アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今朝は、3つのことをお伝えします。

1.FITEC株式会社の経営者管理職を対象にした講演

2.アドラー心理学でお金持ち体質!行動を変えて成功者に

3.『見るマインドフルネス』Amazonで本日(6月15日)発売


1.FITEC株式会社の経営者管理職を対象にした講演

昨日の13:30~15:00は、品川シーサイドに本社があるFITEC株式会社様の、社長を筆頭とする40名ほどの経営者・管理職を対象にした講演を行ってきました。

働き方改革に繋がる勇気づけ研修

で、2人一組で討議・演習を交えながら「本日の講演で得られる成果」

(1)職場内外の良い人間関係づくりができるようになる
(2)目的と原因の新たな考え方に気づける
(3)「ダメ出し」より「ヨイ出し」による勇気づけ効果が学べる。

として進めました。

自己受容度を尋ねる質問では、95%の方々が「イエス」と答え、IT系の企業としては異色で、私もかなり熱が入りました。

FITEC株式会社 に対しても10日ほど前に打ち合わせに赴き、しっかりと先方様のニーズをお聴きしてきたのがよかったようです。


2.アドラー心理学でお金持ち体質!行動を変えて成功者に

 「マネーtips!お金持ちになるための365日」の第4回目がWebsiteにアップされていました。

第1回目の アドラー心理学から分析する!お金持ちになる法則 (更新日:2018年05月25日)、
第2回目の アドラー心理学から考える!お金持ちになれる人の自信(更新日:2018年06月03日)
第3回目の アドラー心理学の「自己受容」でお金持ち体質に(更新日:2018年06月08日)

に続く第4回目で、アドラー心理学でお金持ち体質!行動を変えて成功者に(更新日:2018年06月13日)です。

ヘッドに「アドラー心理学を、成功者になるために活かしてみましょう。なりたい自分には本当は誰でもなれます。なりたい自分にすでになっているかのように振舞うことがポイントです。アドラーの説く自己変革方法を紹介します」とありますが、私の主要メッセージは、次の部分です。

言葉とイメージと行動を統一して、あたかもすでになりたい自分になったかのように(as if)、言行を一致させるのです。

まずなりたい自分を言葉に表し(断言)、あたかもそのようになった自分をイメージし(断想)、実際の行動もそれに合わせて行う(断行)。
するとさまざまなことが驚くほどそれに向かって動き出します。

1992年発刊の処女作(『人を動かす人に29の切り札』(青春出版社))で3万部を売った秘訣が込められています。

『見るマインドフルネス』Amazonで本日(6月15日)発売

これが本題です。

6月9日開催の『見るマインドフルネス~人生を変える26のエクササイズ~』(デヴィッド・シラー 著・写真他、内田 若希訳、ミライカナイ、1,300円+税)の出版記念イベントでは、大変お世話になりました。
イベントの実行委員長として改めて感謝申し上げます。

ところで、『見るマインドフルネス~人生を変える26のエクササイズ~』 のAmazonでの発売日は、本日(6月15日)です。

見るマインドフルネス
人生を変える26のエクササイズ
David Schiller,内田 若希
ミライカナイ

大きな書店にも出回っています。

ヒューマン・ギルドにもたっぷり在庫がございます。

ご注文ください。

また、40数名の方が出版記念のイベントですでにこの本を手にし、読み終えた方もいらっしゃると存じます。

どしどしSNSでご感想をお書きください。

私なりの感想に属するものは、2018年5月21日付けブログ 本とイベントの紹介:『見るマインドフルネス ー 人生を変える26のエクササイズ』 をお読みください。

大まかなポイントは、次の3つです。

・この本は第1に、感覚を豊かにしてくれる本です。
・この本は第2に、自然界に存在するみんなが仲間であることを気づかせてくれる本です。
・この本は第3に、立ち止まることの大切さを教えてくれる本です。

何とぞよろしくお願いします。

<お目休めコーナー>6月の花(15) 

 
(出版記念パーティーで内田さんからお裾分けいただいた花)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月13日)は、10:00 ~17:00にある法人で「アドラー心理学を活用した学生マネジメントプロジェクト」の研修を行っていました。

一昨年からヒューマン・ギルドの研修をご採用いただいているこの法人では、(1)学生個々人のカウンセリングと(2)クラスマネジメントの資質向上のために選抜した人たち受講者として集めました。

代表者が率先してアドラー心理学をもとに組織の活性化を支援しているのです。

今回のプロジェクトは、先方のニーズを綿密にお聴きし、ヒューマン・ギルドからご提案申し上げた内容でスタートしています。

途中には、受講者一人ひとりのカウンセリングも織り込み、研修を日にちを分けた計3日間で行います。

お昼休みには、代表者に部長2人などを交えて2回目に細かな内容について打ち合わせをしました。

ヒューマン・ギルドでは、ありきたりの研修メニューを提供するのではなく、依頼主の「顕在ニーズ」だけではなく、カウンセリング手法を用いて、「潜在ニーズ」まで掘り起こして、事細かに提案します。


(人おこし・組織おこしリーダー養成講座資料から)

本日の午後に行う講演会でも、先方に事前にお邪魔して、徹底的に先方のニーズをお聴きしています。

実際の研修場面では、私は受講者の状況を観察しながら、微妙に軌道修正して対応することがかなり多いです。

まさにアドラー・カウンセラー養成講座 でお伝えしている「ニーズなくしてサプライなし」を実践しています。

このバックグラウンドは、私のセールスマン体験もありますが、それ以上にカウンセリングの経験によって裏づけられています。

日頃、法人研修のことをお伝えしていませんでしたが、このような依頼主のニーズに対応してヒューマン・ギルドの持つシーズを提供しているからこそ、長いおつき合いが可能になっているのです。

※ヒューマン・ギルドの法人対象の研修に関心のある方は こちら をご覧ください。

◆私の上記のノウハウは 人おこし・組織おこしリーダー養成講座 で学べます。
次回第9期 人おこし・組織おこしリーダー養成講座 は、次のとおり開催します。

日時:7月21日(土)10:00~17:00
受講料:32,400円(税込み)、再受講16,200円(税込み)
会 場:ヒューマン・ギルド研修室

<お目休めコーナー>6月の花(14) 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月12日)は、駒場で9:30~13:00にIT系某大企業の社員を対象に

人生設計のための「アドラー心理学」
~「生涯現役、生涯貢献」の源泉~

のタイトルの研修を行ってきました。

受講者が比較的少なかったので、発言をかなり聴くことができ、講師としても収穫が大きかったです。
多彩な人がかなりいました。

「40歳代=その後のキャリアの分かれ目」として「八掛け人生の勧め」を中心としてお伝えしました。

朝、時間の余裕があったので、東京大学の教養学部のキャンパスにも入ってみました。

◆ペルグリーノ博士の22回目の来日に伴うワークショップの一環で次の関連講座を行います。
(時間は10:00~17:00)
 
8月1日(水)エイジング ~いかに素晴らしく年齢を重ねるか~
受講料(税込、テキストつき):会員27,000円、一般32,400円。


さて、早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校で私が講師を務める 「オープンカレッジ」 「勇気づけの心理学:アドラー心理学の実践」(7月13日~9月14日(金)10:30~12:00 全6回講座)の募集が6月8日から始まっています。

早くももう10名を超える申し込みが入っているようです。

ご関心のある方は、八丁堀校 勇気づけの心理学:アドラー心理学の実践  岩井 俊憲 から検索をしてみてください。


ところで、ここまで3回八丁堀校で行うことになる私が担当するアドラー心理学の講座が、今年の冬の講座から早稲田校に移ることになり、昨日の16:00には大隈講堂の隣にある早稲田大学エクステンションセンター早稲田校に打ち合わせに行ってきました。

私にとっては、とても便利な会場です。
受講者層はシニア層が多くなるとお聞きしました。

それはそれとして、早稲田校、八丁堀校、中野校で年間約1800講座という、日本の大学最大のオープンカレッジで4回目以降も続けて講師として登壇できることに感謝です。

<お目休めコーナー>6月の花(13) 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月11日)は、10:00~11:00の営業会議の後、企業研修の資料の準備に追われていました。

今日から次々と研修日程が続きます。

特に本日は、生涯現役(八掛けのすすめ)をテーマとする研修です。

さて、100歳時代を生きる上で老後の資金がないととんでもないことになります。

「老後は安泰」のはずがまさかの大ピンチに発展する小説の紹介です。

うちのカミさんが読んで、「これ、ものすごく面白いよ。絶対シュンケンさん(わたしのこと)読んだ方がいいよ」と強く勧められて読みました。

『老後の資金がありません』(垣谷美雨、中公文庫、640円+税)

老後の資金がありません
(中公文庫)
垣谷 美雨
中央公論新社

 読んだら、本当に面白くてやめられなくなりました。

主人公の後藤篤子にとって「老後は安泰」のはずでした。
夫の章さんは小規模の建設会社の社員で57歳。
貯金は1000万ほど、しかし、数年後に訪れる定年退職。

ところが娘の派手婚、舅の葬式、姑の生活費…しっかり蓄えたはずの老後資金はみるみる激減。

加えて篤子さんは失職、夫も早期退職。

降りかかる金難で絶望の渕に追われるようですが、演技上手の姑が登場したり、篤子さんの強い思い込みが意外な展開に終わったり、思わず笑ってしまうシーンの連続。

ある意味、読者に不思議な勇気を与えてくれる小説です。

◆100歳時代を生きる知恵については「ウエルカム・エイジング」のカテゴリーが参考になります。
お目通しください。

<お目休めコーナー>6月の花(12) 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月10日)は、アドラー心理学ゼミナール に(株)ヒューマン・コメディ代表の 三宅晶子さん をお招きして

非行歴・犯罪歴のある人を勇気づける

のタイトルでご講演をいただきました。

冒頭三宅さんは、ドリームプラン・プレゼンテーション(ドリプラ) -すべての人が夢を語る社会に

2015世界大会で共感大賞を受賞した 三宅晶子さんの夢 を映像で流してくれました。

続いて、非行歴・犯罪歴のある人でも「人は変われる」と誰もが信じることのできる社会を目指す三宅さんの生き方の信念は、次の3つの柱に支えられているとして

1.人生すべてネタにする
2.目の前の出来事は、すべて自分が作り出した結果ととらえる
3.相手の魂を喜ばせる

としてお話しくださいました。

休憩後は、質疑応答。

33人の受講者の方々は、三宅さんの度胸の座り方に感銘を受け、こんなに静かに講師の話を聴くことはめったにない、と思わせるほどでした。

三宅さんは、日本初の少年院・刑務所専用求人誌『Chance!!(チャンス)』を発刊され、非行歴・犯罪歴のある方の就労・教育支援にアドラー心理学を生かしていらっしゃいます。

三宅さんは、映画『記憶』~少年院少女たちの未来への軌跡~  にも取り組まれています。

◎私から皆さんへのお願いは、(1)2015世界大会で共感大賞を受賞した 三宅晶子さんの夢 を映像(17分間)を是非じっくりみていただきたい、(2)映画『記憶』~少年院少女たちの未来への軌跡~  に賛同してほしい、ということです。
アドラー心理学を生かす分野としてかえがいのないお仕事をされている三宅さんだからです。


三宅さんの講演が終わってからは、7月22(日) 11:00~13:00 開催の アドラー心理学ゼミナール で講師を務める 鈴木昇平さん (アドラー・カウンセラー)から予告がありました。

タイトル:私の妄想のアドラー心理学 -変わり続けるコモンセンスと、勇気づけのこちら側

受講料:2,160円(税込) 当日会場でお支払いください。

※講師からの内容説明※
 
『嫌われる勇気』を読んでアドラー心理学に興味を持ち、ヒューマン・ギルドの門を叩くことになった私は、カウンセラー養成講座修了後わずか半年でアドラー・カウンセラーを取得するほどアドラー心理学にのめり込みました。
 
自己啓発の源流とも言われ、 引き寄せの法則などスピリチュアルな分野との関連もささやかれることの多いアドラー心理学。
その原液を作ったアルフレッド・アドラーの魔法の言葉を、私の妄想(プライベートロジックにまみれた眼鏡)を通して縦横無尽に語り尽くします。

 <お目休めコーナー>6月の花(11) 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月9日)は、15:00~17:00にヒューマン・ギルドで『見るマインドフルネス~人生を変える26のエクササイズ~』(デヴィッド・シラー 著・写真他、内田 若希訳、ミライカナイ、1,300円+税)の出版記念講演会が行われました。


(野手貢さんご提供)

今日は、時間のゆとりがないので、写真を中心にお伝えします。

また、個々人のほとんどをタグ付けしておりませんので、ご容赦ください。

司会・進行役は丸山郁美さん。

訳者の アドラー・カウンセラー養成講座 の同期の方々を中心に実行委員会が組織され、この日のために準備をしました。

 小野美貴子さんによる花束贈呈。

 松丸飛鳥さんからも。

 約1時間の内田さんの講演は、参加者の心を打ちました。

私も実行委員長として挨拶。

実行委員を代表して安西光さんからも花束贈呈。

17:30からは、場所を移してHANUMAN'S NINE9 でパーティー。

アメリカから昨日このために帰って来られた 津川晋一さん株式会社 ミライカナイ 代表取締役)も出版のいきさつを語ってくれました。

後は、写真でお楽しみください。

 ご参加の方々、実行委員の方々、ありがとうございました。

<お目休めコーナー>6月の花(10) 

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月8日)は4つの特筆すべきことがありました。

1.『見るマインドフルネス』大量入荷!!
2.『人間関係が楽になるアドラーの教え』の文庫が発売
3.『PHPのびのび子育て』(2018年7月号)がPHPのホームページに
4.「マネーtips!お金持ちになるための365日」が第3回目に

1.『見るマインドフルネス』大量入荷!!

本日開催の『見るマインドフルネス』の出版記念イベントのために一般販売に先駆け、63冊もの本がヒューマン・ギルドに届きました。

このうち50数冊が数日中に人手に渡ることになります。

また、今日はその出版記念イベント。
どういう展開になるのか楽しみです。


2.『人間関係が楽になるアドラーの教え』の文庫が発売

単行本だった『人間関係が楽になるアドラーの教え』が文庫化され「だいわ文庫」として定価680円+税で、より多くに方々に行き渡ることになります。

人間関係が楽になるアドラーの教え
(だいわ文庫 D 372-1)
岩井 俊憲
大和書房


3.『PHPのびのび子育て』(2018年7月号)がPHPのホームページに


PHP研究所のホームページに雑誌『PHPのびのび子育て』 2018年7月号(6月9日発売)がアップされていました。



小さいですが、一番下に載っているのが私の名前と記事です。


4.「マネーtips!お金持ちになるための365日」が第3回目に

「マネーtips!お金持ちになるための365日」の3回目がWebsiteにアップされていました。

第1回目の アドラー心理学から分析する!お金持ちになる法則 (更新日:2018年05月25日)、
第2回目の アドラー心理学から考える!お金持ちになれる人の自信(更新日:2018年06月03日)

に続く第3回目で、今度は アドラー心理学の「自己受容」でお金持ち体質に(更新日:2018年06月08日)で、アドラー心理学だけでなく私の雑学的な知識が込められています。


さて、「すき間時間勉強法」シリーズの第4回目です。

「雑学編」で書ききれなかったことを書きます。

6月5日(火)に日本生産性本部で「明日から実践できる! 良い会社に学ぶ社員活性化の仕組みと手法セミナー」に参加して学んだことは、私に大変役立つ内容でした。

講師は、同本部サービス産業生産性協議会のディレクターの加藤 八十司先生。

2時間で実に素晴らしいプレゼンをしてくれました。

私が昨日「拾う」→「深める」→「広げる」→「つなげる」の4段階で書いたものを「成長のステップ」として6段階で示しておられました。

とりわけ成長の6段階に立ちはだかる「知識の壁」「行動の壁」「気づきの壁」「技術の壁」「応用の壁」「習慣の壁」がとても説得力に満ちていました。

私は、雑学的な知識をインターネットから得ることもあります。

インターネットの世界では、トリンプの元社長の吉越氏が最初に使い始めたらしい「TPP」なる言葉が流布しています。

TTPとは「徹底的にパクる(Tettei Teki-ni Pakuru)」を意味するようです。

私は、昨日の”Plow it deeper and higher."(「深く、広く耕しなさい」)の言葉と同様、少し加えるのが好きです。

「TTPJ」として”J”を加え「徹底的にパクって自分のものにする」と拡大しました。

「広げる」→「つなげる」の過程では、または、加藤氏の「応用の壁」から「習慣の壁」を脱却するためには、ただパクるだけでなく、「自分のもの」にしなければならないのです。

<お目休めコーナー>6月の花(9) 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月7日)は、雑誌『PHPのびのび子育て』 2018年7月号(6月9日発売、PHP研究所)がオフィスに届いていました。

  
 
「お母さんの『口ぐせ』で子どもは変わる!」特集内の「子どもの6つの力を伸ばす魔法の口ぐせ」という企画で私が取材を受け、32ページから43ページまで12ページにわたってうまくまとめられていました。

冒頭の言葉は、次のようでした。

 ~NG言葉をHAPPY言葉にミラクルチェンジ!~
 
 自信や優しさ、挑戦できる心……そんな生きていく上で大切な力を、
 親が日頃かける言葉によって育てていくことができます。
 何に気をつけて、どのように子どもの可能性を伸ばせばいいのか、
 アドラー心理学の観点から紹介します。


  
コンビニやスーパーでも買える定価391円(税込)の雑誌です。

是非お読みいただければ幸いです。


さて、「すき間時間勉強法」シリーズの第3回目です。

今までは、「講演編」「読書編」でしたが、今回の「雑学編」には新聞、雑誌、インターネットに加えて「耳学問」も登場します。

私にとって忘れられない講演があります。

25年以上前のことでしょうか、ヒューマン・ギルドに鎌田 勝という小集団活動に強みを持つ経営コンサルタントをお招きしてお話しいただいたことがあります。

鎌田先生は、当時でも100冊以上の本を出版されているベテラン研修講師でした。

講演内容は、次のようでした。

・「経営コンサルタント」は、いつでも誰でもすぐなれる。「経営コンサルタント」と名刺に書きさえすればよい。

・経営コンサルタントは、情報運搬業である。西で聞いた話を東でし、東で聞いた話を西ですればいい。研修の現場にこそ豊かな情報が潜んでいる。

・一流の経営コンサルタントになれるかどうかは、「耳学問」の大切さがわかっているかどうかである。

実際に、鎌田先生は『耳学問のすすめ』(日本実業出版社、絶版)という本を書いていらっしゃいました。

耳学問のすすめ―他人(ひと)に
聴くより良い知恵はない
鎌田 勝
日本実業出版社

私が70年を生きてきて実感することは、今日ほど情報に恵まれている時代はない、といういことです。

調べたいことをYahooやGoogleで検索すると、ごく簡単に必要な情報が得られます。

ただ、情報を集めただけでは「情報通」で終わってしまって、学問にはなりません。
知恵者レベルまで達することもありません。
ただ「拾う」だけですから。

大事なことは、次の4段階に進めなければなりません。

「拾う」→「深める」→「広げる」→「つなげる」

確かな情報を「拾う」ためには、問題意識を持ちながらアンテナを張っていなければなりません。

得た情報を知識として保管するためには、そのことについてこだわり続けて、自分の中で「深める」営みが必要です。

知識をより豊かにするためには、関連領域へと「広げる」ことを忘れてはなりません。

そして最後は、異質な知識と「つなげる」ことをやってみたとき、深めた知識が役立ちます。


私は、ペルグリーノ博士と1999年にモントリオール・アドラー心理学大学院でお目にかかったとき、ペルグリーノ博士が言われた言葉を今でもありありと覚えています。

”Plow it deeper and higher."(「深く、広く耕しなさい」)

私は、この言葉を少々加工して、次のように勝手に拡大解釈しています。

”Plow your knowledge deeper, higher and wider."(「あなたの知識を深く、高く、幅広く耕しなさい」)

ペルグリーノ博士を今年もまたお迎えできるのが楽しみです。

◆ペルグリーノ博士の22回目の来日に伴うワークショップの日程とタイトルは以下のとおりです(時間はそれぞれ10:00~17:00)。
 
7月28(土)、29日(日)教育に生かすアドラー心理学
8月1日(水)エイジング ~いかに素晴らしく年齢を重ねるか~
8月2日(木)勇気づけ
8月4(土)、5日(日)豊かな家族を築くために 

受講料(税込、テキストつき)は、1日のみの講座 会員27,000円、一般32,400円。
2日まとめての講座 会員47,520円、一般54,000円(税込、テキストつき)となります。

なお、7月28(土)、29日(日)開催の「教育に生かすアドラー心理学」は、日能研様の後援をいただいております。
あと6名ほどで満員御礼になりそうです。

また、8月4(土)、5日(日)開催の「豊かな家族を築くために」は、アドラーメディカル研究所(代表 まごころ貴子さん)と勇気のしずく(代表 長谷静香さん)の協賛をいただいております。

※8月4日(土)講座終了後18:00からペルグリーノ博士22回来日記念を兼ねたパーティ
 会場:早稲田大学26号館(大隈タワー)15階「森の風」 東京都新宿区早稲田鶴巻516
 参加費:5,000円
★パーティのみのご参加も歓迎いたします。こちら からお申し込み下さい。

<お目休めコーナー>6月の花(8) 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月6日)は、鎌ケ谷の企業研修の帰りに1冊の本を読み終えました。

『発達障害』(岩波 明著、文春新書、820円+税)

発達障害 (文春新書)
岩波 明
文藝春秋

ASD(自閉症スペクトラム障害)とADHD(注意欠陥多動性障害)を中心に発達障害について理解が深まる本です。

後日詳しく紹介します。

私は、外出時のすき間時間に本を読む習慣があります。

この頃は、新幹線内では居眠りしてしまうことが多いのですが、通勤時を含めて電車内を最高の読書タイムと捉えています。

私は、今までに48年の職業人生を歩んでいますが、もしかしたら、一番読書をしていたのは、2年間のルートセールスの仕事に従事していた時期かもしれません。

長時間(片道1時間半)の通勤時間に加えて、客先を訪問する移動時間にかなりの読書ができました。

中小企業診断士の資格をすでに有していましたが、当時のすき間時間の勉強が、その後に総合企画、人事などの仕事に大いに役立ちました。

外資系企業の関連会社のセールス・マネジャーが28歳で本社の総合企画室課長に抜擢されたのも、社長宛ての管理職からの直言の文章がキッカケでした。

その文章で私は、ドラッカーの「スタッフ・エンパイア」に触れながら、経理部門の強い権限を牽制し、健全なゼネラル・スタッフ部門の設立を提言していました。

1976年9月、社長から急に呼ばれて、「君の文章はとてもよく書けている。10月から君には総合企画の仕事を担当してもらう」と言われました。
この時が社長と直接話をした最初の機会でした。
ちなみに、読書好きでもあったこの社長はやがて、親会社の社長・会長に上り詰めました。

脱線したので、話を戻します。


私は、2~3種類の本を並行して読む習慣があります。

専門の本を1冊必ず。
これは、家でじっくり読みます。

その他に電車内や就寝時などに読む本を準備しています。

このブログで「本の紹介」に書いている本は、実はすき間時間に読んでいる本です。


私のお勧めの本の読み方は、次のとおりです。

(1)一人の著者の本を徹底的に読むこと

(2)1つのジャンルを集中的に学ぶこと

一人の著者の本を徹底的に読むと、著者の考え方がおおよそ理解できるようになります。

1つのジャンルを集中的に学ぶと、その領域の専門家になれます。

こんな考えはできないでしょうか?

1日に1時間の読書時間を設けると、1年間に365時間に及びます。

たったこれだけで、大学時代の数科目の講義時間を上回ります。

私が集中して読んだ著者の矢矧晴一郎氏(経営コンサルタント)は『独創的勉強術』(日本能率協会、絶版)で「3年一流」として「3年で、その分野の一流・一番・なくてはならない人・エキスパートになれ」と書いていました。

そのためには、乱読は無駄です。
時間つぶしでしかありません。

すき間時間でいいのです。

すき間時間を埋めるために一番適しているのは、読書であることは間違いありません。

<お目休めコーナー>6月の花(7)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月5日)は、朝のうちに合同出版から私が監修者として出す『イラスト版 子どものアドラー心理学 ー 勇気と自信がつく45のスキル』(菊地典子・池田彰子著、1,700円+税、7月上旬発売)の「おわりに」を書いて出版社に送りました。

この本は、教師や親が10歳以上の子どもに教えられる本でもあり、子ども自身でも読める平易なアドラー心理学の本です。


昨日の15:00~17:00は、日本生産性本部で「明日から実践できる! 良い会社に学ぶ社員活性化の仕組みと手法セミナー」に参加してして、大いに勉強になりました。

いつもどおりに一番前の席に陣取り、内容だけでなく、講師の準備状況、パフォーマンスなどをしっかりと観察しました。

講師は、2人一組で討議・演習を行う点では私と同じで、受講者の立場でかなり参考になりました。

このやり方は、最初はやや違和感がありますが、だんだん慣れてくると、一方的に話を聞く講演よりも満足度が高まります。

ましてやパートナーが素敵な産業医の女医さんだったので、ラッキー感があり、アドラー心理学にも関心を持ってくださったので、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)をお贈りする約束をしました。


ところで、ここ20日の間は、私はすき間時間を利用して2時間前後の講演会に6回ほど参加しました。

内容は、精神医学、経済、経営、社会問題など多岐に渡ります。

お金がどうか、気になるでしょう?
実は、すべて無料でした(たまたまです)。

情報源は、新聞、都や区の広報、東京商工会議所や団体・企業のメルマガなど、世間には無料、あるいは低料金の講演会・研修会がたくさんあります。

税金、購読料を支払っているのですから、それに見合うサービスは活用しない手はありません。


あなたに向学心があるとして、学びの機会を得ようと思ってアンテナを張っていると、学びの機会がいくらでもあることに気づくはずです。

すき間時間をどしどし利用して、知的な刺激を受ける機会です。

アウトプットする立場の人ならなおさらです。

<お目休めコーナー>6月の花(6)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今週末に行うとてもユニークな講座(イベント)のご紹介です。

今からでもそれぞれ若干名を受け入れ可能です。

迷っている方、他の予定がない方は、是非思い切ってご参加ください。

1.6月9日(土)『見るマインドフルネス ー 人生を変える26のエクササイズ』(内田若希訳)の出版記念イベント

2.6月10日(日)アドラー心理学ゼミナール:三宅晶子さんの「「非行歴・犯罪歴のある人を勇気づける」

 

1.6月9日(土)『見るマインドフルネス ー 人生を変える26のエクササイズ』(内田若希訳)の出版記念イベント

見るマインドフルネス
人生を変える26のエクササイズ
David Schiller著,
内田 若希訳
ミライカナイ

『見るマインドフルネス ー 人生を変える26のエクササイズ』(内田若希訳)の出版を祝い、ベストセラーになることを願って、6月9日(土)に下記のとおり 出版記念イベント を開催することにしました。


(2018年2月12日撮影)

3名ほど受け入れが可能です(講演のみなら5人ほど)。

主催:『見るマインドフルネス』イベント実行委員会
(実行委員=安西光さん、丸山郁美さん、伊藤妙子さん、野手 貢さん+岩井俊憲)

後援:株式会社 ミライカナイ/有限会社 ヒューマン・ギルド

第1部 出版記念講演会
14:30~ 受付開始 (会場:神楽坂ヒューマン・ギルド 研修室)
15:00~16:00 この本に込めた訳者の思い 内田若希 (九州大学大学院人間環境学研究院講師、心理学博士)
16:00~16:30 出版社の思い 津川晋一(株式会社 ミライカナイ 代表取締役)
        実行委員長挨拶 岩井俊憲(有限会社 ヒューマン・ギルド 代表取締役)
16:30~17:00 花束贈呈・祝電披露・記念撮影・サイン会

会費:3,000円(『見るマインドフルネス』付き)

第2部 出版記念パーティー
17:30~ HANUMAN'S NINE9(神楽坂駅矢来口から徒歩3分、ヒューマン・ギルドから1分)
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13164040/

会費:〇講演会&パーティー両方参加(7,500円)
   〇パーティーのみ参加(5,000円)
   〇講演会のみ参加(3,000円)
 (注)それぞれの会費は、会場で申し受けます。

申し込み:
(1)フェイスブックのイベントページから https://www.facebook.com/events/385491011949711/ 
(2)安西さんのブログから
https://anzaihikaru.com/?p=1851

当日は、普段なかなかお目にかかれない人たちが参加されます。

内田さんについては、次のブログをご覧いただくと、私たちが応援したい気持ちをご理解できるかと存じます。

◆2017年11月18日付けブログ パラアスリートのライフストーリーに感激:『自己の可能性を拓く心理学』

◆2018年2月13日付けブログ 内田若希さんのアドラー心理学ゼミナール:自己の可能性を拓く心理学

 ◆2018年5月12日付けブログ 『見るマインドフルネス』に魅せられた人たち

2.6月10日(日)アドラー心理学ゼミナール:三宅晶子さんの「「非行歴・犯罪歴のある人を勇気づける」

アドラー心理学ゼミナール に(株)ヒューマン・コメディ代表の 三宅晶子さん をお招きして

非行歴・犯罪歴のある人を勇気づける

のタイトルでご講演をいただきます。

6月10日(日) 11:00~13:00
受講料:2,160円(税込) 当日会場でお支払いください。
会 場:ヒューマン・ギルド研修室
講座の内容:非行歴・犯罪歴のある人でも「人は変われる」と誰もが信じることのできる社会を目指す三宅さんの生き方について、お話しいただきます。

三宅さんが「人は変われる」との信念は、次の3つの柱に支えられています。

1.人生すべてネタにする
2.目の前の出来事は、すべて自分が作り出した結果ととらえる
3.相手の魂を喜ばせる

感動的な講演になることは間違いありません。

なお、三宅さんは、日本初の少年院・刑務所専用求人誌『Chance!!(チャンス)』を発刊され、非行歴・犯罪歴のある方の就労・教育支援にアドラー心理学を生かしていらっしゃいます。

映画『記憶』~少年院少女たちの未来への軌跡~

にも取り組まれています。

昨年8月5日の ジョセフ・ペルグリーノ博士 を迎えてのパーティーで、深沢祐二さん と少林寺拳法の演武をご披露くださいました。

<お目休めコーナー>6月の花(5)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨晩(6月3日)は札幌からの飛行機の到着が遅れて、家に着いたのは23:00でした。

ゆっくり寝たためこんなに遅い時間の更新になりました。

1.昨日は、「マネーtips!お金持ちになるための365日」の2回目がアップされていました。

第1回目の アドラー心理学から分析する!お金持ちになる法則 (更新日:2018年05月25日)に続く
アドラー心理学から考える!お金持ちになれる人の自信(更新日:2018年06月03日、取材・文/本間大樹さん)です。

・お金持ち&成功者は過剰な承認欲求を持たない
・親の期待に応えすぎな現代の若者たち
・人生の価値基準、モノサシを自分の中に持つ
・自分をごまかして生きているうちは本当の自信は生まれない
・ちょっとした勇気をもって人生の課題にぶち当たる

が柱になっています。

改めてよくまとめてくれるな、と感心します。

2.札幌開催のアドラー心理学ベーシック・コース ( アドラー心理学研究会〔代表 佐高 葵月代さん〕 との共催)の前半が終わりました。

(1)アドラー心理学の基本的な考え方、(2)ライフスタイル、(3)不適切な行動の4つの目標について討議・演習を交えながら、アドラー自身の言葉もふんだんに紹介しつつお伝えしました。


(上の2つの写真はペアでの演習の場面)

15人ほどで一緒のレストランに行って、私は懇親会に参加できなかった人とテーブルを囲んでより一体感が増した2日目になりました。

◆アドラー心理学ベーシック・コースは次のように東京を中心にしながらも各地で学ぶ機会があります。

東京開催土日コース 
(1)8月開催:8/18.19.9/1.2(土日)
(2)11月開催:11/3.4.17.18(土日)土曜13:30~19:00 日曜10:00~17:30

新潟開催土日コース 10/6・7(土日)・20・21(土日)土曜日 13:30-19:00  日曜日 9:30-17:00

東京開催平日コース 10/12.26.11/9.(金曜4日間)、全日10:00~17:00

山梨開催土日コース 10/13.14.27.28(土日)土曜13:30~19:00 日曜9:30~17:00

沖縄開催土日コース 2019年1/19.20. 2/2.3(土日)土曜13:30~19:00 日曜9:30~17:00

受講料:ヒューマン・ギルド会員60,000円(税込み)、一般64,800円(税込み) 
再受講:21,600円(再受講はヒューマン・ギルド会員様限定)

<お目休めコーナー>6月の花(4)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月2日)は早起きして札幌に来ました。


(札幌駅南口)

この札幌には、私は何度来たかわからないほどです。

思い出深いのは、ペルグリーノ博士に同行しての札幌です。

初来日の1999年、2000年も来ました。

思い出深いのは、勇気づけワークショップ です。

1999年の初来日は、ダブル講師でかなりぎくしゃくしていましたが、2000年からは、単独講師として、埴原由美さん を専属通訳として最も開催頻度の高い講座になりました。

私個人もアドラー心理学の講座だけでなく、企業や大学、専門学校などから招かれ、30回以上来ているでしょうか。

 

昨年の6月17日(土)には アドラー心理学研究会(代表 佐高 葵月代さん) の催50回記念特別講演「自分の“魅力”の引き出し方」のために来て、そのことは翌日の6月18日(日)付けブログ 札幌日帰り研修:自分の“魅力”の引き出し方 に書いています。


さて、今回は アドラー心理学ベーシック・コース の初日と2日目を担当するために来ました。

受講者はアドラー心理学研究会 で生びを深めているためとてもレベルが高く、私もそれに合わせるため普段よりも熱が入りました。

講座の休み時間にサプライズがありました。

佐高さんがアドラー心理学研究会 開催50回記念で制作したTシャツをプレゼントしてくれたのです。

こんなところがホスピタリティに満ちた佐高さんらしいところです。

講座を終えてからは11人で懇親会。

会場の近くで北海道ならではの海産物もいただきながら歓談しました。

今日は、アドラー心理学の真髄をお伝えするつもりです。

<お目休めコーナー>6月の花(3)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月1日)の午後は、大手町のサンケイプラザで「働き方改革」などに関する勉強をしてきました。

今回も一番前の席に陣取って聴講しました。

ところで、大手町のある出口から出ると、「ここって都心の大手町?」と思われる環境でした。
こんな場所があるのですね。

さて、昨日に続いて「恐怖による支配について:日大アメフト不正タックル事件を巡って」の第2回目です。

昨日は、内田前監督の指導法が「恐怖に基づく支配」で、心理学的には”Fight”、”Flight”、”Freeze”の反応を起こさせてしまうことを書きました。

今回は、日大アメフト不正タックル事件と日本大学の組織構造が切っても切れない関係にあることに言及します。

日本大学は1日、理事会を開き、内田正人元監督(62)の常務理事辞任を承認したとの報道が流れています。

遅きに失した感がありますが、この段階でも理事長の田中英壽氏がマスコミに対して何も語らないでいることが異様です。
トカゲの尻尾切りに終わらせてしまうのでしょうか。

ここまでに至るためには、日大教職員組合による田中理事長辞任などの要求書提出の影響もあったようです。

「先生たちも今回はまずいと…」 デイリースポーツ/神戸新聞社  2018/05/31 21:44 を見てみましょう。

日大アメフット部の不祥事を受け、日大の教職員組合が31日、内田正人前監督ら常務理事5人全員の解任、田中英寿理事長の辞任など、上層部の一新を求める要求書を日大本部(東京都千代田区)に提出した。

要望書の内容は、
【1】内田前監督の常務理事や保健体育審議会事務局長など全ての職を直ちに解任すること、
【2】アメフット部の部長・副部長並びコーチ陣を全員解任すること、
【3】不公正な人事体制の改善、運動部監督と理事の兼任禁止、教職員による無記名直接選挙による学長選出、学長を大学の最高責任者とするなど組織の抜本的見直し、
【4】内田常務理事だけでなく常務理事5人全員の解任、法人組織の最高責任者である田中理事長と教学の最高責任者である大塚学長の辞任による大学上層部の出直し-など

だったようです。

多くの大学は、学長/総長/塾長が組織のトップで、学者出身が選ばれることが多いのですが、先般記者会見に臨んだ大塚学長は、28名いる理事の一人で、教学の最高責任者なのですが、上には内田氏他の5人の常務理事がいて、トップに君臨するのが田中英壽理事長なのです。

リテラで 内田前監督を守る“日本大学のドン”の闇社会、警察人脈…山口組、許永中から元警察庁長官まで を読むと、こんなことが書かれていました。

最高権力者とは、“日大の首領”の異名を持つ田中英壽理事長だ。
日大相撲部出身で、日大相撲部監督に就任したのを足がかりに、常任理事、そして2008年トップにのぼりつめた田中理事長は、いまや学内では「誰も田中理事長には逆らえない」といわれるほど絶大な権力を握っている。
さらに、日本相撲連盟の役員を務めるなど相撲界にも大きな影響力をもち、日本オリンピック委員会(JOC)でも副会長という要職を務めていたこともある。

そして、今回の事件を引き起こした内田前監督は、この田中理事長の子飼いなのだ。
内田氏が常務理事にまで出世したのも、いま、こんな事件をひき起こしながらその常務理事を辞任せずに済んでいるのも、すべて田中理事長の存在、威光にほかならない。


ここで言えることは、日本大学の経営には、教授陣がほとんど参加しておらず、体育系のカラーを持った人たちが「事業運営」を行う大学ということになります。

その表れが、東京ドーム球場とのスポンサー契約です。

この点からも日本大学は、良識の府でもないのです。

そのため組織的にも、体育会的な恐怖による支配の風土が根づいていて、事業優先に走っていたとも言えるのですが、皆さんはどう受け止めるでしょうか?

<お目休めコーナー>6月の花(2)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

日大アメフット部による悪質な反則タックル問題を巡っては、関東学生アメリカンフットボール連盟(関東学連)は5月29日臨時理事会を開き、内田正人前監督、井上奨前コーチを事実上の永久追放にあたる「除名」処分とし、社員総会での承認を求めることを発表しました。

このことに関して、時事ドットコムニュース2018年5月30日(水)では 悪質タックル問題 関東学生アメフット連盟による調査結果 として次のように書いていました。

内田氏は03年から15年までフェニックスの監督を務め、一度退いたが、16年シーズンの成績が日大にとって不本意(関東1部リーグトップ8の4位)であったため、てこ入れのために17年に再登板することになった。
ここでチームの雰囲気ががらりと変わった。
内田監督の指導はとても厳しく、16年に比べて練習時間は長くなり、走る量は格段に増えた。
コーチたちの厳しさや態度も変わった。
コーチたちは皆、内田監督を恐れ、自分の指導者信念を曲げてでも監督に従った。
「白い物も、内田さんが黒と言えば黒なんだ」と公言するコーチもいた。
フェニックス監督であるばかりか、日大常務理事・人事担当でもある内田氏の言うことは絶対であり、誰も何も言えない状況だった。

内田監督の気に障ることがあると、コーチでも選手でもある日突然辞めさせられてしまうことがあるからだ。
このようにコーチですら何も言えないのであるから、選手が内田監督に物申すとか、指示、指導に従わないというのはあり得ないことだった。
どんな理不尽であっても「はい」と返事して実行するのが内田フェニックスの当然のおきてだった。
それに嫌気がさして17年春には約20人の選手が自ら部を去っていったそうだ。


ここで読み取れるのは、内田正人前監督による恐怖による独裁支配体制です。

「白い物も、内田さんが黒と言えば黒なんだ」とは恐れ入ります。

今の時代にこんなことがまかり通っていたなんて。


ところで、心理学の世界で「恐怖反応」として”Fight or Flight”(戦うか逃げるか)ということがよく言われます。

恐怖に直面すると、(1)恐怖の対象に対して戦いを挑む(「窮鼠猫を食む」のように)場合(Fight)と(2)恐怖対象から逃げる場合(Flight)、の2つのパターンです。

おそらく内田前監督には、恐怖を与えながら長時間練習を課して、アメフトでフェニックス・チームを最強の存在にしたいという思いがあったのでしょう。

しかし、選手たちの中には、嫌気がさして17年春のように約20人の選手が自ら部を去っていくことがありました。
これは、アメフトを愛しながらも内田監督のやり方に「逃げる」(Flight)パターンを選んだ人たちです。

ところで、恐怖反応にはもう1つ”Freeze”というパターンがあります。
「蛇ににらまれた蛙」のように身動きが取れなくなってしまうのです。
これは、内田監督の気に障ることがあると、ある日突然辞めさせられてしまうコーチ陣が該当するかもしれません。

よくないことだと知りつつも盲従してしまうケースです。

マインド・コントロールには必ず恐怖が伴います。

思考・感情・行動をコントロールするために恐怖が不可欠で、このことによって組織を支配しようとするのです。


アドラー心理学は、恐怖による支配に反対します。

それは、尊敬・信頼・共感という態度から遠いところにあるからです。

そして、本人の内発的動機づけを育てないアメとムチによる外発的動機づけだからです。


次回は、日本大学の組織的なことに触れるつもりです。

<お目休めコーナー>6月の花(1

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