行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

復興・釜石が、いま盛り上がる理由(その1)

2015年07月06日 | 旅行記・まち歩き

釜石も震災後は初めて。比較的活気があった。工事用の大型車が主要道路を行き交い、観光客も多かった。
もちろん復旧の途上であることは確かで、高田と同様、鵜住居や大槌でのかさ上げや釜石港周辺の防潮堤工事はまだまだの感もある。プレハブの住宅や商店も多く、各所に設置されているしねー。

釜石は古くから鉄の町。優れた製鉄技術は南部藩の時代から、そして今も新日鉄住金釜石製鉄所に引き継がれ、釜石の誇りと経済を支えてきた。それが復興への力にもなっているのではないか?
この鉄の町に、復興を後押しするかの出来事がある。三陸鉄道南リアス線の開通やラグビーワールドカップ招致に続く、大きな大きな話題。この鉄の歴史が、今話題の明治の産業革命遺産のひとつとして世界遺産に登録されるという。丁度、滞在中に登録なるかというところだったんだけど、審議が長引いて1日遅れになってしまった。
九州ばかり注目され「岩手にあった?」という感じですよね?地味だけど、あるんです。次回はこれを紹介します。
(写真上:釜石港の防潮堤の設置工事現場と鵜住居地区のかさ上げ工事の様子。写真下:釜石駅前の復興の鐘とプレハブのスーパーやJAも設置されている商店街)

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