英国人宣教師「ウォルター・ウエストン」の北アルプス案内役を務めた明治時代の名ガイド上條嘉門次ゆかりの小屋を訪ねた。
明神池の入口に建つ嘉門次小屋は、囲炉裏の間があり、明治13年(1880)に建てられた時のままの雰囲気を保っています。
明神池は河童橋より約1時間。明神岳の麓、原生林に囲まれた荘厳なムードの池である。
囲炉裏のそばには、ウエストン氏より寄贈されたピッケルや嘉門次が利用していた銃が展示されていました。
小屋のシンボルである囲炉裏は、今も薪を焚いて昼間は岩魚を焼き、夜は宿泊客の団欒の場として利用されています。 私たちも、ここまで来たら岩魚の塩焼きを賞味せずには帰れないと全員一致の意見でお願いした。
元気の良い岩魚の頭をコツンと一発、綺麗に串刺しして絶妙の塩加減に焼き具合。 頭から全部食べれちゃうんですよね。
20センチほどの大きな岩魚なので骨が残るのかと思ったが、なんの骨の事など感じさせずに綺麗に食べることが出来た。 今泳いでいた岩魚が、塩一つで、こんなにも美味しく頂けるのかと不思議に感じた。
焼いてくれているお兄ちゃんは口数が少なく、尋ねる事に「頭から全部食べれます。」・「普通の塩です。」と飾り気なく答えてくれた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます