見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

2014年2月@札幌生活

2014-02-18 23:03:14 | 行ったもの(美術館・見仏)
札幌で過ごした週末の備忘録。

■JRタワープラニスホール 『土門拳の昭和』(2014年1月11日~2月2日)

 昭和11~44年に撮影された200点余りを年代順に展示し、写真家・土門拳の仕事を振り返る。ポスターになっていたのが、戦後まもなくの子供たちの写真だったので、「社会派」作品だけの展示会かと思ったら、「文楽」や「室生寺」の大きなパネルもあって嬉しかった。戦前、早稲田大学の卒業アルバムを制作したのは知っていたが、東京女子高等師範学校(現・お茶の水女子大学)の卒業アルバムも手掛けていたとは知らなかった。

 私は土門の生涯を全く知らなかったので、半身不随の状態でライフワークの『古寺巡礼』を撮り続けたことも、1979年に昏睡状態となり、11年後の1990年に意識が戻らぬまま死去したことも知らなかった。死ってよかったのか、何も知らないままで彼の作品を見ているほうがよかったのか、複雑な気持ちがする。

第65回さっぽろ雪まつり(2014年2月5日~2月11日)

 札幌で過ごす初めての冬なので、雪まつりに行ってみた。一回行ってみたいなーと思っていたが、行ってみたら、あまり感動しなかった。子供の頃、テレビ中継で見たときは、もっと巨大な雪像を想像していたのだ。



ガッカリ度はマーライオンくらい。



大通り公園って、夏も秋も冬も、要するに食べ歩きだけが楽しみの観光スポットである。
コメント
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