どうしても生ものであるためチャンピオンズ・リーグの話題を優先してきたが、鉄道ネタでしたためているビッグニュースがある。
JR東日本では、米坂線・磐越西線に新造車両「キハE120」を投入することを発表した。ハイブリッド車ではないが、ユニバーサルデザイン、環境配慮型だそうで、さしずめ先に水郡線に導入されたキハE130の2ドアタイプとのこと。飯豊山のブナ林をイメージした塗装が施されるというので楽しみである。
以前(昨年7月11日記事)にも触れたとおり、水郡線・小海線で車両の置き換えが進み、東北地方では余剰となったキハ110への転換が急速らしい。山田線、花輪線、気仙沼線などはどうなっていますかねー。マニアの中では、「いずれ米坂線も」という憶測があったし、私自身、お古のキハ110でいいのではと思っていた。あの加速は魅力ですから…。(写真は、小海線のキハ110:小諸駅)
キハ52の運命はいかに?古参の最後の舞台はやはり大糸線か。むしろその花道に米坂線をと思う沿線に住む鉄道ファンは私だけではないはず。(写真は、米坂線のキハ52:越後大島~坂町間)
ただ導入は今年度下期。しかも8両で米坂線、磐越西線、白新線、羽越線(新津~酒田)をカバー。これからすると、羽越線832D、823Dに1編成、米坂線の「べにばな」に1編成と考えると、残る2編成で全てのダイヤをカバーすことは到底無理である。
こうなると人間贅沢なもので、しばらくはキハ110にも遠慮してもらい、キハ52の雄姿を楽しみたいものだ。