日々好日

さて今日のニュースは

サムライ教師

2007-06-10 17:40:23 | Weblog
自殺者を出すこの頃の学校を舞台にした陰湿なイジメ。久々に胸のすく様なお話を
聞きました。
採用4年目京都府のある小学校に今年着任した先生がいじめに対して取った行為
余り褒められるものではなかったが、その教育への熱意が保護者や児童、学校市の
教育委員会まで動かし、色々異論はある中多くの喝采を浴びた。
事の発端は自分の担任のクラスで一人の児童の外見を一部の生徒がからかい他の
生徒が黙認している事に気づき、次にからかったら皆を叩いて先生を辞めると注意
した。今月再びからかいがあったため、このまま放置するといじめに発展すると
からかわれた児童を除き全員の頬を平手打ちした。
報告を受けた校長は同夜保護者を集め先生と共に謝罪。3カ日の謹慎処分を受けた
先生は辞表を提出した。
ところが全校191名の児童のほぼ全員の保護者から寛大な処分をと署名嘆願が
なされた。
その後先生は2度と体罰はしないと意志を表名したため校長は辞表を返却、謹慎が
解けた先生。詫びる先生に子供たちは泣きながら私たちが悪かったと共に謝った。
この事については、色々異論があるでしょう。教育の場に体罰は絶体ダメ。
いや先生として職をかけても、やってはいけない事を毅然として示すべきだ。
サラリーマン先生の多い中まだこの様なサムライ先生が居たのですね。
しかし迅速適切な学校の対応、体罰には反対でも先生の教育への熱意に打たれた
保護者も偉いと思います。
そう言った土地柄だったのか、今こんな事が起これば保護者の反発は大変な事に
なるのが普通です。
良い悪いは別にして、今求められるのは子供への本当の教育だと思います。
学力ばかり重視の教育では立派な次の世代を背負う子供は育たないのではないか?