地元の文化会館で「大山治郎コレクション名品展」なる絵画の展覧会が開催されている。
大山氏は燕市の出身で、製造業を営んでいる。数々のアイディア商品を開発し、ご飯のくっつかない「マジックしゃもじ」が大ヒット。そうした「創造」を生むための感性を磨くには、美術鑑賞がいいと、そのコレクションは300点以上になっている。
その中を見ると、東山魁夷、横山操、千住博など、日本を代表する画家の作品が多いのに驚かされる。作者が若い頃に親交を深め、譲り受けたものも多く、コレクションと呼ぶにはあまりにも度肝を抜かされるレベルのもの。
各地で展示を行っているが、県北地方では初めてだそうで、一見の価値ありまっせ!(7月22日(日)まで、胎内市産業文化会館にて開催。入場料300円)
(写真:オープン時には大山氏(左手最前列)自らが作品の解説をしてくれた。14日、21日も来場してくれるそうで、大山氏の思いのこもった深いお話も、ぜひ聞いてほしい。)