六万騎山を11時半に下山し、坂戸山に近い銭淵公園駐車場へ移動、11時55分着。
この公園は、四季の花々が美しい日本庭園風の公園。
私たちを待って居たかの様に、桜が満開で、まさに花絵巻といった美しさでした。
地元の方々も季節の花「桜」を愛でようと、沢山見えていられました。 ここで私も越後の武将『直江 兼続』の地に足を踏み入れた事に気付いた。 武将兜の前立てには、「愛」とあり愛染明王を表したものと言われ兼続が着用していました。
花見を兼ねて昼食を取り12時半、坂戸山に向け出発した。
坂戸山(634m)への登山路には薬師尾根コースと城坂コースの2本があり、残雪の少ない薬師尾根コースを選択した。
麓の鳥坂神社着、12時40分。 参拝後、鎮守の森を抜け明るい桜並木の薬師尾根に取付く。 桜の木の下には歴史を感じる石仏が点在し、私たちを山頂へ道案内してくれました。
尾根の下部は満開の桜並木の中を登り、気分は春真っただ中。 カタクリの花は山麓から山頂まで登山道脇で、ちらほらや群落でも見る事ができ、最高の時に訪問できた事に感謝でした。
中盤から上部の登山道は階段状にしっかり整備され歩き易いと言うか、1歩1歩確実に足を上げなくては進まないので、とても良い訓練にはなりましたが、途中ダウンされてしまう方が出てしまいました。
外気温は上昇し、日陰も無く非常に厳しい環境でもありました。
坂戸山山頂の富士権現社着、14時。
山頂は上杉 景勝の大規模な山城の居城跡で、城の石垣など歴史を感じる遺構が点在し、国指定の文化財となっているようです。
桜やカタクリ以外にもピンクの可愛い「イワウチワ」を見る事も出来ました。
そんな花見登山でも登り1時間20分、下り50分で全員無事、銭淵公園駐車場に戻りました。