かつて神保町交差点近くにあった「岩波ブックセンター信山社」は、人文社会学系に強い専門書店で、岩波以外の本も揃えていたが、岩波の本を探すときは、ここに来るようにしていた。2016年11月に閉店のニュースを聞いたときは、専門書店には厳しい時代だなあと思った。
その跡地に、このたび「神保町ブックセンター」がオープンした。果たして、書店の範疇に入れていいものか…。ホームページには「書店・喫茶店・コワーキングスペースの複合施設」とうたわれている。さっそく行ってみると、1階の主要部分を占めるのはカフェスペースである。「食べログ」情報に「42席」とあるから、かなり席数は多い。まわりは岩波書店の本(だけ?)を収めた書棚に囲まれている。カレーのランチセットを注文。
ひとりだったので、書棚と向き合うかたちの席に座った。書棚を物色するお客さんが前を行き交うので、ちょっと落ち着かない。しかし、ぎっしり棚に詰まった本の背表紙を見ながら食事をするのはいいものだ。自分の本棚ではなくて、読んだものと読んでいないものが適当に混じった風景なのがとても楽しかった。結局、気になった岩波新書を1冊、購入してしまった。
カフェの奥は会員制スペースになっていて、専用デスクが並んでいた。個室オフィスもあるそうだ。カフェはアルコールも出るというのが素敵。実は職場から近いのだけど、夜8時までじゃ平日は来られそうにないなあ。
その跡地に、このたび「神保町ブックセンター」がオープンした。果たして、書店の範疇に入れていいものか…。ホームページには「書店・喫茶店・コワーキングスペースの複合施設」とうたわれている。さっそく行ってみると、1階の主要部分を占めるのはカフェスペースである。「食べログ」情報に「42席」とあるから、かなり席数は多い。まわりは岩波書店の本(だけ?)を収めた書棚に囲まれている。カレーのランチセットを注文。
ひとりだったので、書棚と向き合うかたちの席に座った。書棚を物色するお客さんが前を行き交うので、ちょっと落ち着かない。しかし、ぎっしり棚に詰まった本の背表紙を見ながら食事をするのはいいものだ。自分の本棚ではなくて、読んだものと読んでいないものが適当に混じった風景なのがとても楽しかった。結局、気になった岩波新書を1冊、購入してしまった。
カフェの奥は会員制スペースになっていて、専用デスクが並んでいた。個室オフィスもあるそうだ。カフェはアルコールも出るというのが素敵。実は職場から近いのだけど、夜8時までじゃ平日は来られそうにないなあ。