今回訪問した場所は信州安曇野の池田町であります。
池田町は高瀬川と犀川に挟まれ、県道51号大町明科線沿いに南北に長く、年間を通して自然に触れ合える素晴らしい町であります。
鉄道は町の中心地から西へ向かい高瀬川を渡り、松川村を走るJR大糸線の信濃松川駅が近いようです。
山桜咲く『陸郷』(りくごう)は、さわやか信州net によりますと「西の吉野、東の陸郷」と呼ばれるまでになった小鳥たちが作った夢の郷(ゆめのさと)と紹介されているとの事です。
私達も、その紹介文にに魅せられ、池田町の東側に位置する陸郷地区の山一帯が桜色に染まる様子を見に出かけました。
地元を7時に出発、R246から東富士五湖道路を経て中央高速で安曇野IC迄、ICは10時45分に出て、県道51号線沿いにある道の駅「池田」で歩く準備を済ませた。
バスで北アルプスの見晴らしの良い地点まで上がってもらい下車、そこから11時15分トレッキングスタート。 好天の上、以前良く歩いた北アルプスの稜線がハッキリと見え、気分もヒートアップ。 先日5㎞を走り、筋肉痛を感じていたが何故か? 快調に登れた。
頑張って尾根まで上がり、浸食の進む土柱[継子(ままこ)落とし]を見学し、東側の切れ落ちた断崖に注意しながら八代峠に向かい、そこで昼食(11:50~12:30)とした。
ここからは西側に有明山から餓鬼岳、爺が岳、鹿島槍、五竜が望めた。 ただ晴れてはいるが、青空が消え雪の稜線が見にくいのが残念であった。
八代峠からは車道に下り、登波離橋を渡り豊盛(ほうせい)公民館へ。
途中いくつかの桜仙峡ビューポイントで撮影しながら進んだ。 公民館前から見下ろす山桜は圧巻であった。
中国、陶淵明の『桃花源記』に書かれた桃の咲き乱れる仙峡「桃源郷」にちなんで、山桜の見事なこの地が『桜仙峡』(おうせんきょう)と命名されたようです。
陸郷夢の郷には約2,000本の山桜が山腹のアチコチに自生しています。
バックに聳えたつ残雪の北アルプスも見逃せませんでした。左:爺が岳、中央:鹿島槍、右:五竜岳
バスはトレッキング終点地「夢農場」で待機。
休憩し、桜ソフトクリームを賞味、回りの山桜を充分に堪能し15時45分夢農場を後にしました。