文化財防火デー、昭和24年1月26日に日本最古の木造建築である法隆寺金堂が出火、国宝の壁画とともに焼失したことなどにより、文化庁が文化財の防火を呼びかけるために制定された。各地の文化財で防火訓練などが行われている。
我が地元でも恒例となった訓練が、建立400年、国の重要文化財に指定されている「乙宝寺三重塔」で実施された。
地元消防と消防団、自衛消防隊や地域の方々を交えた大々的なものに、今回は200メートル先の河川から水利を確保するため、中継ポンプを設置。担当する消防団は例年の倍の100人体制。
時期が時期だけに、雪は降らないにしてももちろん寒い。その中で消防団は川の水を扱わなくてはならないから大変です。見学しているだけでも寒くて風邪引きましたから。
いつものように参加者のキビキビした動きは頼もしい限り。本番などということがないように、文化財保護の意義と防火意識の高揚に努めましょう!