6時から夕食。冷酒を1本だけ注文。

夕食はなかなか豪華。和食のフルコース。豪華ホテル以上。
写真を撮らなかったのが失敗!

7時半からは、また入浴。1人占め30分。

8時半には眠ってしまいました。

早寝のせいか、3時過ぎには目を覚ましてしまい、また温泉に。もちろん1人占め。


そうそう、温泉だけが目的ではありませんでした。

8時半のバスで四万温泉を後にし、14日(水)の9時40分からは、中之条町役場で「メンタルヘルス研修」の一環で「勇気づけ」の研修。

午後も同じ職場の他の人たちに同じ研修。
受講者数は、2回で52名ほど。

5時2分の特急電車で中之条を後にしたのでした。

それにしても四万温泉、よかった!!!
由来は、4万の病に効くからだとか。



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

10月10日(月)、11日(日)、12日(月、祝)の3日間は、私にとっては珍しい3連休。
とても充実した非日常的な3日間になりました。

まずは、『心の雨の日の過ごし方 ― 失意の時こそ、人生味わい深くなる』(PHP研究所、11月13日発売)の原稿チェック。



1冊分を1日でチェックしました。ただ、書き足す部分があります。これは、日曜日か月曜日に。

土曜日の飯にはカレー、日曜日には、得意のキムチ鍋を作りました。

そして、11日(日)は、神宮球場にカミさんと足を運び、まずは東京大学の応援(対 明治大学戦)。

ひそかに菊川玲、八田亜矢子並みの容姿のチアガールがいるかどうか気になっていたのですが、いる、いる、チアガールにも。

ただ、本当に東大生なのでしょうか?
知っていたら、誰か教えて。

試合は、2-9で明治大学に敗北。
それにしても、2点をよく取った。



続いて、早稲田大学 対 立教大学戦。

結果は、立大の戸村投手が早大打線を散発5安打で完封。早大は投打に完敗、開幕からの連勝が5でストップ。0-4の結果。

カミさんと私は、後に引けなくなりました。
10月12日(月)にまたもや神宮球場の、今度はネット裏に陣取りました。

先発は、早稲田が斎藤投手。

立教は、一昨日、昨日に続いて戸村投手。

斎藤投手は、変化球が決まらず、直球も144キロ止まり。
4回までに7安打、4失点。

スリーバントも下の写真のように失敗。



應武監督も心配そうに足を運ぶ場面がありました。

ところが5回から登板した大石投手。これがすごい。最高スピード153キロ。

4点をあげて斎藤佑をノックアウトした立教打線を9回までの5回で2安打11三振を奪って反撃を許さず。

私がプロのスカウトならば、斎藤投手よりも大石投手を評価します。
確実にジャイアンツの越智投手のような存在になります。



5回に5点をあげた早稲田は、6回にも1点をあげ、結果は、6-4で勝利。
7試合で6勝 1敗、 勝ち点3の首位。



カミさんと私は、春に続きこれで6大学の試合はひととおり見たことになりました。


大学生の息子は日曜日に、友だちと山手線に沿った道を13時間かけて歩いて1周してきました。
我が家のメンバーは、非日常的なことにチャレンジしていたようです。

ところで、原稿のこと。

出かける前、そして、家に帰ってから、追加原稿をほとんど仕上げました。

よく遊び、よく仕事もした3連休でした。

明日は、水曜日に群馬県の中之条町で研修を行うので、一足先に四万(シマ)温泉に行ってゆったりしてきます。



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今日もふだんとは違った時間帯に記事を書き始めています。

10月10日、11日、12日は、3連休なのですが、PHP研究所から出す『心の雨の日の過ごし方 ― 失意の時こそ、人生味わい深くなる』のゲラのチェックと原稿の追加に忙殺される3日間になりそうです。

ところで、今日のテーマは、「城山三郎を読む」の2回目。『もう、きみには頼まない―石坂泰三の世界』のことを書きます。

もう、きみには頼まない―石坂泰三の世界 (文春文庫)
城山 三郎
文藝春秋

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 「気弱で、真っ正直で、勉強家で。ウェットで、おやさしく、苦労人で。倹約家で、素寒貧(すかんぴん)で、その他いろいろ。唯一のお家芸は毒舌広言。腹中何ものも蓄えぬオヒトヨシ」

城山三郎描くところの石坂泰三のややふざけての自己紹介。

城山三郎は、「あとがき」にこんなことを書いています。

存在感のある人間が、いま求められている。
大不況の壁の前で、揃って足踏みしているのではなく、広い野原へ連れ出してくれる大きな人に会ってみたい。王道や大局をつかむ力があり、懐の深い人に―。
これは、わたしひとりの思いではない、と思う。

第一生命、東芝の社長を務め、経団連会長を4期、12年間務め、「財界総理」の名をほしいままにした石坂泰三(1886年 - 1975年)の伝記小説。

タイトルの由来は、石坂が経団連ビル建築のために国有地の払い下げを頼みに行った際に、時の水田大蔵大臣 ―柔道5段、剣道3段―の煮え切らない態度に石坂が言い放った言葉です。

『官僚たちの夏』が気骨ある官僚をモデルにした小説だとすれば、この本は、気骨ある経営者・財界人の実話に基づく小説です。

私個人としては、『官僚たちの夏』よりも『もう、きみには頼まない―石坂泰三の世界』の方が高いお勧め度です。


私が特に印象に残ったのは、自分が社長を務めていた日比谷の第一生命ビルが連合国軍総司令部(GHQ)に接収された後、自社ビルで目撃した石坂の回顧です。

「日本人ほど骨のない御しやすい国民はいないのではないか。GHQに出入りする将軍連に対する日本警察の直立不動の敬礼は、世界中に見られない光景である。彼らは、外国人に敬礼する機会を得たことを、誇りとし光栄としているのである。あきれ返ったことである」

アメリカではできなかった実験を日本で行おうとするニュー・ディール派たちのことを次のように回顧しています。

「アメリカにこそ必要であるかもしれないが、日本ではこれでは何もかもツブれてしまいます」

戦後の日本経済を担った気骨ある経営者、石坂泰三。このタイプの人間が今の日本にいないのが残念です。



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

2日ブログをお休みしてしまい申し訳ありませんでした。

『みのりの時』(季刊、2009年秋号、10月3日のブログ参照)に続いて今月また、学事出版発行の2つの月刊誌

『月刊 高校教育』と『Principal』(共に11月号)

に私のインタビュー記事「勇気を与えるリーダーとは 下」が掲載されました。

9月16日のブログ「2つの月刊誌で『勇気を与えるリーダーとは』」に続いてのお知らせです。

内容は、次の3つが柱になっています。

1.よく「聞き」、「なぜ?」を避け、時には「叱る」

2.人を重視し、内発的動機づけをうながす

3.学校・教師の変化 ― 低下する自己肯定感・使命感


最後には、マネジャーであるとともにリーダーでもある校長に向けてビジョンやミッションを持ち、リスクテイキングする勇気を持つことを訴えています。

<お目休めコーナー> ご近所の花



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

2冊続けて城山三郎の小説を読みました。

私は、城山三郎の描くところの気骨のある人が好きです。

気骨のある人が描かれた小説の1つが『官僚たちの夏』(新潮文庫)

この小説のモデルは、「ミスター通産省」と呼ばれ、通産省の事務次官を務めた佐橋滋氏。
時の大臣、三木武夫を擁しながら「佐橋大臣、三木次官」とまでマスコミに言わせた男。

退官後は、数多の天下り先を断って、浪人生活6年後に、新設された余暇開発センター理事長に就任。

官僚たちの夏 (新潮文庫)
城山 三郎
新潮社

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この小説を読むきっかけになったのが、2009年7月5日から9月20日まで第10話まで放送されたTBSテレビ日曜劇場「官僚たちの夏」

主人公の風越信吾役に佐藤浩市、部下の庭野貴久役に堺雅人、同じく部下の鮎川光太郎役に高橋克実。

通産大臣から総理大臣に至る池内信人(実は池田勇人)役に北大路欣也、同じコースをたどった須藤恵作(実は佐藤栄作)役に長塚京三と、豪華キャスト。

この連続テレビ・ドラマの時代背景を盛り込んだ内容が抜群によかった!
佐藤浩市、かっこよかったー!

ともあれ、今とは違って官僚が天下国家を論じ、使命感に燃えていた時代。

気骨ある官僚の存在は、1960年代のまでだったのでしょうか?

<お目休めコーナー> 我が家の小さな花瓶




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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今日(10月4日)は、「アドラー・カウンセラー養成講座」の最終日。

参加者は、岐阜県、愛知県、山梨県、群馬県、栃木県など多岐にわたりました。

男女がちょうど6人ずつだったため、かなり活発でした。

アドラー心理学のカウンセリング理論、ライフ・スタイル調査表の読み方などをしっかり習得した12人が修了試験を受け、午後は、カウンセリングの演習を行いました。

昨日は、臨床心理士のHさんを講師としてお招きし、「精神医学」の講義。
その晩は、Hさんも交えて7人で懇親会。

「アドラー・カウンセラー養成講座」の受講条件は、アドラー心理学ベーシック・コースと「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」を受講していることが必須要件です。

今後のペルグリーノ博士のワークショップ、「勇気づけリーダー・トレーナー養成講座」などに申し込みが相次ぎました。

向学心超旺盛な12人でした。

 

次回の「アドラー・カウンセラー養成講座」は、次の日程で開催します。

2/13,14,27,28,3/13,14,27,28(それぞれ土日)


<お目休めコーナー> 鳥茶屋(神楽坂)にて②

 



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

学事出版発行の『みのりの時』(季刊、2009年秋号)に私の

「8掛人生のすすめ」

の文章が掲載されました。

『みのりの時』は、「教育に生きるシニアのための人生応援誌」。
主要読者は、退職教員です。

タイトルの右横には、次の文章があります。

実際年齢相応の経験があり、それでいながら可能性の点では、8掛け程度の実力年齢がある。

そう考えると、自分はまだまだ捨てたもんじゃないな、と思えませんか?


内容は、「生きる」(黒澤明監督作品)のオリジナル版とリメイク版のギャップに驚いた私が、読者の年齢も

「実際年齢×0.8=実力年齢」

であり、生涯感動・生涯青春から生涯現役の人生を謳歌しよう、とアジテートした文章です。

最後は、次の文章で結びました。

あなたの志の伝承者になる誰かが、あなたの貢献を待っているのです。


なお、この『みのりの時』には、弁護士の相川俊明先生(ヒューマン・ギルド会員)が「55歳からの生き方教室」を連載されています。

お求めは、学事出版あるいは、一般書店で
定価は、1,200円+税です。

<お目休めコーナー> 鳥茶屋(神楽坂)にて①



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今日(10月2日)の夕方は、会社を早退して、研修で長らくお世話になった

浅田洋二さんの絵画展「1999-2009“Aqua Sound”」

にカミさんと一緒に目黒の青葉台に行ってきました。

浅田さん(下の写真中央)とは、10年来のおつき合いです。



発端は、確か1999年、日本能率協会グループの人材開発協会で私が「カウンセリング・マインド・スキルアップ・コース」の公開セミナーの講師を担当していたときに受講生として浅田さんがご参加でした。

その後、浅田さんが研修担当の課長に昇進された後の2002年度から今日まで浅田さんの会社で「カウンセリング・マインド研修」を担当させていただいております。
これも浅田さんのご支援の賜です。

今年の2月、浅田さんは、東京にある経営企画室に異動されたのですが、その浅田さん、10年間に及んで絵画にいそしみ、その成果が今回の個展です。


  道程(みちのり)


  月下の海峡

浅田さんは、この10年間の日々について大学時代の恩師の“Carpe Diem”(英語だと“Seize the Day”、ロビン・ウィリアムズ主演の「今を生きる」の映画の主題)の実践だった、と思っておられます。

浅田さんの個展は、ビジネスの現場でフルに活動されていながら、私的な生活では絵画を極めるという、最近の私の好きな言葉で言うと、「人生二毛作」の実践に他なりません。

なお、浅田さんの個展「1999-2009“Aqua Sound”」は、10月4日(日)まで下記のとおり行われています。

時間:11:00-19:00(ただし最終日は16:00まで)

会場:CASPER'S Gallery(東京都目黒区青葉台1-25-4、電話:03-6808-1671)

10月3日(土)17:00からはパーティーが開かれるようです。


 風の舞う海への旅 Ⅱ


青葉台の川べりは、桜の名所のようで、いいお店もあちこちに。

来年の桜の時期にまた来たいな、と思いました。


◎ヒューマン・ギルドのホームページ「トピックス」更新のお知らせ

本日、「トピックス」の「岩井の『日記』など」大人同士(保護者同士、保護者と職員、職員同士)の人間関係が子どもの成長にどのように影響を与えるか?」という、私が外部で発表した文章を掲載しました。
お読みください。

 



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あたりまえだけどなかなかできない 教え方のルール (アスカビジネス)
田中 省三
明日香出版社

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 ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

田中省三さんによる「教え方」の至れり尽くせりの本の紹介です。
その名は、『あたりまえだけどなかなかできない 教え方のルール 』(1,400円+税)

私の『ものの言い方ひとつで自分も周りも幸せになる大人の心理術』と同じ明日香出版社からの発売。

教師-生徒、上司-部下、親-子など私たちには教えるべき場面がたくさんありますが、この本は、教え方のルールを見開き2ページの101にまとめ、著者の知識と体験をもとに説得力をもって読者に迫ってきます。

読んでみての感想は、「教え方」に関してかゆいところに手の届く本。この本を読んで生かすことで、さまざまな状況で、いろいろな方法が使えるようになります。
この本1冊を熟読しておくと、困ることがなくなりそう。

著者の田中省三さんは、大学生の頃からのヒューマン・ギルドの会員。アドラー心理学をしっかり学ばれ、この本や、ご本人の研修で生かしています。

田中さんは、あれもこれもの研修講師ではなく、プレゼンテーションや教え方に特化したことが彼の今日を作り上げている、と私は思っています。

前著の『あなたが変わる「話し上手」の法則』からもかなりの進化が見られました。

あなたが変わる「話し上手」の法則
田中 省三
中経出版

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『あたりまえだけどなかなかできない 教え方のルール 』は、ヒューマン・ギルドでも取り扱い可能です。

読者には、ヒューマン・ギルドの会員限定で特別サービスあり。
10月号のニュースレター(田中さんの投稿記事あり)をご参照ください。



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