出張といっても、電車を使わせてくれるのは、私にとってありがたいこと。十日町出張も、飯山線を使いたかったんだけど、時間的な制約もあり、比較的本数が確保されている北越急行線を六日町から入る。
地方のローカル線は「ほくほく線」の愛称がつけられている路線だが、乗り込んだHK100型(写真:十日町駅で)の車内はガラガラ。反面、越後湯沢と富山・金沢の北陸地方を結ぶ特急「はくたか」は、一定の客を乗せて魚沼の山々を走り抜ける。
この路線、高規格の路線で、「はくたか」は在来特急では最高時速の140キロをこの区間でマークする。全てが高架線で、平野部と駅以外はトンネルが多い。踏み切りはない。実に、よくできたというか、金がかかっていることが伺える。
しかし、フル規格の北陸新幹線の開業は2014年(長野~金沢)の予定。首都圏と北陸を結ぶ大動脈が新たに完成した暁には、この路線の運営は実に厳しいもと予想されている。もちろん並行路線となるJR北陸線も心配ですなー。