行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

古墳の発掘現場に歴史ファン集結

2012年07月02日 | 歴史・芸術・文化

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上の写真は、見方によると「見世物小屋」の内部にも見えないでもないのだが、実は地元で調査が進む古墳の発掘現場での説明会の様子。

発掘現場を雨風から守るための仮設の建屋の中、右の学芸員が説明会に訪れた左に並ぶ見学者に対し、遺構から発見された遺物などを説明している。

この古墳は「城の山(地元では「ひと籠山」、「大塚山」と呼ばれる。)」といい、最近(平成17年)古墳であることが確認されて以来、発掘作業が進められていた。今回、6回目の調査で、剣や矢じり、玉などの副葬品が確認され、前期古墳時代、日本海側では最北の古墳ということもあって注目を集めそうだ。

世は歴史ブーム。市内の限定された説明会の開催周知ではあったが、老若男女150名の歴史ファンが参集し、順番に墳丘部の狭い発掘小屋に足を運び、歴史ロマンに思いをはせた。(2010年8月1日の記事の続報です!)

(写真下は、「城の山古墳」の全景)

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