札幌からつくばに引っ越してきて、まもなく1年になる。使える本屋さんの所在が、だいたい分かってきたので、一度「つくばの本屋さん」について書こうと思っていたら、先週、「友朋堂閉店」という衝撃のニュースを職場で聞いた。
○友朋堂書店(閉店)※新文化オンライン:友朋堂書店(茨城・つくば市)、3店を閉店(2012/2/12)
同書店は、つくば市内の桜・吾妻・梅園に3店舗を構える。私の宿舎から(ちょっと遠いが)徒歩圏にあるのは吾妻店で、3、4回行って、2回買い物をした。初めて中に入ったときは、薄暗くて、見栄えのしないお店だなと思ったが、歩いてみると、読みたい本が揃っていて安心した。それまで、ショッピングモールの書店などをいくつか回って、全然ダメだったので、なんとか命綱が見つかったようでホッとした。最初の訪問で買ったのは、まだ読み切れていないが『山怪』である。付けてもらったブックカバーは、どこにも店名のないシンプルなものだった。閉店を惜しむ声が引きも切らず、ツイッターにあふれているのが、つくばらしいと思っている。
○リブロつくば店
つくば駅に隣接する筑波西武に入っている。私の日常生活圏(徒歩圏)で、今のところ唯一の使える本屋さん。デパートの中の本屋さんなんて、と、はじめ馬鹿にしていたのだが、新刊の品揃えは悪くない。小説に限らず、話題の本はだいたい入手できる。休日は併設のカフェ「リブロ」でゆっくりできるのもいい。
○ACADEMIA イーアスつくば店
TX(つくばエクスプレス)に乗って1駅、となりの研究学園駅に近いショッピングモール「イーアスつくば」。ここのアカデミアくまざわ書店が、今、私のお気に入り書店。広い入口を入ってすぐに、分野別に話題の本を集めた棚があって、これがものすごく面白い。新聞などの書評も参考にしているようだが、必ずしもそうでないようにも感じられる。ちなみに、伊藤痴遊『国会開設と政党秘話』上・下も、太陽の地図帖『山岸凉子「日出処の天子」古代飛鳥への旅』も、ウー・ホン『北京をつくりなおす』もここで見つけて衝動買いしたもの。時間があると奥まで探索に行くのだが、各分野の売り場には、名著や専門書がきちんと揃っていて頭が下がる。表紙を見せるディスプレイを活用しているのも楽しい。ここも隣りにカフェがあるのだが、休日は混んでいるので、だいたいあきらめている。
実は札幌でも、週末にバスで買い物に行っていたショッピングモール「アリオ札幌」のくまざわ書店が好きだった。ファミリー向けの児童書や実用書で利益をあげながら、需要の少ない専門書もきちんと揃えてくれているのが、地方在住者にはほんとに嬉しい。応援したい本屋さん。
あとは、時間のあるときにTXを途中下車して、流山おおたかの森の紀伊国屋書店とか、柏の葉キャンパスのKaBOS(カボス)にも行ってみたが、いまいち。筑波大学内には、大きなものから小さなものまで、いくつか書籍売り場(丸善)があるが、あまり楽しくない。結局、東京に出たときに、神保町や新宿の大型書店で買いものして帰ることが多い。
○友朋堂書店(閉店)※新文化オンライン:友朋堂書店(茨城・つくば市)、3店を閉店(2012/2/12)
同書店は、つくば市内の桜・吾妻・梅園に3店舗を構える。私の宿舎から(ちょっと遠いが)徒歩圏にあるのは吾妻店で、3、4回行って、2回買い物をした。初めて中に入ったときは、薄暗くて、見栄えのしないお店だなと思ったが、歩いてみると、読みたい本が揃っていて安心した。それまで、ショッピングモールの書店などをいくつか回って、全然ダメだったので、なんとか命綱が見つかったようでホッとした。最初の訪問で買ったのは、まだ読み切れていないが『山怪』である。付けてもらったブックカバーは、どこにも店名のないシンプルなものだった。閉店を惜しむ声が引きも切らず、ツイッターにあふれているのが、つくばらしいと思っている。
○リブロつくば店
つくば駅に隣接する筑波西武に入っている。私の日常生活圏(徒歩圏)で、今のところ唯一の使える本屋さん。デパートの中の本屋さんなんて、と、はじめ馬鹿にしていたのだが、新刊の品揃えは悪くない。小説に限らず、話題の本はだいたい入手できる。休日は併設のカフェ「リブロ」でゆっくりできるのもいい。
○ACADEMIA イーアスつくば店
TX(つくばエクスプレス)に乗って1駅、となりの研究学園駅に近いショッピングモール「イーアスつくば」。ここのアカデミアくまざわ書店が、今、私のお気に入り書店。広い入口を入ってすぐに、分野別に話題の本を集めた棚があって、これがものすごく面白い。新聞などの書評も参考にしているようだが、必ずしもそうでないようにも感じられる。ちなみに、伊藤痴遊『国会開設と政党秘話』上・下も、太陽の地図帖『山岸凉子「日出処の天子」古代飛鳥への旅』も、ウー・ホン『北京をつくりなおす』もここで見つけて衝動買いしたもの。時間があると奥まで探索に行くのだが、各分野の売り場には、名著や専門書がきちんと揃っていて頭が下がる。表紙を見せるディスプレイを活用しているのも楽しい。ここも隣りにカフェがあるのだが、休日は混んでいるので、だいたいあきらめている。
実は札幌でも、週末にバスで買い物に行っていたショッピングモール「アリオ札幌」のくまざわ書店が好きだった。ファミリー向けの児童書や実用書で利益をあげながら、需要の少ない専門書もきちんと揃えてくれているのが、地方在住者にはほんとに嬉しい。応援したい本屋さん。
あとは、時間のあるときにTXを途中下車して、流山おおたかの森の紀伊国屋書店とか、柏の葉キャンパスのKaBOS(カボス)にも行ってみたが、いまいち。筑波大学内には、大きなものから小さなものまで、いくつか書籍売り場(丸善)があるが、あまり楽しくない。結局、東京に出たときに、神保町や新宿の大型書店で買いものして帰ることが多い。