年金不備問題

社会保険庁の年金記録不備問題は収まるどころか次々に問題が発覚し、参議院選や
國の大事な憲法改正につながる国民投票法、天下り規制法等を吹き飛ばし終始がつかなくなった感がする。何しろ国民にとっては直接受給出来るか出来ないかの問題ですので、参院選等かまっちゃいられぬと言うのが本音です。
阿倍総理。厚労相。官房長官。社保庁長官そろって２９日支給予定の夏のボーナスを全額返上との申し出があったとか。よくよくの事だと思います。
パホーマンスと言う人もいるでしょう。前例のない事です。
しかし社保庁全職員に夏のボーナス５０%から５%の返納社保庁ＯＢ事務所長以上。
歴代長官は現長官と同額の返済を要請するとか。
これが実行されれば、総額１０億円になるとか。少しは罪の償いが出来ると思い
ますが、さて果たしてそうなるか？煮ても焼いても食えない天下り族の元高官
すんなりと言う事聞くわけがない。私はそう踏んでいます。
テレビで放送されていた事が事実なら犯罪集団そのものだと思われます。
口先三寸で納税者を騙し自分の懐に入れ放題、それを判っていて放任。上は上で
先の判らない年金資金等と言って自分達の都合のよい様に勝手に使い放題。ゲリンピア等必要もない箱物をあちこちに作り甘い汁を吸う。
よくまあこんな出鱈目を放つて居たものだと呆れる。
官業はこの様な弊害があるので、民営に移管するというが、実態は全然変わってない様に思えてならない。天下りの巣となり又頭の良い元高官が君臨する事になりはしないか。　何しろ監督する官庁は、自分が育て引き上げてやった、自分の元部下ですから。こんな構図が見えて来そうです。
この社保庁の不祥事の一端は我々国民にも責任がありそうです。
前の小泉内閣の時ばれそうになったが、何か誤魔化されてしまい、深く追求出来
なかった事よもや忘れてはいまい。あの時は野党も国民もこれまで非道いとは思ってなかった。　政治に無関心のつけはこの様にして襲いかかって来ると言う事を
思い知らされます。