IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

NTさんから・・・バイクの免許を取りました

2012-06-11 07:55:35 | 三六趣味の会便り



愛車です。 免許合格もしないのに先に買って保険も加入して、準備万端にしました。


 


[写真と記事:NTさん提供]

普通自動二輪免許を取りました。 65才でのチャレンジ!

それは自動車学校の教室でのことだった。
「それでは今日の合格者の発表をします。今日は全員合格です」。
待ちに待った合格発表です。
嬉しいのなんの・・・体の中から嬉しさがこみ上げてきました。
他の受験者も、皆、にこにこ顔です。

受験者は普通免許が6名、二輪車が3名です。
ここ数年、二輪の受験者が減少しつづけているそうですが、女性の二輪免許を受験する人は増え続けているのだそうです。
ずいぶんと時代が変わったものです。
 ここ一ヶ月間、早く免許を取ってバイクでツーリングに出かけようと、いつも頭の中はこればかりでした。
普通、定年を過ぎたら自分は何才まで生きられるのか寿命を考えたり、運転に対しての自信低下、あるいは免許証返納の時期などを真剣に考える時期ではないかと思います。
私はそうではありません。
定年後に、毎日することも無く行くところも無いなんて、私にとっては、まさに、これでは生き地獄です。
いつも、何か興味のあることをさがして行動しなければいられない性分です。

昔から、バイクに乗って、あちらこちらに出かけたいという思いがあり、決して思いつきだけではなかった。
ただ、今の年令では遅すぎるとも思ったし、限界ではないかとも思った。
当然、妻からは猛反対された。バイク=事故=死亡とマイナス思考の最たるもの。
反対されたからといって、このまま我慢をしたまま自分の寿命を迎えたくない。

思い立ったが吉日、すぐに自動車学校に入校の申し込みをした。
少し気になるので受付で質問をしてみた。
「定年後の人でバイクの免許を取る人っているんですか?」 すると 「皆さん来られますよ。若いときに全く経験の無い方も取りに来られます」
「何回くらい試験を受けます?」(これを愚問という)「それは個人差がありますから一概には言えません」・・・ふうむ、そうなのか。

二日後、さっそく教習に入る。
教習車は400ccで、原付と比較すると、とてつもなく重い車体だ。しかし走り出すと原付よりも安定感があり乗りやすい。
私は、普段、原付に乗り慣れているからさほど難しいことはなかった。そして難なく、あるいは自動的に卒業検定となった。
しかし「不合格」だった。
原因は安全確認不十分、試験官の指示を受けるトランシーバーの電源を入れてない、さらにスラローム(ジグザグ走行)の進入で小回りしすぎて進入ミスをした。
もちろん、一回で合格するなんて思ったりしていなかったのだが・・・。

そして二回目の卒検。
「だめならまた来ればいいさ。」と思ったら、さほど緊張感もなく、普段の教習にちかい感覚で発進。
課題は問題なくクリアー出来た。安全確認は、息子に借りた少し目立つヘルメット着用で、首が取れそうなくらいオーバーアクション?で試験官にアピールした。
難関である一本橋は、7秒以上かけての低速走行を求められるのだが、そんなことをしていたのでは脱輪して、即、試験中止となってしまう。少々早めの速度で乗り切った。このほうが減点になるものの、一発不合格を避けられる。

免許証取得後、「ツーリング」に出かけたら、世間が急に広くなったような気がします。

これからは「事故を起こすことのないよう安全運転」をして、長くバイクのある生活を楽しみたいと考えています。

※ 途中の赤字は、伊豆の花からのはなむけの意味を込めて・・・・

 

 


 


(1)



(2)



(3)


写真は初めてのツーリングで箱根、小田原、熱海に行った時に撮影したものです。

   写真(1) ツーリング途中に立ち寄った温泉。建物は古いが源泉かけ流しの気持ちのいい風呂だった。
   (2)・(3) 箱根大涌谷には遠足の生徒や外国人観光客で賑わっていた。

 

コメント (6)
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