LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

情報収集と情報分析・・・

2019年03月20日 15時07分07秒 | アマチュア無線
昨日に続いて・・・

昨日は調布の電気通信大まで出かけて、ミュージアムの中でさるOMの寄贈品のなかの1920年代からのQSTに目を通していました。
1920年代というと日本の昭和一桁の時代です。
だんだんと、欧米列強に対抗して暗い時代になっていく時代でした。

QSTはアマチュア無線を趣味にしている方ならお分かりになると思いますが、ARRLの会報です。
ざっと斜め読みしただけですが、あの年代であそこまで書かれている内容と会報という性格を考えても、日本の状況を考えると閉塞していたのかなと思うことしきりでした。
それから90年も経った21世紀にミュージアムの片隅の書庫で、今の私がザラザラとした当時の酸性紙の感触を受けながら感慨にふけってしまいました。
考えれば、当時は無線機器は今の時代に例えるならIT技術の最先端の様なものだったのかもしれません。

ひとしきり過去のQSTに目を通しましたが、なにせ腰痛持ちの中腰でしたから、途中棄権でした。
でも、過去のQSTがあったのが幸いでした。

他の人から見ればオタク趣味と言われそうですが、爺さんになり過去の技術の積み重ねと歴史上に起こった事実を重ねていくと、急に見えなかった事実が判るようになるから不思議です。

当時の技術的には、長波から短波がせいぜいでしたが、戦時技術の進捗によりだんだんと超短波の方にシフトしていくのを俯瞰して見るにつけ、技術は戦争により飛躍していくのがわかります。

またまた、爺さんの戯言でした。
コメント
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