■赤壁古戦場
「最強熱波」の襲来で、高温酷暑が続く武漢(=江城)。
今日は、武漢から車で2時間余りかけて、三国志の最も有名な古戦場、赤壁を見に行く。赤壁市は、もと蒲圻(ほきん)市と呼ばれていたが、1998年、現在の名称に変更された。
高速道路を下りるとすぐ、映画のセットのような巨大な城門が見えてくる。どう見ても下手くそな看板の文字「三国赤壁古戦場」は江沢民氏の筆だ。城内は一種のアミューズメントパークになっていて、三国志の名場面が等身大の塑像や銅像で再現されている。嫌いじゃないけどね。孔明ゆかりの拝風台や龐統の鳳雛庵もある。
写真は、呉の周瑜が戦の後の祝勝会で、岩壁に剣で「赤壁」と刻んだところ。「赤壁」の二文字を、わざと縦書きにしているのは「本物ではありません」のサインなんだろうか。
こちらが本物の長江右岸の赤壁。横書きである。もっと雄大な風景かと思っていたら、意外とこじんまりしていた。増水で文字が水没したことがあるというのも頷けた。
■武漢:黄鶴楼~石榴塔
昼食後、武漢に戻り、フリータイム。黄鶴楼公園で車を下ろしてもらい、李白の詩で有名な黄鶴楼に登る。長江大橋が正面に見える。楼の位置や形は、ずいぶん変わってしまったが、「孤帆の遠影碧空に尽き/惟見る長江の天際に流るるを」と詠まれた面影を残している。
それから、長江大橋を渡って、漢陽地区の山陽公園にある石榴花塔を見にいく。日本の五輪塔を思わせるような三層の小さな石塔。このとき、長江大橋を無料で渡れるタクシーを拾うのに一苦労。8/15の場合、ナンバープレートの末尾が「5以外の奇数」でないと渡れないのである。
(8/27記)
「最強熱波」の襲来で、高温酷暑が続く武漢(=江城)。
今日は、武漢から車で2時間余りかけて、三国志の最も有名な古戦場、赤壁を見に行く。赤壁市は、もと蒲圻(ほきん)市と呼ばれていたが、1998年、現在の名称に変更された。
高速道路を下りるとすぐ、映画のセットのような巨大な城門が見えてくる。どう見ても下手くそな看板の文字「三国赤壁古戦場」は江沢民氏の筆だ。城内は一種のアミューズメントパークになっていて、三国志の名場面が等身大の塑像や銅像で再現されている。嫌いじゃないけどね。孔明ゆかりの拝風台や龐統の鳳雛庵もある。
写真は、呉の周瑜が戦の後の祝勝会で、岩壁に剣で「赤壁」と刻んだところ。「赤壁」の二文字を、わざと縦書きにしているのは「本物ではありません」のサインなんだろうか。
こちらが本物の長江右岸の赤壁。横書きである。もっと雄大な風景かと思っていたら、意外とこじんまりしていた。増水で文字が水没したことがあるというのも頷けた。
■武漢:黄鶴楼~石榴塔
昼食後、武漢に戻り、フリータイム。黄鶴楼公園で車を下ろしてもらい、李白の詩で有名な黄鶴楼に登る。長江大橋が正面に見える。楼の位置や形は、ずいぶん変わってしまったが、「孤帆の遠影碧空に尽き/惟見る長江の天際に流るるを」と詠まれた面影を残している。
それから、長江大橋を渡って、漢陽地区の山陽公園にある石榴花塔を見にいく。日本の五輪塔を思わせるような三層の小さな石塔。このとき、長江大橋を無料で渡れるタクシーを拾うのに一苦労。8/15の場合、ナンバープレートの末尾が「5以外の奇数」でないと渡れないのである。
(8/27記)