天気のいい日が続いていたのに、週末になって雨模様。
土日には、地元小学校の運動会が行われる予定だったが、延期を余儀なくされた学校もあった。朝方になって降り始める、まったくもって先生泣かせの天気。
それでも小規模校の強みは、急遽屋内運動場で開催できること。外のメニューをそのままこなすことはできないものの、レクリエーション的種目は、狭さがむしろ一体感を生み、賑やかな雰囲気を醸し出す。子どもはどこでも遊び場にしてしまうし、大人も妙に力が入ったりする。
「雨だ!残念だ。でも工夫しよう。がんばろう」という校長先生の言葉が印象的だった。人間は考える葦だ。「創造力を膨らませる恵みの雨」とは言い過ぎかもしれないが、天気を逆手にとってみんな楽しんでいたようだ。
(写真:レク種目の大玉転がし(上)と親子リレー(下))